つるりんはともかく、バズビーさんのように無茶に髪剃ってる人って、その人の真の生え際が解りませんよね。恋次クンとかもさ。
とりあえず、一コマ目のバズビーさんのうなじが妙に『にくにくしく』て、目が離せませんでした(笑)
横取り蒼都(ファントゥ)さんは、なんと手土産持参……そのマントの下からゴトリ(嫌な音だなあ)と落ちてきたのは、乱菊サンその人。
先週私が乱菊サンどこよ!?と探しておりましたが、なんともう滅却師の手に落ちていたとは……涙。
『鋼鉄(ジ・アイアン)』のファントゥ、共に生きたものとは共に死すべきを流儀にされていらっしゃるそうで。
白ちゃんの前で卍解を披露する彼曰く、コレも白ちゃんと共に生きたものだが、君が死んだ後も(卍解を)生き永らえさせてしまう事を心の底から申し訳なく思っているそうです(空々しい!)
The Fundamental Virulence
で、場面はいったんマユリ様のところへ。
浦原さんの声だけ登場!ですが、この浦原さんてば先週さも明朗解析な『卍解を取り戻す』なんて言ってたんですが、正確には滅却師の卍解奪掠の原理の弱点を解明した→弱点利用して卍解取られないようにする→更には奪われた卍解を取りもどす。
事ができるだろう。
だってさ!
そんな浦原さんの一条の光ともいえるようなこの通信を、自分の服に無断で(通信装置を)付けた事は万死に値すると、通信をきろうとするマユリ様。
切らないで~!と焦る浦原さんの声ですが、次の瞬間、マユリ様の背後に『なんちゃって』と穿界門を開けてでてきちゃいました。
おちゃめ。
協力を願う浦原さんに、案の定拒否るマユリ様。
技術開発局は無力化されたと言い訳するも、そこがあるじゃないですかと、マユリ様の研究室を指差す浦原さん。
息を吹き返すように働き出す技術局の面々。
隊長&副隊長の位置を特定しようと頑張ります。
そんな中、浦原サンがマユリ様に見せたのは、『侵影薬』
卍解奪掠を阻止できる薬のようです。
何かヒントがココにあると、浦原サンは虚圏に残った訳ですが、破面の『刀剣解放』は魂魄の力を刀の形に収めていたものを解放する、いわば卍解とほぼ同質。
なのに、滅却師は刀剣解放を奪わなかった。
これは、刀剣解放を奪えなかったか、或いは奪う事が滅却師にとってデメリットになるからだと思われる。
ただ、卍解とほぼ同質の刀剣解放を奪えなかったとは考え難い、ならばデメリットがあると考えるのが妥当。
ようやく繋がった天廷空羅を使って、浦原サンが隊長達に呼びかけます。と、同時にその侵影薬を転送。
まずはそれに触れてみて下さいと語りかける浦原さんに答えるように、白ちゃんがそれに触れます。触れた所から吸収されて、魂魄の内側まで浸透するらしい。
そして、滅却師の虚に対する徹底した敵意に関して、マユリ様が唱えます。
敵意は思想の違いから生まれる。が、意志も思想も持たない相手(虚)に対して憎み続けられる滅却師は、虚が自分達に対して生命の危機をもたらすものとして、根源的な恐怖を持っているから(徹底した敵意を持てる)と。
これに是と続ける浦原サンは、滅却師は虚に対して全く『抗体』を持たない種族と説明。
虚の全ては滅却師にとって『毒』そのもので、霊力が弱体化して最終的には魂魄が崩壊、死に至ると。
死神のように虚化という道すら残っていないと。
ならば。
死神がわずかばかりの虚の力を吸収し、それをもって卍解を一瞬だけ『虚化』させれば、卍解は(それを奪った滅却師にとって)あっというまに『毒』となる。
その言葉の通り、大紅蓮氷輪丸を身に着けていたファントゥの氷の翼が、崩壊を始めます。
これが、その作用という訳か?
で、次回。
もうね、浦原サンがちゃっちゃとまとめに入っちゃいました(笑)
虚圏でどうやってー!?あのメダリオンは?遺跡は?そんなの虚圏の砂のようにサラサラと流されましたとも。
チャドはどこ?織姫どこ?グリ様は!?
(まあ、この段階でグリ様出てきたら話がややこしくなるから仕方アリマセン)
研究者同士で語りあっちゃう浦原サンとマユリ様。マユリ様も実は卍解を取り戻すなんて事、結構イイ線まで研究すすんでいたのかもしれません。
それに、浦原サンが虚圏で見たという卍解奪掠のヒント、一護の事かと思いました(それもあると思いますが)
それまでは、一護の卍解が奪われなかった理由に『まだ研究され尽くされてなかったから』という事があげられていたと思うのですけど(所謂出来立て卍解)あれは、一護の卍解は虚の力もあるから奪えなかったんですな。
ここにきて、死神と虚と滅却師というトライアングルの力関係が整ったという事ですか。
そして、この滅却師に虚は毒。という事実が明らかになればなるほど、石田クンの存在がクローズアップされる訳かと。
何せ、毒だらけの虚圏であんだけ戦って、一護の(虚の力を含む)斬月にぶっさされても魂魄消滅しなかった訳なんですから。
純粋なものはえてしてとても脆い。純血の滅却師が白さを誇るというのなら、そこに黒が少しでも混じる事は即ち死と。
石田クンのバックボーンがもしかしたらもうちょっと掘り下げられる場面が来るのかもしれません。
まあ、こんなに簡単に卍解が取り戻せる……とは思いませんが。
というか、卍解だけに頼らない戦いを見られるのかと思っていたんですけどね、さてさて。
とりあえず、乱菊さんがご存命でありますように。