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はからめ日記

あやちゅうちゅう、こやちゅうちゅう、にしきさらさら、ごよのさかずき、もってまいろうか、びびらびん

たびのおもいで。

2009-10-22 | 
旅の絵本 II(改訂版)安野光雅 福音館書店を見て、
フィレンツェのジョットの鐘楼からの景色を思い出し
ジス・イズ・ヴェニス ミロスラフ・サセック ブルース・インターアクションズを見て
サンマルコ広場の広さと無口なゴンドリエを思い出し
ジス・イズ・ローマ ミロスラフ・サセック ブルース・インターアクションズを見て、
日本とは形状が違う松の美しい松並木を思い出した。

また、いつか行きたいな。
イタリア。
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かぜはどこへいくの

2007-11-26 | 
かぜはどこへいくの
シャーロット・ゾロトウさく
ハワード・ノッツえ
まつおかきょうこ やく 偕成社
原書名WHEN THE WIND STOPS

「どうして?」の質問に
分かるようにちゃんと説明してくれるのって安心するよね。
でも、それって結構難しい。

どうして昼はおしまいになっちゃうの?
 それは、夜が始められるように。
 月や星が出て暗く静かになって、楽しい夢を見て眠れるように。

昼がおしまいになったら、お日さまはどこへ行っちゃうの?
 別のところで始まって、そこを照らす。

終わりにはならない。
どんなものも、別の場所で別の形で始まるだけ。
おしまいになるものなんて、何もない。

風は止んだら遠くへ行って、どこかでまた木を揺らす。
秋の終わりは冬の始まりで、冬の終わりは春の始まり。

読みながら、なんだか納得。

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くんちゃんとにじ

2007-11-06 | 
今日は、この絵本。

『くんちゃんとにじ』
 ドロシー・マリノ さく
 まさきるりこ やく
  ペンギン社

雨上がりに、
 「虹の根元には金の詰まったツボが埋まってて、
  虹が消える前に行かなくちゃ見つからない」
て話を聞いて家から鍋を持ち出して探しにいく くんちゃん。

「にじのねっこは あっちだよ」って
リスやウサギやシマリスは教えてくれるんだけど
「それは ただのおとぎばなしだよ」ってみんな最後に言うのよ。
それでも、くんちゃんは「きんの詰まったツボ」を探しに
虹の根元に向かうのね。

大きな木の所までたどり着くんだけど、既に虹は消えてたの。
残念がりつつ木に登ってみると、幹の大きな穴には…

「ぼく きんをみつけたよ!」
くんちゃんが見つけたのは、ハチミツ。
鍋に入れて持って帰って
虹の根元を教えてくれた動物たちと一緒に
お母さんが晩ごはんのために焼いてくれたホットケーキを食べる。

「くんちゃんがみつけたきんは、ほんとうのきんより ずっとねうちがあるね」

そう言えば、出掛ける前におとうさんから
「うちでは きんはいらないよ」って言われてた。
ハチミツ。
確かに値打ちあるね。
穴の中に何かを見つけた時は、
読みながら思わず「ニヤッ」としてしまいましたよ。(笑)


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木はいいなあ

2007-11-05 | 
木はいいなあ
ジャニス・メイ・ユードリイさく
マーク・シーモントえ
さいおんじさちこ やく
偕成社
 コルデコット賞

読みながら思う。
木っていいよね。心落ち着くし。
木がいっぱいの森もいいし、1本だけ立ってるのもいいよね。

「木のある生活」をいろいろ想像しちゃう。
私だったら、どうしようかなぁ…
木陰で読書か、寝転がって木漏れ日を眺める。
枝に吊るしたブランコも乗りたい。

並木道の散歩もいいね。
落ち葉踏みしめて。

あー、本当に木っていいよね。
A TREE IS NICE ←原書名
そんな感じ。

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3冊

2007-06-18 | 
今日はお休みでした。
昨日の業務日報をまだ書いてなかったので、
気分転換をかねて出掛けた先のタリーズで書きました。
(その日のうちに書けよ!って感じなんですけどね…)

