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日々学んでいること、考えていること、いろいろとね。

ゲーム

2007-09-10 23:30:36 | 日記
最近はまっているゲームがある。


ジャンルで言えば、
アドベンチャーまたはノベルに分類されるものだ。


このジャンルのゲームでは、
プレイヤーは基本的に映像とBGMに重ねられた文章を読んでいくだけ、
そのまま本のように一つの結末だけに辿りつくものもあれば、
時折登場人物の行動を複数の選択肢の中から選び、
それによって幾つか違った終わりを見せるものもある。


前者を「一本道」などといった表現をしたりするが、
製品、すなわち売り物としてそのような体裁をとっている物は少ないと思われる。

なぜなら一つの物語が異なる側面を見せることが
ゲームとしての読み物の最大の特徴であり、
読書することと一線をなすものであるからだ。

では「一本道」のノベルゲームはどのようなところで
お目にかかるかというと、
いわゆるフリーゲーム、
インターネットを経由して無料で遊べるものの中で、
ノベルというジャンルを探せばたくさん出てくる。

このノベルやアドベンチャーというジャンルが、
RPGやアクションに続いて私の好きなジャンルに
分類されるようになったのも、
この「一本道」というものの存在が大きい。



読書が好きかと問われれば、
まず間違いなく好きだと答える。


しかし、好きな作家さんがいるとか、
月に何冊も読むとかそのようなものではない。

むしろ全く読書をしない月もあるくらいだ。


なぜだろうか、
読書よりゲームをしたいという欲求が強いだけかもしれないが、
時間がたっぷりあるこの時期でさえ、
特別本屋に足を運ぼうという気は起こらない。


そんな中、気軽に遊べるフリーゲームを探索中、
気まぐれで手をつけたノベルというジャンル、
「一本道」ならば、読み終えるのに長くても何時間も要さなさい。


その手軽さが良かったのか、
フリーゲームを紹介しているサイトで
ひたすらノベルというジャンルに手をつけていった時期があった。


このノベルやアドベンチャーというジャンルに限ったことではないが、
私がゲームで「おもしろい」と感じるところのひとつに、
いろいろな世界、体験を垣間見れるという点がある。


その想像上の世界や登場人物の行動や発言に、
こんな考え方や見方があったのかと驚いたり、
実世界では出くわすことのない出会いや別れを見て感動したり、
そういったところ。


かなり強引な解釈だが、

人間がどのように思考しているのかを私は知らない、
けれど、白い部分はどう頑張っても色を変えられない、
生まれたときが真っ白だとすれば、外からの影響で染められていき、
内から染めるのはそのもらった色を混ぜあわせて行うのだと思う。

つまりは、与えられた色とその混ぜ合わせでつくれない色は、
どう頑張っても自分の思考には浮かんでこないのだ。

日常生活のなかでは得られない色がたくさんある、
それらは元来必要ないものかもしれないが、
そういった色を認識させてくれるのが私にとってゲームなのだ。

私はボーっと物思いに耽るのは結構好きで、
妄想なんて頻繁に行われれる。

そんな私でさえ、どうして、
世界にはモンスターがいて、それらをどんなからくりか
現代科学ではつくれないようなボールで捕獲し、
育て、最強や図鑑のコンプリートを目指すといった妄想ができようか。


今はその色を知っているからこそそれに近い発想だってできるだけだ。


また、例え色を知っていたとしても混ぜ方がわからない場合の方が多い。

ゲームの例から外れるが、

小中学校で四則演算や方程式を学び、

鉛筆を5本と消しゴム3つで650円、
鉛筆を3本と消しゴム8つで700円、
さて、鉛筆と消しゴムの値段はそれぞれいくらでしょう?

といった問題にいきなり答えられるだろうか?

上の問題は連立方程式の単元に分類されるだろうが、
その連立方程式について何も知らないのなら、
きっとそれに必要な操作はできるのに手順は思いつかないだろう。

だから例題といったものがあり、先生が教えてくれ、
私たちはそれに倣うのだ。

足し算・引き算・掛け算・割り算や方程式を解くといった思考を混ぜ合わせて、
連立方程式を解くという色を作り上げるのだ。


話を戻すと、ノベルというジャンルのゲームは他のものより、
そういった自分にない色を感じることが多いのだ。

だからおもしろい。


ただいまはまっているゲーム「Fate」

塾生から話を聞いて手をつけてみたのだが、
今夜もまた、私にいろんな色をみせてくれそうだ。


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