
気になる句集があったので、読んでみた
この俳人の名前だけは知っていたが、詳しくはよく知らない人だ
2011年の春、初めての俳句講座に応募した
一年間かけて俳句を学ぼう|という壮大(?)というか、またとない企画だった
その講座をきっかけに俳句を始めたのだが
その先生が、白露主宰の廣瀬直人氏の夫人だったのだ
(その後、直人先生は病に倒れ、白露は終刊した)
この句集は、その先生のご子息の句集で
「里山」
あれから12年の歳月が過ぎ
12年間、ずっと先生の元で学ばせて頂いた
先生のことをよく知っているからこそ、気になる句集なのだ
石川啄木の歌に
「ふるさとの 訛 なまり なつかし/停車場の
人ごみの中に/そを聞きにゆく」
そを聞きにいく・・・そんな感じだろうか