昨日のことなのに、何があったかなかなか思い出せず
書き上がるまでに1時間くらい掛かってしまった。
そんなに書く項目が多い訳じゃなく、私が思い出せないだけ…

その後、久々に本屋さんに行って買ったのが この3冊。
21世紀少年 上
CasaBRUTUS
日経Kids+

20世紀少年は全巻買い続けてるんだけど、最近新刊チェックしてなかったら
21世紀少年なるものが出てて即買い。
全巻買い揃えてあるわりには、全然読んでないかも…(苦笑)
それじゃあダメだと思って、今日はすぐに読みました。

あとの2冊は、衝動買い。
中も見ず、特集の文字だけで購入。

以前働いてた職場には建築の資料(工学系全般かな)がたくさんあって、
それ以来建築関係に少し興味があります。
きれいな写真がいっぱいで、案外面白いんですよ。

1/4くらい読んでみたんだけど、
結構読みごたえがあってじっくり読みたい1冊かも。
読み終わったら、実物を見に行きたくなってしまいそう。

日経Kids+は、
「100冊の本」という言葉に引かれました。
私、ブックリストにはすぐ反応するんですよ。
こういう特集が組まれてたりすると、すごく気になるんです。
100冊。
読みたいなぁ。。。

なんて、今日は心のままに3冊買いました。
本当は、読むべきものは他にたくさんあって…
仕事の資料が最優先のはず。
そっちは、なかなか読み進まず…
読んでも頭に入らないし、まとまらないし…
困ったねぇ…
コメント (4)
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よくばりすぎたねこ

2006-06-23 | 
今日は、この本。

『よくばりすぎたねこ』
 さとうわきこ 作・絵
  PHP研究所

大好物とか美味しいものが増えたら
どんなにもウレシイか

ねこがヒヨコを食べてしまおうと、エサをまいて誘き寄せ中。

捕まえたら、大きくしてから食べよう!
いや、
卵を産むまで待とう!
そしたら卵と鳥の丸焼き両方食べれる!
いや、
もうちょっと待っったら、もっと卵を産んでヒヨコがたくさん!
いや、待て待て

こんな調子で「待て待て」とヒヨコを育てていくんだけど
一向に卵を産んでくれない。

成長した鳥は、ある日羽をバタバさせると飛んでいってしまった…。
育ててたヒヨコは、カモのヒヨコだったのよ。(苦笑)

タイトル通りに、欲張っていくネコ。
ページをめくる毎に
「いや、まて まて」と考えをめぐらせる様子が
描かれてないヨダレまで見えてしまいそうなくらいの企み顔。
たくさん増えると思ったのになぁ~

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しってるねん

2006-05-16 | 
今日は、この本。

『しってるねん』
 文・いちかわけいこ 絵・長谷川義史
  アリス館

道で挨拶されて、「誰だったかなぁ?どこで会った人だっけ?」
なんて経験あるでしょ?

こんにちは。
商店街をアメをなめながら歩いてたら、
めがねを掛けた女の人があいさつしてきた。

あれ?このひと だれやった?
まえに あったこと あんねんなぁ。
けど、どこの だれやったか おもいだせへん。
えーと、ラーメン屋の隣の…

薬屋のおばちゃん?
 違う
その隣の花屋のおばちゃん? 
 違う。
その隣の魚屋のおばちゃん? 
 違う。
その隣のパン屋のおばちゃん? 
 違う。
その隣のたこ焼き屋のおばちゃん? 
 違う。年取りすぎやがな!
その隣の八百屋のおばちゃん? 
 違う。うちのおかんや!

思い浮かぶ近所の人ではないみたい。
アメをなめながら頭を掻いて考えても思い出せない。
絶対知ってる人のはずなのに。

ほんまに どこの ひとやろう?

八百屋の前で、おかんに
「はぁ いたいのに あまいもんたべて どないすんねん」
って言われて、痛くなった虫歯を見せに歯医者行ったら…

あっ!
なんや はいしゃの せんせいやったんかあ。

長谷川義史の絵は、細かい所も楽しめるから好き。
薬局の商品のPOPに「そこそこ ききます」って書いてあったり
魚屋さんではタコが墨を吐いてたり。
主人公が大阪弁っていうのも、
商店街の賑やかな絵と合ってさらに楽しいのかもね。
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わがまま いもうと

2006-02-10 | 
今日は、この本。

『わがまま いもうと』
 ねじめ正一 ぶん 村上康成 え
  教育画劇

扁桃腺が腫れて寝ている妹。
「アイスが食べたい」って言うから。
はれぼったい目を、しばしばさせて言うから。
兄ちゃん、妹がかわいく思えて100円握りしめてお菓子屋さんに走る!

