115話 柱に
不死川家、7人兄弟なんですね。そんでもって小さくてかわいいお母さん!
竃門家の惨劇を思い出させる回想です。もしかしたらあの夜竃門家でも、こんな感じだったのかもしれません。
玄弥の顔に走るキズはこの時に出来た物なのですね。あの夜の事を忘れないようにと、治る傷なのにわざと治さないのかもしれません。もしくは、鬼のような超回復を得る前の傷だから治らない、のか。どちらかというと前者がいいなあ……
そういえば、女海賊のエメラルダスの顔の傷、あれはたしか自分への戒めでわざと傷を残しているんでしたっけ。というのを思い出しました。
閑話休題(笑)
不死川兄が普通のなたで鬼になった母をどうやって倒せたのかは不明ですが、太陽にあたった所為かもしれません。太陽を避ける事もできないぐらいに傷を負わされていたのか。禰豆子のように与えられた血が多くもなく、そしてその母に鬼としての資質がなく、力の弱い鬼だったのかもしれません。
が、母は母に変わりなし。護る為に知らずしてその母を手にかけた兄。そんな兄をそうと知らずに責めてしまった弟。つらい……
実弥の顔の傷も、この時のものなのですね。つらい……
しかし、実弥の笑顔よ……まぶしい。
炭治郎に道を譲り、自分が出来る事をと穴ぼこだらけになってしまった玄弥。柱になるには十二鬼月を倒すのが近道なのに、それを譲るとは。己の力量をしっかりとはかりそして勝利の為に道を選んだ玄弥。かっけーっす;;
小さなジジイの頸はとれるのか!?簡単には終わらないんだろうなあ。って解るけど、でも、頑張れ炭治郎!
それにしても。
鬼滅にでてくるお母さんって、皆素敵。竃門家、煉獄家、そして不死川家。芯が強くて綺麗で優しくて、そしてきっと怒ると怖い(笑)