mairiの趣味日記

バレエ鑑賞記、フィギュアスケート観戦記、その他趣味の記録など

ロイヤルバレエ『ジュエルズ』(ロイヤル・オペラ・ハウス Live Cinema Season 2016/17)(6/2)~鑑賞メモ

2017年06月11日 | 舞台鑑賞日記
バランシンはそれほど好きではないのですが、よくガラで観る「ダイヤモンド」のパドドゥが素敵なので、全体を観てみたくて再び映画館へ。
案内役が、同じシネマシリーズの『眠り』で美人カラボスをやっていたマクナリーでした^^

Cast:
Emeralds … Beatriz Stix-Brunell, Valeri Hristov/ Laura Morera, Ryoichi Hirano
Emma Maguire, Helen Crawford, James Hay

Rubies … Sarah Lamb, Steven McRae/ Melissa Hamilton

Diamonds … Marianela Nuñez, Thiago Soares/ Claire Calvert, Tierney Heap, Yasmine Naghdi, Beatriz Stix-Brunell, Nicol Edmonds, James Hay, Fernando Montaño, Valentino Zucchetti

Conductor … Pavel Sorokin
Associate Concert Master … Peter Schulmeister
Solo Piano (Rubies) … Robert Clark
Orchestra … Orchestra of the Royal Opera House


うーん、2時間近くある作品なら、やっぱりある程度のストーリーは欲しいかなあ、と言うのが正直な感想。特に、エメラルドはちょっと飽きてしまいました;

2組のカップルと1組のトリオの中で印象的だったのが、トリオの男性のジェームズ・ヘイ君。来日公演で見た時(ペザント@ジゼル)にも思いましたが、生き生きとしながらも動きがとてもキレイなんですよね。これから色々な踊りを見る機会があるといいな。
今回、衣装はオリジナルの復刻版とのことなのですが、特にこのエメラルドのチュチュは、色がとても美しかったです。スカートのグラデーションがダンサーの動きでふわふわ動く様が夢のよう。(そしてmairiもところどころ夢の中へ…。)

ルビーは超絶技巧で、見ていて楽しかったです。難しそうな振付をさらっとこなすマックレーとサラはさすが。クラシカルな印象があるこのコンビですが、こういう小粋な役も似合うんですね。ハミルトンも、(大柄なこともあり)存在感があって良かったです。
(ところで、コールドに1人、バレリーナにあるまじきボリュームの方がいらっしゃったんですけど、彼女は何者なのでしょう(汗)いや、ダンサーではあるんでしょうけど…。)

そしてお目当てのダイヤモンドは、ゴージャスで素晴らしいの一言。パドドゥもですが、フィナーレでポロネーズに合わせて群舞が展開していくところは、まさに「これぞバレエ!」と言う華やかさです。
マリアネラの安定感とキラキラオーラはここでも健在。(ティアゴはもうちょっと頑張って…!)
ただ、説明によれば、ダイヤモンドはバランシンがプティパへのオマージュとして振付けたものだそうなので、結局私の好みはバランシンではなく、プティパ(&チャイコフスキー)って事なんでしょうね(^ ^;

それにしても、2時間の中でフォーレ⇒ストラヴィンスキー⇒チャイコフスキーと移っていくのは、ダンサーは分業だからまだ良いとしても、オケは切り替えが大変そうな演目だなあ。。。

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