~の 代わり

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BLEACH 530 ウソが下手すぎ……なのはどっち?

2013-03-18 | BLEACH(WJ)感想

過去編って、ある意味もう結末を知ってるから、どんな展開でも平気かと思いきや、やっぱりときめく物にはときめくねえ。


という訳で、過去に遡ってのお話の続き。
鳴木市に無事ついた一心さんは、隊士から『雨が降った時に事件が起きている』という事を知ります。
で、どうやらその雨が降りそうな予感。隊士2名にはさり気無く『自分が出る』という事を伝える一心。
さてさて。


Everything But the Rain op.3 "Dark of the Moon"


そしてお隣の空座町、この一心登場の約14分後(6月4日20:36分)、とある大きなお屋敷で、何やらディナーの真っ最中?
若かりし頃の真咲さんが、石田家の奥様から何やらお小言。
チクチクいじめる……かと思いきや、なかなかなヒス。どうやら随分と虫の居所が悪いようです。

先代が亡くなり兄弟も無し、黒崎家の最後の一人になった真咲を同じ滅却師のよしみで養っているという事が判明。
学校も通わせてもらっているみたいですね、がしかし石田家の奥様は真咲が『聖練』(まあ、何か滅却師の練習みたいなヤツ?)がなかなか上手くいかないようで、ご立腹のようです。

お小言が続きそうな奥様を嗜めたのは、出ました!若かりし頃の竜弦さん。
白い、白い雨竜クンですな!
そして彼のお父上はご健在のよう、そして大変お忙しいよう、それが奥様のイライラの元だったりする模様。
そして、そんな母を許して欲しいと請う竜弦に、何も怒っていない、大体竜ちゃんが気にする事じゃないと笑う真咲。
エビのグラタン美味しかった!とはしゃぐ真咲を見送る竜弦に、メイドの片桐さんが夕食の準備が出来ましたと声をかけてきます。

そんな片桐さんに、真咲さんの事を語る竜弦さん。
どうやら、竜弦さんにとって、片桐さんは心の内を語れる相手のようです。
自分の母が滅却師としての石田家の純血を守るために、それだけの為に真咲を迎え入れようとしている事を、真咲は知っている。
そして、その真咲が自分との結婚を喜ぶだろうかと。

その家や滅却師を越えた、真咲の心を思い遣る竜弦に、片桐は(竜弦は)優しいです、その優しさだけで真咲は喜ぶだろうと答えます。
が、それに対して竜弦は自分はそういうものじゃないと、真咲も喜んでこそ、滅却師の未来に目を向けることができないから、彼女を喜ばせたいだけと語る竜弦。

そして、その竜弦をじっと見つめる片桐。


そして、その夜。
ついに雨が降ってきました。
一心に追われた隊員は、此処で帰れば罰則ものだととりあえず様子をみているようです。
一方の一心は、その『敵』が死神を狙っている事から、死神自体が狙われているか高い霊圧に引かれているかのどちらかだろうと、自分の霊圧を高めて『敵』を釣る事に。
が、それに反応したのは隊員でしたが、その刹那、何者かにやられてしまう隊員達。
霊圧の大きさに反応はしなかった!と悔やみ隊員達の元へ行こうとする一心の背後に、何かが現れます。
振り返る一心が見たものは、腕はまるで刃物、そして胸には大きな穴を持った、仮面を被った異形の男の姿でした。

で、次回。





はい。
竜弦さんと真咲さんの関係が一気に明白になりました~。
親が血筋の為に誂えた所謂政略結婚、を見据えたまあ、多分結婚しなきゃだよね~という『決められた』関係でした。
今思うと、まずは真咲さんのほうが黒崎姓で、竜弦さんが一心を『黒崎』呼びしなかった事、そしてあの険悪?な関係をみれば、こんな過去もあって当然かと。
というか、どこの少女漫画設定ですか。
竜弦さんは、真咲さんの事は少なくとも『憎からず』想っているかと。真咲さんも自分の立場を充分に理解はしていると思います。
で、そんな家や血筋のしがらみのある二人の間を、少なくとも種族的に因縁のある一心が入り込み、あまつさえ真咲を攫って行くとな!
いやあ、結果が解っているだけに、なんだかもう地団駄踏みたくなりますね、萌えローリングです。

