mairiの旅行記

欧州旅行記、フィギュアスケート観戦記、オーケストラ&バレエ鑑賞記など

Japan Arts オールスター・バレエ・ガラ(プログラムB)(7/28)~鑑賞メモ

2016年08月28日 | 鑑賞記
JAガラ2演目目。プログラム構成としては、やっぱりAプロの方が好みだったかな:P

「ラプソディ」(振付:F.アシュトン)
アレッサンドラ・フェリ、エルマン・コルネホ
[ピアノ:中野翔太]

フェリは歳をとるのを忘れてしまったんでしょうね。今でも完璧なプロポーション。まさに身体が音楽を奏でているかのような踊りでした。

「白鳥の湖」より第2幕アダージォ(振付:M.プティパ)
ニーナ・アナニアシヴィリ、マルセロ・ゴメス

ニーナの白鳥はやっぱり鉄板ですね。腰回りの貫禄は目をつぶるとして(苦笑)、正統派の美しさでした。
実は、この公演には、ニーナの引退ガラのチラシが入っていました。寂しい半面、今回の舞台を観て、やはりそろそろ潮時なのかも知れないな、と思ったのも事実です。バレリーナと言うのは、本当に厳しい職業ですね。

「Fragments of one's Biography」より(振付:V.ワシーリエフ)
ウリヤーナ・ロパートキナ、アンドレイ・エルマコフ

白いスカートを印象的に使ったプログラム。ロパ様の笑顔って、新鮮と言うか、「こんなにくったくなく笑うこともできるんだ」とはっとさせられます。ドキュメンタリー映画『孤高の白鳥』で、「子供の頃は太陽のように笑う女の子だった。」と言われていたのにも納得です。

「ジゼル」(振付:M.プティパ)
スヴェトラーナ・ザハーロワ、ミハイル・ロブーヒン

ザハロワ様の美しさは、本当に「計算されつくした美」と言う感じがします。指先やつま先はもちろん、まつ毛の先まで、ゆるぎのない意志を持って動かしているのでしょうね。テクニックも完璧。

「リーズの結婚」(振付:F.アシュトン)
ジリアン・マーフィー、マチアス・エイマン

待ってました!の爽やかカップル。マチアスのエレガントで軽やかな動きにうっとり。ABT仕様?の衣装もカラフルで可愛い^^

「プレリュード」(振付:N.カサトキナ)
ウリヤーナ・ロパートキナ、アンドレイ・エルマコフ

うーん、こちらはロパ様もエルマコフもちょっと印象薄かったです。

「フー・ケアーズ?」より(振付:G.バランシン)
ジリアン・マーフィー、マチアス・エイマン

都会の男女のお洒落プロ。素敵だったけど、敢えてこの2人で観たい演目ではないかなあ。。。

「ディスタント・クライズ」(振付: E.リャン)
スヴェトラーナ・ザハーロワ、ミハイル・ロブーヒン

ザハロワ様も、ジゼルの印象が強すぎて、こちらの印象はあまり残っていません。やっぱり、ぴったりの演目を複数用意するのって、このクラスのダンサーであっても簡単ではないんですね。

「レクリ」(振付:V.チャブキアーニ~ジョージアの民族舞踊に基づく)
ニーナ・アナニアシヴィリ

民族衣装の楽しいプログラム。これも、敢えてこのガラで観たい演目ではなかったけれど、ニーナ本人が楽しそうだからいっか(^ ^;

「ル・パルク」(振付:A.プレルジョカージュ)
アレッサンドラ・フェリ、エルマン・コルネホ
[ピアノ:中野翔太]

ドラマティックで素晴らしかったです。フェリにとっては、髪の毛も表現のツールの一つなんですね。身体の動きはきちんとコントロールされていながら、表現は情熱的。キスリフトの身体の角度が美しい~。

「眠りの森の美女」(振付:M.プティパ/A.ラトマンスキー)
カッサンドラ・トレナリー、マルセロ・ゴメス

Aプロよりもちらの演目の方が、トレナリーのフレッシュ感が感じられてよかったと思います。ただ、体格が良くてバネもあるので、姫よりはキトリで観たかったかも?衣装は、ABTのハデハデ新演出のものでしょうか、かなりインパクトがありました。

