本田商店の蔵人と酒友と @ 和の料理 べんてん（姫路）

今年も恒例の会の時期がきた！
東京の仲良し先輩主催の「本田商店さんへの半斗瓶返しの会」

“商店” ていうと、小売店みたいな名前だけど、龍力 とか 米のささやき を醸している、姫路を代表する酒蔵の一つ。

なんで「商店」っていう蔵名なのかというと、単純に言えば、元が小売店だったから。
でも、なんで小売店が日本有数な酒蔵になったのか、ってことについては、とっても面白いエピソードがあるので、興味ある方は こちら（←私が書いた記事です。ちゃっかり宣伝）をご参照まで。


さて。
「半斗瓶返しの会」というのは、その名の通り、半斗瓶を返す会。

この時期になると毎年、先輩が半斗瓶に新しい本田商店さんのお酒を入れてもらう（＝買う）べく、わざわざ東京から空の半斗瓶を返しに、姫路は網干にある本田商店さんへいらっしゃる。

お酒をつめてもらった半斗瓶は、後日、先輩宅に送られ、そこでみんなで割り勘で飲む！というわけ。
私は神戸に引っ越してから先輩宅飲みには参加できなくなったけど、逆に姫路で先輩に会えるようになったわけです^^

しかも、ただ半斗瓶を返すだけじゃなく、蔵見学やランチ、夜飲みなど、1日で盛りだくさん。

息子が小さかった頃は、午前中の蔵見学とランチが終わったら帰らなきゃいけなかったけど、今回は昼間は息子のサッカーの試合があるので、その後は相方に任せて、夜からみんなと姫路のお店で合流することに。

というわけで、半斗瓶返しの会 夜ヴァージョン に初参加だーい！！

駅から見える姫路城、お昼の姿は何度も見てるけど、ライトアップされてるのは初めて。


向かったのは、和の料理 べんてん

東京から来た仲良し先輩のお2人、お久しぶりですー！！
神戸の地元の飲み友先輩も参戦^^

そして、蔵人のお二人と、社長になられた（もう2年前だけど）龍さんも、お久しぶりでーす！

社長の龍さんは、私と同い年。
でも、同い年って思えないような貫禄がやっぱりある。
一つの蔵の責任者として、背負うものは大きいんだろうな、ってすごい思う。
でも、やっぱり「あー同い年だな」って思う振る舞いもあったりして、ほんっと龍さんとのおしゃべりは楽しい^^


龍さんご指定のお店、べんてんさんは店内に生簀があったりして、良い雰囲気。
店主さんも、日本料理の料理人！という感じで、好感度高いです^^


だけど、メニューを見ると、とってもリーズナブルではないですか。



まずはお通し、菜の花と茶しめじのおひたし。

お出汁が優しくておいし〜い。

店主さんお任せで出してもらったお造り盛り合わせ。

鰆の幼魚さごし　釜石天然本マグロ　真鯛　北海うに　ひらめ。
この5種でイチキュッパだなんて！


日本酒は、もちろん 龍力ONLY！



ほたるいか酢味噌

富山県産が有名かもしれないけど、地元の兵庫県のホタルイカは、小ぶりで濃厚でおいしいのです🎵


宝津産 牡蠣酢  これも地元産。

兵庫の牡蠣っていうと、赤穂とか坂越が有名なんだけど、その少し姫路寄りにある 宝津は、本田商店さんがある網干のすぐ隣なのだ。


そして、兵庫県といったら ズワイガニ もね！

いい〜感じにふっくら蒸し上げられてます。


小だこ旨煮　

「小だこ」とは、いわゆる卵たっっぷり持ってる イイダコ。
わおー！卵がたっぷり🎵


宝津産牡蠣のフライ も。



この後は、気づいたら、野菜オンパレード。
さすが中年女子男子？！
（いや、社長除いて、蔵人のお二人は若いな（笑））

焼き空豆



セロリ浅漬け



ごぼう唐揚げ



れんこん天ぷら



焼き甘長とうがらし



食べながら、龍力を飲みながら、みんなと色々語る。
龍さん（左）と先輩（右）の仲良しショット。
いい感じー（笑）


まぁね、ただの飲み会って思われるかもしれないけど、まだ自由に飲み歩きに出られない私としては、すごい貴重なひと時。

お酒を飲んでるだけじゃなく、造っている人たちの想いを聞くと、そのお酒がより一層美味しく感じる。
そして、その場にいたみんなと一緒に「美味しい美味しい」って飲んだら、もっと美味しく感じる。
頭で飲むんじゃなくて、心で飲むのがとっても楽しいのだ。

蔵人の皆さま、ありがとうございます！
そして先輩方も！また一緒に飲みましょうねー！