バニラアイスを買って帰って、妹に渡すと
「イチゴ味がいいの」って。
そのまま寝てしまう妹が、もっとかわいく思えて。
買ってきたバニラアイスを食べながら
再びお菓子屋さんへ!

買ってもどる度に
「これじゃなくて、○○がいいの」と、わがままを言う妹。
そんな妹が、ますますかわいく思えて
また買いに行くお兄ちゃん。
買ってきた物を食べないんじゃ、勿体無いから
お兄ちゃんがそれを全部食べてね。
最後は、冷たいものでお腹を壊しながらも
妹の為にプリンを買いに行くお兄ちゃん。

最後のリクエスト、プリンを買って帰ったら…
「やっぱりバニラが食べたい」だって(苦笑)。

風邪の季節ですから。
なんか、こんなのわかるかも。
体調悪い時は甘えたいし、
周りは普段より自然と優しく接してる。

妹のわがままに、最後までキレずに買いに行く
このお兄ちゃんって偉い。
私には、無理かも。
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キウイじいさん

2005-12-21 | 
今日は、この絵本。

『キウイじいさん』
 渡辺茂男 ぶん 長新太 え
  クレヨンハウス

キウイ好きなじいさんが、庭にキウイの苗を1本植えた。
早く実がなって欲しいから
毎日水をやるけど実がならない。

次の年、1本じゃさみしいだろうと
もう1本苗を並べて植えたけどダメ。

あまりにも実がならないから
その次の年は、頭にきたから水をやらずに
大きな穴を掘って毎日生ゴミを埋めた。

そしたら、
キュイキュイとツルを伸ばし葉を茂らせて
花をたくさん咲かせて実が付いた!

家中キウイのツルや実でいっぱいで
じいさんがキウイの中を泳いでる。

葉の茂らせ方とか実の付き方の尋常さは、
「ありえねぇ~」って感じ。
でも、この「ありえねぇ~」が楽しい。

後からもう1本植えた苗や、頭に来たから埋めた生ゴミ。
知らぬ間に全てキウイの為になってた。

キュイキュイキュイと伸びる姿は、
爆発しているかのよう。
長新太、だーいすき!
コメント (2)
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親馬鹿子馬鹿

2005-11-26 | 
今日は、この本。

『親馬鹿子馬鹿』
 和田唱+誠/著
  講談社

和田誠が『家庭画報』1981年1月号から12月号に連載していたものを
再構成して出版された本。
和田くん、小さい時こんな絵を描いてたんだね…

和田誠の息子、TRICERATOPSの和田唱が5才くらいまでに描いた絵に
誠さんが親から(イラストレーター的?)見たコメントを付けた1冊。

息子の絵に誠さんが背景を加えた「親子合作」の絵もあり、
ほのぼのとしていて温かい。

男の子だから車や電車、
ヒーローものの絵もたくさん描いている。
当時、回転するものが好きだったようで、
扇風機・映写機・テープレコーダー・床屋の看板なども。

同じものばかり描いていても、描き始めた頃とその後では
時間とともに細部まで描くようになっていて
成長が見てとれる。
扇風機は電車やエレベーターのも描いていて、
網の形や羽の数まで細かく描いている。

両親が飲んでいるビールの缶の絵も面白い。
青いのが、レミさん。
赤いのが、誠さん。
赤い方には丸い点が2つ付いてるんだけど、
それはMärzen(メルツェン)のaに付いてる点なんだって。

この本が出版されたのが、1983年。
和田くんが折った、折り紙のピアノの写真も載っていて
鍵盤も鉛筆でちゃんと描いてある。

将来バンド組んで音楽やってるなんて、
想像できただろうか?

こんな風に、自分の絵が残されてるのって
ステキだな~と思った。
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