久々に 「これが入院食だ！」

今までの3度の入院って、不妊治療、切迫早産、出産…って感じで、当時通ってた東京の某K大学病院でしか経験がない。

初めての入院食日記は 11日間の入院食をズラ〜り 並べ、2回目の時は1ヶ月以上の入院になったから「〜編」とかにまとめ たりした。（ちょー暇だったんだもん（笑））

でも、今回は神戸の個人病院だし、泌尿器科病院だし、たったの2泊3日。
特に結石は食事療法も大事だから、どんな 入院食 なのかな〜〜、とちょっと楽しみ。


入院棟の掲示板には 栄養科からのお知らせ ってことで、常食週間献立表 が貼ってある。

一日の総カロリーが、1,400〜2,000kcal に設定されている感じ。

でも、ここは総合病院のようなマンモスではなく病床も少ないからか、わりと個人の状況に合わせて食事内容を細かく変えてくれるみたい。

そう実感したのは、初日と2日目の夕飯の量の違い。

初日は13時から全身麻酔での手術で、意識が戻ったのが14時ごろ。
でも、全身麻酔の術後3時間は酸素マスクをつけて安静にしてないといけない。
（寝ながらスマホいじりくらいは大丈夫）

でも、酸素マスクが外れる17時までの間・・・

ぐぅ〜〜〜きゅぅ〜きゅるるるる・・・

は…腹が「何か食べたい」と申しておりまする〜〜（笑）
前日の21時からは水以外のものは口にしちゃダメだから、手術のタイミング的にしょうがないんだけど、朝昼なしで夕方…

いよいよ酸素マスクを外す時、看護師さんが「お腹すいた〜〜？」って聞いてくれるので、「めっちゃ空きました」って即答！

18時の夕食タイムに、私にも配膳されましたよ〜。
絶食から21時間ぶり！
さぁ食うぞー！私がこんだけガッツクのは珍しいぞ！
…っと、あれ…？　なんか少なくない？

おかずは　さわらの南部焼き　炒め煮　おろし和え
“ 716 kcal ” って書いてあるけど、そんなにあるようには見えない…
さわらは小さいし、野菜のおかずも2口で食べられちゃうような、ちょびっと盛り。


でも、翌日の夕飯は盛りっとキター！

鯖の生姜煮　かき玉汁　酢味噌和え 


鯖は肉厚で大きいのが2枚、添えてある野菜もいっぱい。
他のおかずもしっかり盛られていて、お米を半分残しても、お腹いっぱいになりました〜♪

やっぱ、前日は私が術後の夕飯だったから、その状況を考えて少なめにアレンジしてくれたんだろうな。
ちなみに、献立通りではなく「あまり食欲ないからおにぎりだけ」とか、そんなアレンジもできる…ということを、お隣さんと看護師さんとのやりとりで知りました。（盗み聞きw）


お昼ご飯を食べたのは、2日目の1回だけど、これもなかなかのボリューム。

鶏肉のカッテージチーズ焼き　洋風の炒り豆腐　甘藷のマッシュサラダ
甘藷って何？！…って調べてしまった。サツマイモのことでしたか。
全体的に黄色いけど（笑）、栄養バランスはちゃんと考えられてる、ってことで〜。


朝食は、基本的に 食パン　サラダ or スープ　缶フルーツ　牛乳　ってパターン。



うーん…味は悪くないのだけど、黄色いスープを黄色の器に入れると、やっぱちょっと食欲が減退しちゃうかも（汗）。
なんて言うのは贅沢か…。


入院中は安静にしてなきゃいけないから動かない…だから必要最小限のカロリーがあれば良いわけだけど、やっぱ、どんな質素な入院食でも何が出てくるのか楽しみなんだなぁ〜（私だけ？（笑））。

そんでもって、その楽しみを、「何が出てくるかな〜ワクワク〜♪」ってより楽しむために、廊下に貼ってある献立表は答え合わせにしか見なかったで〜す。


それにしても…

献立表をよく見ると、全体的にちゃ〜んとバランスよく、魚もお肉も組み込まれているのに、私が入院した時 “だけ” 、夕飯は見事に好物の青魚♪

相方に「おいしそ〜♪」って写メしたら「俺、ぜってー入院したくねぇ…」
（↑青魚大嫌いなヒトへの嫌がらせ（笑））