Bプロで2演目とも素晴らしかったのは、何と言ってもフェリ。この公演を観て良かった、と思わせる踊りでした。
フィナーレはこの日も楽しかったです^^最終日だったので、紙吹雪も出たのですが、あまりの量にダンサーも苦笑してしまっていました(笑)
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Japan Arts オールスター・バレエ・ガラ(プログラムA)(7/27)~鑑賞メモ

2016年08月21日 | 鑑賞記
Japan Artsの40周年を記念した、豪華キャストのスペシャルガラ。…にも拘らず、演目未定のまま高額チケットを発売すると言う販売戦略の為か、会場には空席が目立ちました。
(おかげで割引チケットが出たので、当初は買っていなかったAプロも観ることにしたのですが。)

「カルメン」(振付:A.アロンソ)
ウリヤーナ・ロパートキナ、アンドレイ・エルマコフ

ロパ様のプロポーションが美しい~。勝ち気で情熱的、と言うよりは知的なカルメン。エルマコフは容姿端麗なのですが、ロパ様が出てくるとどうしてもロパ様ばかり見てしまうので、未だに踊りの印象が薄いです;機会があれば、ロパ様以外のダンサーと組んでいるエルマコフを見てみよう。

「ジゼル」(振付:M.プティパ)
ニーナ・アナニアシヴィリ、マルセロ・ゴメス

ニーナのジゼルは妖精と言うよりは人間的な暖かみが感じられますね。ポージングもとても美しいです。ただ、だいぶ貫禄がついてしまったので、さすがに浮遊感を感じるのは難しかったかな(^ ^;ゴメスは頑張って担いでいましたが、さすがに重そうだったので、ちょっとこの演目を選んだのはどうなんだろう、と思ってしまいました。

「Tango y Yo」(振付:コルネホ)
エルマン・コルネホ

久々に観たコルネホでしたが、すごく格好よかったです^^超絶技巧もあっさりこなしていました。

「トリスタンとイゾルデ」(振付:K.パストール)
スヴェトラーナ・ザハーロワ、ミハイル・ロブーヒン

あまりの美しさとドラマティックさに、思わずうるうるしてしまいました。完璧な身体のラインと、計算され尽くしたムーヴメント。まさに究極の「美」ですね。互角のエネルギーで対峙できるロブーヒンも素晴らしい。

「レクイエム」(振付:K.マクミラン)
アレッサンドラ・フェリ
[ソプラノ:安藤赴美子]

しっかりプロポーションをキープしているフェリ。演目は、特に印象に残らず。

「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」(振付:G.バランシン)
ジリアン・マーフィー、マチアス・エイマン

もう、マチアスが素晴らしすぎました。エレガントなのに超絶技巧もさらっとやっちゃう。観客も大盛り上がりでした。ジリアンも陽気に盛り上げていましたが、マチアスと並ぶと、ちょっと大味感があるのは否定できないかも;

「トッカーレ」(振付:M.ゴメス)
カッサンドラ・トレナリー、マルセロ・ゴメス
[ヴァイオリン:小林美恵、ピアノ:中野翔太]

エネルギッシュで面白い演目でした。トレナリーは期待の新人とのことで、ゴメスとのバランスも良かったのですが、このメンバーの中で敢えて出すには中途半端な印象。もう少しフレッシュさを前面に出しても良かったんじゃないかなあ。。。

「グルックのメロディ」(振付:A.メッセレル)
ウリヤーナ・ロパートキナ、アンドレイ・エルマコフ

幻想的な雰囲気の中、白い布を巧みに操りながら踊るロパ様が美しすぎて泣けました。この方は本当に人間なのでしょうか。哲学的でありながら、慈愛を感じさせる踊り。担ぎ役に専念してくれたエルマコフにも拍手。

「海賊」より寝室のパ・ド・ドゥ(振付:K.セルゲーエフ/A.M.ホームズ)
ジリアン・マーフィー、マチアス・エイマン

ガラでやるには珍しい場面だけあって、ちょっと盛り上がりに欠けたような気がします。リフトで一瞬ミスっていたようにも見えましたが、あれでよかったのかあ…?

