~の 代わり

趣味卍解!ジャンプは只今『鬼滅の刃』長男推しで応援中。※BLEACH二次小説(イチルキ)はPW付、まずは『初見必読』を

劇場版 ガンダムOO

2010-09-23 | アニメ&漫画感想
※ ワタシのガンダム歴はファースト・Z・ZZ そして時は流れて・・・OO ちょっと間抜けてます。劇場版のネタバレになります。




劇場版で完結なんですね。
ちなみに1回しか見てませんし、テレビシリーズから随分間があるので、キャラ出てもパッと名前が思いつかない小鳥の脳みそ・・・

冒頭、いきなりファースト時代に懐かしさを感じるヤツが出て、おまけにキンピカのMSにちょっとテンション高い人キター(誰!?)、おまけになんだか刹那?いやなんか違うけどソレスタルビーイング名乗ってるし、ガンダムって言ってるし、なんだかせっちゃんテンション高くない?おまけに何だこの合体ビーム技は・・・って、だれ!?ガンダムマイスターってこんなだったっけ!?ドアップで叫ぶ刹那、ワタシの知ってるせっちゃんじゃなーい!!

と、思ったら、ホントに偽者だった。疲れた。

↑ 劇中劇というか、あの戦争を映画化した作品だった模様です。
作り方がね。この劇中劇の前に、ちゃんとマイスターさん達の現況が流れたので、そのままの流れでてっきり・・・イヤ、すっかり騙されました。

で、沙慈クンはコレ見ていた訳ですが、こんなに美化された話じゃなかったと友人に話ししてましたね。
ついでに『ボクは居なかった』とも言ってましたが(笑)

どうやらルイスは後遺症の為、長期療養をしているみたいです。
それでも二人の指に填められたペアのリングが今の二人の絆の深さを物語っています。
なんだかホッとした。

お話・・・あまり細かくレビューしても何ですので(っていうか、細かく覚えてない小鳥の脳みそ)
見ながら心の中で突っ込みを入れた事でも少々。

みなさん、いい感じの2年後をお過ごしのようです。が、せっちゃんは目覚めちゃってるからでしょうか?感情があまり表に現れず、全編通してほぼムッツリしてましたね。

髪型変わったりと女性陣の華やかさは変わりませんが、スメラギさんの横からの画に、思わず『下っ腹が出てる!』と共感したのはワタシです。
皆さん大人になった所為か無駄な露出は無いですが、トリニティ兄妹のネーナに激似のミーナって、やっぱり彼女に関係してるの?というか・・・お色気担当。(たじたじのビリーさんに注目)

巡礼の旅を続けているというアレルヤ&マリーですが、この二人も見ていてホッとする。
&ちゃっかり専用機が二人乗りという、なんとも恵まれたカップル。

カップルといえば・・・忘れてはならない、マネキンさん&コーラサワー。しかしカップリング表記もマネキンさんが先。
ちなみにこの二人って結婚してましたよね?
ああ・・・マネキンさんが『デレる』の・・・見たかったなあ。
ちなみにマネキンさん宅はそれは大きなお屋敷で、お部屋もそれは豪華!なのですが、そばにソファーがあるにも係らず、テーブル(座卓と言ってしまえ)の前にちょこんと座ってPCいじったりしてます彼女。きっと正座。
まるでお約束!のようなナイトキャップを被ったパジャマ姿のコーラさんにも注目です。
ちなみに、ラストは・・・全くもって『彼らしい!』に尽きます。

新キャラ、それもマイスターに並んでキャラ紹介されていたデカルトさん。彼の見所はやっぱり初めの出撃、見事木星から戻ってきた調査艇を爆破したあたり・・・か?
物凄くキーマンかと思っていたら、割りとあっさり・・・でしたね。
マイスター達と接触あったっけ?純粋なイノベーターなのでしょう?もう少し出番があっても良かったような。

しかし・・・地球外生命体というので、どんなヤツかと思ったら、あんなヤツだったなんて。
真っ先に思い出した、『トランス○ォーマー』(笑)
後だしじゃんけんはどうしても言われると思います (マク○スFとか)が、ガンダムの歴史としては確かに画期的なの?
というか、固定されつつある『ガンダム』観の、来たるべき次の世界への対話が必要な時なのかもしれませんね。
しかし、木星からの帰還というと、どうしてもZ辺りでご活躍されたシロッコさんを思い出します。(ホラ、この既製概念を駆逐しなければ・・・!)

