まき子の酒

日本酒が好き。純米酒が好き。そんな飲兵衛が「母親」になってしまいました。今はムスコを飲兵衛へと英才教育中?!

店主と語るのが楽しい @ 日本酒バル 柿炭

2018-05-07 12:36:43 | 日本酒を飲む @ 西日本

神戸に来て間もない頃、友達いな〜い状態だった私に声をかけてくれて以来の “日本酒好きな先輩ママ友” から「一緒に行きたいお店があるんだ〜」とお誘いが!

オープンは17時からなのでムスコ連れになるけど、誘ってくれたからには行かなきゃー♪ たまには平日にムスコ夜更かし、相方の夕飯をサボるのもいいよねー?!

友達が連れて行ってくれたのは 日本酒バル 柿炭 

阪神の西宮駅から徒歩5分くらい、知らなかったら通りすがりそうな一角にある。


でも…「バル」って言うからにはカウンターメインだよなぁ〜…事前に友達から「ちびっこOK」って聞いてはいたけどホントに良いのかな?


中に入ると予想通り、カウンター数席のこぢんまりとしたお店で、個人的にはちょー好み〜〜。

優しそうな店主さんが一人で切り盛りしてるみたいで、「4歳児もいるんですが…」と聞くと「大丈夫ですよ。どうぞ〜」とニッコリ。わぁ〜笑顔が素敵なお兄さんです〜!


日本酒メニューは無いので、自分の好みやオススメを聞くスタイル。カウンターに置いてあるのはきっと冷や(常温)かお燗向けだろうな。冷蔵庫に入っているオススメのものは目の前にずらー!っと並べてくれます。

えーと、ムスコが食べている三色団子はお店のものではありませんー(汗)。



最初はあまり重くない方がいいな〜と思って、まずは 大辛口 秋鹿 を。

“辛口” っていう表現は年代によって、人によって、求めるものが変わるから本当に捉え方が難しい…私にとっての印象は “キレ” かなぁ〜。でもキレはあっても薄っぺらい味じゃなくて、お米の旨味はあって欲しい!この秋鹿はそんな旨味もある味わい。


おつまみメニューはカウンター内のボードに書かれているのだけど、これがまたぁ〜!飲兵衛のツボを突くものばかり。


「てきとーにつまみを出しましょうか?」と店主さんが言ってくれるので、お任せで♪

いくらより小粒だから、マスの卵おろし…かな?! そして ポテサラ 。嬉しいちょびちょび盛りなのだけど、さらにありがたいのは友達と私とそれぞれに小さな小皿で出してくれる。お皿洗い大変になるのに…なんて粋な計らい。。


“大注目” という 厚揚げチーズ も。


ムスコには食べやすそうな 豆腐そうめん …ってつもりで頼んだのだったけど、これも飲兵衛母たちのアテに(笑)。



2杯目は 安芸虎 純米吟醸 たれくち 。無濾過生酒だけどすっきりした味わいで料理を食べながらでも美味しく飲めます。



友達は、私も初めて見る ことのわ 。倉敷の酒蔵さんだとか。無濾過生原酒の限定直汲みで、ちょっと甘い味わい。


カウンターに並べられている常温のお酒も気になる。よく見ると、群馬泉 純米酒 があるではないですか!神戸に来てから思うのは、やっぱり関東や東北のお酒の種類が少ない…そりゃそうなんですけどね。なので、たまに見かけると飲みたくなっちゃう。


店内にはちらほらと 白鹿 という文字が見られる。地元「灘」の大企業とも言える酒蔵さんなのだけど、店主さんはそこで 20年間も杜氏をしていたんだそう!


なんで白鹿の杜氏になれたんですか?!
と聞いてみたら、なかなか面白いエピソードが!それはぜひ、お店で直接店主さんに聞いてみてください(笑)。

でも、どんな経緯であれ、どんな酒蔵さんとの出会いであれ、それがあったから今がある。お話を進めていると、今では日本人の日本酒離れをどうにかしたい…と真剣に考えてらっしゃって、そんなことを語り合うことができたりして、とっても楽し〜い!


ぶっちゃけ、白鹿のような灘の大手酒蔵さんってどういう想いでお酒を造っているんだろう?って思ってたけど…そうじゃないんだなぁ…というのが今回少しわかった。

“大手酒蔵” ってひとまとめにしちゃいがちだけど、その蔵の中にはたくさんの人たちが働いていて、みんなそれぞれ。日本酒に対する思いも一人一人それぞれ持ってる。

やっぱり私が興味のあるのは、そんな一人一人。柿炭で店主さんといっぱいお話しできてよかった!そして会話が白熱している間、ムスコの相手をしてくれた友達にも感謝です。久々に会えて色々話もできて、楽しい時間を過ごせました〜♪

【日本酒バル 柿炭】
兵庫県西宮市本町7-14
17:00~22:00
定休日:日曜日 

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4 コメント

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好きそう! (群青)
2018-05-07 22:51:11
柿炭って面白い名前だね!
俺は柿の渋で染めた服を気に入って着てるけど! 笑
群馬泉は良い!大好き。
大手の蔵人ではなく杜氏さんかー。どんな酒をつくってたのかな?坊はもっとガツンとしたものほしかったろうね! 笑
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■群青さん (まき子)
2018-05-07 23:52:31
「柿炭」っていう名前の由来、なかなか面白いですよ〜。
日本酒造りの工程で、滓を沈降させる(滓下げ)時に使う「柿渋」と、
炭ろ過に使われる「炭素」を合わせた造語だそうです。

ぶっちゃけ私は、おりがある方が日本酒らしくて良いなと思うし、
炭ろ過されて旨味もなくなっちゃったツンツルテンなお酒に魅力は感じないです(笑)。

でも、やっぱり1つの蔵で20年も杜氏をやられていた方のお話は面白くて、
好みの路線は違えど、目指しているのが「日本酒離れをなんとかしたい」ってところだったり…

もっと日本酒好きな幅広い人たちが一緒に協力して盛り上げられれば良いのに…と思ったりしました。
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Unknown (庄助)
2018-05-08 05:22:27
若はいい子でいられましたか?
お友達も子連れだったんでしょうか。

豆腐そうめんは干し豆腐でしたか?上にはとびっこ、
マスのこ、サケのこ、タラのこと酒のつまみにいいものそろってまいて日本酒すきにいいお店ですね。
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■庄助さん (まき子)
2018-05-08 08:32:15
友達のお子さんはもう高校生なので、
子連れは私だけでした。
でも他のお客さんも子供好きな女性ばかりで
みんなにちやほやされて良い子にしてましたよ〜。
カウンターのお店に慣れた4歳児って…(笑)。
しっかり食べられるようなものはないですが、
日本酒飲みながらちびちびつまみながら、
ゆったり過ごせます♪
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