なかなかジャンプ買えなくて焦ったわあ～。
という訳で、合併号ですね。来週はお休み、次が待ち遠しくなっちゃう今回は……
シンクロ好きよね、師匠。
この一言に尽きます。
深遠の穴を静かに堕ちて行く真咲さん。どうやら自身の精神世界のようですが、そこに待ち受けるのは、ホワイトさん。
彼女はこのまま……！？
"Defenders"
浦原商店にやってきた一行、ここで一心が聞いたのは追放の身である浦原喜助の名。
どうやら一心は名前とその身の結末に関しては知っている模様。ただ、四十六室がどんな罪名を被せているかは解らないのですけどね。
そして浦原が告げる事実は、一心と竜弦にとって信じ難いものでした。
『真咲サンは二度と元には戻りません』
真咲はやはり『虚化』していました。そしてこれは本来死神の魂魄を強化するもので、おまけに制御不能の技術だった。
その技術を本来の目的外である滅却師に対して行ってしまったのが今の真咲の状況。
で、元には戻せないが、命を救う事は出来る。
ちなみに、このまま放置していれば虚が混在して理性を失い怪物化。
そして更には魂魄間の境界を越えるだけでなく、その外界（魂魄の器という意味では体になるのかな）との境界も破壊してしまい、自滅する。
この『魂魄自殺』を浦原は抑える事には成功していて、例の平子さん達には相反するものとして『滅却師の光の矢と人間の魂魄』をワクチンとして魂魄に注入。
（これによって、魂魄自殺は免れ、死神の虚化という虚の力をある程度制御し自身の力とする死神が出来た）
それと同じように真咲と相反するものを創るには、人間化した死神が必要という訳ですな。
平子サン達と同じように虚化しちゃう滅却師という範囲ならば恐らく死神の力と人間の魂魄を材料にワクチン作ればいいんでしょうけど、真咲を人間として存在しつづけさせる為には、もっと強力な『相反する力』が必要。
で、ここで頭の良い竜ちゃんは解っちゃうんですよね。自分にはこれは『出来無い』って。
真咲と相反するは、人間化した死神。つまりは一心さんのみが『出来る』事。
浦原謹製の人間の魂魄から作られた特殊義骸に一心が入り、真咲が死ぬまで片時も傍を離れず、彼女の虚化を抑え続ける。これが、真咲が人間として生きていく唯一の方法。
ちなみにこの義骸に入れば、死神の力も使えずに虚も見えない、そして死神に戻れない。
義骸を機能させるには、真咲の魂魄と彼女の内なる虚との両方に霊子の『紐付け』をしないといけない。
その紐は魂を繋ぐもの。これが繋がっている限り、一心は義骸からは出られない。
とまあ、何やらややこしいかつ、一心にとってはデメリットしかない選択。
ですが……
「わかった やる！」
の即答ですよ一心さんは。ああもう、単純明快、未練はあるけどその未練に足を引っ張られて恩人を見殺しにした俺を、明日の俺は笑うだろうと、どこかの美少女滅却師が言った同じような言葉で綺麗スッパリ纏めちゃいました。
もうね、これで竜ちゃんK.O.だよね……というか、やるせないよね(´；ω；｀)
そして、一方の真咲。今にも精神世界でホワイトに喰われ……
る所を救ったのは。
「よう……オメーを護りに来たぜ」
と、どこかで聞いたような台詞に、どこかで見たような猫抱っこで真咲を助けに来た一心でした。
で、次回！
ええもう、どこかで見たよねこのラスト。
師匠はシンクロさせるの好きよね、というか狙ってるよね。
親子で嫁を小脇に抱えるのね。
きっとこの先の展開で 「いくよ……死神さん」「死神じゃねえ、志波一心だ」なんてやりとりがあるんだよ、ウホホ！！
ちなみに、この人間⇔虚 死神⇔滅却師 という構図と、その中間において相反するものという難解な図式を海軍サン宅のジャン鰤感想にて易しく図解されておりまして、ええ大変解り易かった！
精神世界においては、人はマッパなんだなという事と、真咲は着やせするタイプなのね～と、いろいろ解りました。
ウフフ！
それにしても、ワクチンに特製義骸に……いくら必要とはいえ、人間の魂魄材料っすか。どこぞの誰とはわからないだろうけど、浦原さんならやりかねないし、やるしかなかったんだね。
しかし竜ちゃんの気持ち考えると……せつないわあ。
それ以上に一心×真咲に萌えちゃうけどね！ゲフンゲフン。
