梅さんのかわら版.umelog

笛吹市 シャインマスカット

七日&人日

2021-01-07 15:20:08 | 俳句&短歌

今日は正月の七日。人日ともいう。
七草粥を食べる風習があるが、これは正月料理にも飽き、
又、胃を休めるためと言われている。

・春夏秋冬の他に俳句には新年と言う季語がある。
1日から7日も新年の季語で、傍題は次のようになっている。

元旦 鶏日(けいじつ) 二日 狗日(くじつ)…狗は(いぬ) 
三日 猪日(ちょじつ) 四日洋日(ようじつ)
五日 牛日(ぎゅうじつ) 六日 馬日(ばじつ) 
七日 人日(じんじつ)

・鶏・犬・猪・羊・牛・馬の次に、
七日はようやっと人になっている。
これで、七日がなぜ人日かが分かる。

七草の俳句をいくつか挙げてみよう
・おとなしき七種の夜の義弟かな  廣瀬直人
廣瀬先生の義弟さんは、おとなしい人だったのか、
その夜は格別おとなしかったのか…想像が膨らむ。

・七草に喩ふればはこべらの妻  三森鉄治
三森さんは前回取り上げた俳人だ。
そうそう、以前取り上げた時のブログが見つかった
この句、何故はこべらの妻なのか…
(はこべらは 茎にたくさんの葉がつくことから、
繁栄の象徴として縁起物とされている)
なるほど、三森さんさすが!

人日の句から
・人日や獣舎に隣る飼育室   井上康明
・人日の母より受けし知恵幾つ ume (2018)
これはまだ井上先生に指導を受けていた時のumeさんの句
2点入った。講評もよかったような気がする。

今日は、七草粥を食べて、プレバト俳句もあるので、
ゆっくりテレビ鑑賞をしようかな…


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