とにかく驚いた。
今我々が見ている夏井いつきさんからは想像できない、驚きの人生があった。
こんな番組があったとは知らなかったが、ある番組でこの毒舌先生を取り上げたのだ。
その内容は、驚きであったが、しかし、そういう人生だから今があるのかなとも思う。
二人の子供と病気の実母を抱えて離婚。こういう苦労話は世の中には結構あるが…。
この時、教師を辞めていて収入がないという状況で…
だが、俳句で食っていきますと啖呵を切って辞めているので俳句以外の仕事にはつくことが出来ず…
なんとか俳句でやって行こうと…
そこで、全身全霊で俳句に取り組んだそうだ。
俳句で稼ぐのは容易ではない。指導して報酬を得るとか、講演料をもらうとか…
次へつなげようと話術を磨き…。
この時の経験が今のあの誰もが感心するような添削と、はたまた胸のすくような毒舌へとつながっているかもしれない。
夏井さんは、新人の頃俳句の賞を総なめしている。とても才能のある俳人だ。
しかし、その頃は誰もそこまでは認めていなかった。
それをいち早く見抜いたのが現在のご主人。
今では、夏井先生のスケジュール管理と、プロデュースを一手に引き受けているらしい。
ある日の句会で、夏井先生が夫のことを詠んだ俳句。
本人はこれも見ても、自分もことを読んでいるとは分からなかったようだ。
オシャレには一切興味がない。俳句一筋。
自分のことを一番よく知っている人と今では二人三脚で歩んでいるという。
そういえば、笛吹市に講演に来た時手伝っている男性がいたが、あれがご主人だったのか…