戦闘シーンですが・・・無数のアレが鰯の群れのように画面を駆け回るので、目が・・・目が疲れた。って、目で追うとかなり疲れるので止めましょう(笑)
ラストはもちろんですが、ワタシ的にはアレ達に初接触してちょっとバグった刹那を皆で助ける辺りが、戦況目まぐるしくて好きかも。
それに怒涛の金属化、止められない恐怖と、いつもだったら被弾→閃光→ホワイトアウトで退場 というパターンが多い中、リアルに侵食されていく様子がいつもと違ってちょっと怖かったです。

そう、戦闘シーンで外せないのはMr.ブシドー改めグラハムさん。彼の人生の集大成をココに!と言わんばかりのご活躍ぶりでした。最後までかっこ良い台詞で〆てくれた彼は流石です。
主人公が達観しちゃって冷めている風だっただけに、熱さが良かった。

熱いといえば、ロックオンの兄貴も相変わらずイイ仕事しますね。
乱れ撃ってくれました。
彼の中の物語がもう終了している所為か、ほぼ戦闘要員でちょっと寂しかった。

散っていったあの方達も、フェルトもバグった刹那を助ける為に頑張ってくれました。
懐かしい顔が見られますぞ。
そんな彼らに引っ張られるように、そして未だ自分達の戦いを続ける彼らを見詰めて、せっちゃんは帰ってきてくれました。
フェルトの気持ちは結果的には成就しませんでしたが、もう相手が『達観』しちゃった別次元の人、もうフェルトの台詞のまんま『大きい愛を持つ人』ですからね。フェルトのこれからに幸多かれと祈らずにはいられません。
しかし、フェルトの戦闘外の台詞の8割は、『・・・刹那』だったような。

ラスト・ミッション。
刹那クンの為のガンダムOOクアンタ。対話が目的なだけに、あまり表立っての戦闘シーンが少なかったのが残念かと。アレで是非『対MS戦』を見たかった。
まるで小さな妖精サンのようなティエリアが可愛いです。誰得なホログラム化。
刹那&ティエリアが見た(感じた)彼らの歴史、ありがちな展開というか理由だった訳です。どっかで聞いた話と思いますが、侵略が目的で無いのならそんな理由が一番妥当かと。
相互理解が出来た刹那クンは、その理解の証拠にと、彼らの母星へと行っちゃう訳ですね。

世界が『戦いからの恐怖』で、見せかけの平和を保ちつつ、更なる団結が必要となるにはやはり 対地球という 『敵』が必要だった訳で。
ただ、その解決方法が『戦い』ではなく、『解り合う』事だったというのがイオリアの意図する事だったと。

そして時は流れて・・・外宇宙用の船の名前が『スメラギ』だったり、イノベーターが人類の4割いっちゃってたり、その選抜クルーの中に、ちゃっかりメガネな彼が居たり。初めて金属化されちゃってた女の子も無事だったり。

ラストは、おばあちゃんになっちゃったマリナさんの元をメタル化しちゃった刹那クンがやってくる、訳ですが・・・
刹那クンの長い長い旅の終着をここで見たような気がします。
彼はこの為、あの言葉を言う為に頑張って来たのだなあ。(勿論、マリナさんも頑張ってきたと思います)

ラストカットのガンダムの変貌が本当にこの戦いは『終えられた』のだなと感じるには充分だったものではないかと。


賛否はあると思いますが、どんな形でも『受け容れよう』と思ってましたので、とりあえずは作中の全てのキャラ達と、作ってくれたスタッフの皆様にお疲れ様でしたという言葉でレビューを締めたいと思います。


ただ・・・コレ8歳のムスメには無理だね。一人で行って正解だった。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。