ムスコの夏休みが もう!始まった…
うちの幼稚園、休みが長いよぅ〜〜〜(涙)。
でも!年長の今年は!
夏休みの最初に『お泊まり保育』があるのだ!
しかも相方もタイミングよく海外出張なのだ!
そんな絶好のチャンス、飲みに行かないわーけーがーぬわーぁい!!!(拳を振り上げてテンションMAX)
せっかくだから大阪まで飲みに行きたいなーと友達に声をかけて、友達が常連の日本酒の美味しい日本料理のお店に連れて行ってもらうことに。
淀屋橋にある 日本料理 華喜(はなき)さん!
ようやく来れました〜
1Fは大きな宴会場で、2Fは全て個室という、接待とか結納などのお祝い事にもピッタリの高級感ある日本料理店。
しかも、10月1日の 日本酒ゴーアラウンドにも出店 されていたりするくらい、店主さんは日本酒が好きだとか。
地酒メニューのこの幅広さと言ったら!「お燗でおすすめの日本酒」とかステキ
この他にも別紙に4枚ほどもある。
でも、店主の石田さんが「どんなのがお好みですか?」と聞いてくださって、「お燗が好きで、華やかな香りは控えめで、お米の旨味があるのが好きです」って言ったらば、その後はもう、どんどん料理にあるおすすめを色々持ってきてくれるという。
まずはチェイサー代わり(笑)に エビスビール を。(瓶ビールのみ)
最初の料理は じゅん菜と車海老 でちゅるちゅるっと爽やかに。
日本酒は、お燗はもちろん飲むけど、いつものように最初は冷たいオススメ日本酒をリクエストすると、こんな2本を持ってきてくださいました。
無窮天穏 天頂(てっぺん)と 無窮天穏 齋香(さけ)だー!嬉しい!
滅多にみられない天穏ではないですか。
お猪口もこんなにたくさん。1個選んだら「これ全部お好きなように使っていただいてけっこうですよ」と。
齋香をチョイスしたら「天頂もお味見してくださいね。」と出してくださるし、なんておもてなしごころのある方なんでしょう(涙)。
友達と2人で味わうから、無くなるペースも速くて、ちょうど次のお酒を…と思う頃に、また次のオススメを持ってきてくれる。
日高見 超辛口純米酒 に 早瀬浦 スズミサケ 久しぶりだ〜!
こんな風に石田さん自ら片口に注いで、色々お話ししてくださいます。
お造りは 石鯛 。
美味しい〜!ちょっと写真が欠けちゃったけど、無色透明の醤油がまた良い。
キレがあって塩分が高めなんだとか。
友達が日本酒と間違って飲もうとして「お醤油ですよ。」と突っ込まれるけど、
確かにこのお醤油でお酒が飲めますね(笑)。
次は 稚鮎の塩焼き たで酢 。
本当に小さくて、頭からがぶっといけるし、肝がまた美味しい!
たで酢につけて食べるのも良いけど、肝と塩が良い塩梅で、そこにミョウガをぽりぽり…う〜ん、旨い。
これはお燗が欲しくなります。
石田さんにお任せで 天狗舞 山廃純米大吟醸 。
温度がまた絶妙!熱すぎず、ふわっと口から鼻に抜けるお米の香りが柔らか〜い。
次は キンキの煮付け 。
料理にまた合わせて 宗玄 純酔無垢 。
そして 宗玄 純米雄町 無ろ過生原酒 も。
宗玄、どちらもバランスよくて美味しい〜!
少し熱めにして持ってきてくださったけど、冷めてきても美味しい〜!
このお酒キレと、煮付けの濃さがまた合う。
カネナカはよく見かけるけど 中島屋 熟成純米 はなかなか無い。
ふわ〜味わい深い〜。
熟成感あって、お米本来の甘みがあってもキレよくて、これは温めてこそ美味しい!ていう感じ。
お燗に入ると、どんどん飲むペースが上がるんだよなー(笑)。
まだまだお燗を出してくださいます。
次は 華喜さんのプライベートブランド!
辰泉 山廃特別純米 28BY 辰ラベルNo.3 無ろ過生原酒。
だんだんと濃ゆ〜い味わいになってきていて、、、石田さんわかっていらっしゃる〜。
料理もして、日本酒もピッタリのを選んでくれて、温度もちょうど良くて…すごいなぁ。
て思ったので、そう話したら
「いえいえ、料理はもう任せておりまして、私はお酒を飲みながら選んでおりますので、だんだん酔っ払ってくるんです」と。
そいえば確かにだんだんと顔が赤くなってる?!(笑)
ちなみに、お燗は錫の徳利だし、「お燗はやはり平盃がよいと思いまして…」と、上原先生の盃。
テーブルに色んな銘柄が並ぶと分からなくなってしまうからと、ラベルをラミネートしたものも用意してくれる。
ほんと、日本酒愛に満ちている…というか日本酒好きのツボを突いてきます。
料理の最後はお肉料理。
鴨タタキ だけど、生でも食べられるくらい新鮮なんだとか 。
ジュレも美味しいけど、マスタードのアクセントがうま〜い!
これに合わせて 辨天娘 槽搾り 荒走り 。
ここで辨天娘が出てきましたか〜
鴨はぜんぜん脂っぽくないんだけど、お肉の噛めば噛むほどじわじわ出てくる旨味に、荒走りのピチピチ&キレが良い感じにお口の中でマリアージュ…はぁ〜美味しくてしやわせ…
最後のデザートも石田さんならではのパフォーマンス。
バニラアイスにかけているのは…
玉川 Time Machine Vintage 。
「Time Machine」は江戸時代の製法で造っていて、しぼりたての段階ですでに琥珀色をしているんだそう。
その「Vintage」は3年間、瓶貯蔵…だからか、あま〜い!
でも嫌な甘ったるさはなくて、これがまたバニラアイスに合う〜〜。
くぅ…最後の最後まで、石田さんのおもてなしに感動しっぱなし。
「個室ってことは、あまり店主さんとはお話しできないかな〜」って最初は思ってたのだけど、いい意味で思いっきり裏切られました!
友達との “ママ友” 会話も楽しいし、石田さんもお酒を持ってくるたびに腰を落として、私の話をじっくり聞いてくれたり、色々お話しもしてくださって、久しぶりに「飲みながら話に盛り上がる」楽しさを満喫できたなぁ♪
それに、本当はコース料理のみだけど、この日は2軒ハシゴしたい…ということで、華喜さんの常連でもある友達の口添えで、「オリジナル!私たち向け飲兵衛ちょびちょびコース」にしていただいたんデス。
(だから通常コースはもっとボリュームあるはず)
友達にも大感謝!ありがとうー!!
【日本料理と地酒 華喜】
大阪府大阪市中央区高麗橋3-1-20
06-6203-1277
料理もお酒もいい感じ、ご主人も貸し切り状態でいい夜ですね。二軒目はどんなお店に行かれたのでしょうか?
…というはずだったのですが、
合宿中のムスコが熱を出したと連絡があり、
1軒で心配で帰ったのでした…(涙)
でも幼稚園に行ったらば、別室ですでに爆睡中、
何かあったらまた連絡が来るということで、
その日は寝ずに待機でした〜〜。
でも華喜さんだけでもとっても充実!
ここに行けただけでも大満足です。