ただ、真咲さんって絶対自分を隠してる。無理してる。
食いしん坊で明るくて、ちょっと天然入っている真咲さんは、一護が語るようなそして回想に出てくるような母親とはちょっと違って感じますね。まあ、一護から見た真咲はあくまでも母親なので、違っているように感じるのかもしれませんが、それにしても石田家に居る真咲さんは独りでぬいぐるみを抱きしめ、孤独に耐える姿もあったように、きっと自分を偽って生活していたのかもしれません。
それにしても、真咲さん……お肉は一口大に切ってからお口に運びましょう(笑)
それから、真咲さんのお父上(憐じいちゃん?)ってやはり戦いで命を落としたんでしょうかね。彼女がこうして黒崎家の最後の一人になってしまった背景も、なにやら嗅ぎだせばあるかもしれないです。

そして竜弦さん、雨竜クンの白いバージョンですな。そっくりですな。
メイドの片桐さんは絶対坊ちゃまラブですね、落ち着いた物静かな女性ですが、竜弦さんをしっかり見てますし、竜弦さんもある程度は心を開いているようだし。
きっと一連の事件の後、片桐さんが石田クンのお母さん……って事になりそうですけど、石田クンの口ぶりからは母親の事で竜弦を酷く恨んでいるみたいですし、この後に夫婦となるであろう二人にも、何やら悲しい事件が起こりそうです。

そして、忘れちゃいけない、この事件の発端。
ラストに出てきた謎の人物(人かどうかも解らないけど)、アニブリの刀獣ってヤツに居そう。死神図鑑でジェントルマン(雀部さん)に退治されたイカ型の刀獣を思い出しました。
両腕は刃。胸を穿つは大きな穴。そして何よりその顔は一護の初期の仮面にそっくりだったり、完全虚化の時の角っぽかったり。
この異形の何かが藍染の作った虚とやらでしょうか、舞台といい、前章における虚と人間との間の意外な影響、そして藍染の狙う死神の虚化と、その為の材料が、この二つの街で集められているような気がしてなりません。

きっと全ては雨の中で始まり、そして終わるような気がします。




それにしても……滅却師って意外に沢山……居るもんだ。



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2 コメント

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Unknown (ないんちぇ)
2013-03-29 00:21:59
こんにちは、ご無沙汰しています。
というかたまーにコメントするくらいなので覚えていてもらってないかもしれませんが。
一心×真咲過去編始まりましたね。真咲さんの扉絵を見て、石田家居候を見て、師匠の中には幸せな家庭をもってるキャラっていないのね。というのが一番の感想でした。(だからこそ一心、真咲夫婦は幸せな家庭を築くんでしょうがね。)真咲さんなんか織姫とかぶってない?
このかぶりが、男はみんなマザコン→母親に似た人を選ぶ→織姫!?的な恐ろしい想像をしていました。
いやん、イチルキですよね。つまんないコメントですみません。またお邪魔しますね。
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ないんちぇ様へ (rei-u)
2013-03-30 23:17:08
こんにちは!ようこそお出でくださいました、勿論覚えておりますですよ(^∇^)

ブリチって円満家族ってホントに皆無で。師匠の家族観に一体何が?と思っていた事ありましたねえ・・・

ないんちぇさんの恐ろしい想像、勿論脳裏を掠めましたよ。でも置かれている境遇的なものはどこかの朽木家を彷彿とさせたりも。
いつかの乱菊さんのように今の一護にはルキアも織姫も必要と師匠も考えているのなら、なるほどどちらにも似ているのかなと。
ただ、今回までの真咲さんって、本性でないと思うので、このまま過去編ロマンスを堪能していきたいと思ってます。
コメント嬉しいですよ!!また遊びに来て下さい~o(^▽^)o
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