「ロミオとジュリエット」第3幕より寝室のパ・ド・ドゥ(振付:K.マクミラン)
アレッサンドラ・フェリ、エルマン・コルネホ

この演目が入ったからAプロを買い足したと言っても過言ではありません。文句なしに情熱的なジュリエット。ロミオを行かせたくないと抱きしめるシーンでは、思わずもらい泣きしてしまいました。フェリの反った背中のラインが美しい。

「瀕死の白鳥」(振付:M.フォーキン)
ニーナ・アナニアシヴィリ
[チェロ:遠藤真理、ピアノ:中野翔太]

グレーの長めスカートにシースルーの長袖と言う、ちょっと変わったデザインの衣装。腕の動きの滑らかさと美しさが素晴らしいです。生を全うして満たされた感じの白鳥でした。最後のポーズが仰向けだったのが新鮮。

「海賊」(振付:M.プティパ)
スヴェトラーナ・ザハーロワ、ミハイル・ロブーヒン

ザハロワ様のドヤ顔リフトは神々しいまでの美しさ。思わずひれ伏しそうになりました。さすがこのメンバーの中でトリを務めるだけあります。

基本1人2演目と言う構成でしたが、どちらかの演目はハマっていたものの、もう一方は印象に残りにくい、と言うダンサーが多かったように思います。2演目とも素晴らしかったのはザハロワ様くらい?
フィナーレでは、男性陣が次々ジャンプを見せてくれたり、回転合戦をしてくれたり。アイスショーのクワド合戦のようで楽しかったです^^
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オックスフォード大学演劇協会(OUDS)『夏の夜の夢』(8/14マチネ)~鑑賞メモ

2016年08月14日 | 鑑賞記
以前から観たいと思っていた夏のOUDS来日公演。ようやくスケジュールが合って観に行くことが出来ました。会場は東京芸術劇場シアターイーストで、英語上演・日本語字幕付きです。

<キャスト>
シーシュース … クリスチャン・ビーヴァン(2役)
ヒポリタ … ミーシャ・ヒニントン(2役)
フィロストレート … マドレーヌ・ウォーカー(2役)
イージーアス … アイザック・カルヴァン(2役)
ハーミア … クレミ・コレット
ヘレナ … ヘロイーズ・ローウェンタール
ライサンダー … カジアン・ビルトン
ディミートリアス … カラム・リンチ

クインス … ジェームズ・ムーニー
ボトム … トミー・サイマン
フルート … アイザック・カルヴァン(2役)
スナウト … ニルス・ベリング
スターヴリング … アレキサンダー・ウィッケンズ

オーベロン … クリスチャン・ビーヴァン(2役)
タイターニア … エマ・ヒューイット
パック … アリ・ポーティアス
蜘蛛 … マドレーヌ・ウォーカー(2役)
蛾の羽根 … ミーシャ・ヒニントン(2役)


mairiはストレートプレイの鑑賞回数はそんなに多くないのですが、毎回思うのが「幕開きの雰囲気づくりが大変そう」と言うこと。バレエやオペラみたいな序曲がないですからね。
今回は、導入の音楽→パックが登場人物たちにいたずらをするドタバタシーン→本編開始と言う流れでした。
遠い昔に英文科学生だったので、原作も読んだことはあるのですが、今となっては大筋以外はうろ覚えで、字幕に助けられながらの鑑賞となりました(^ ^;

役者さんの衣装は現代風。人間役はスーツやワンピースなどで、妖精役は黒基調のパンクな感じ。
舞台装置は、後方ののれんのような垂れ幕3枚と、舞台両側のキラキラした天井飾り、そして台として使う複数の箱、と言うシンプルなもの。舞台の下手側にギター&歌が立つコーナーも。

役者さんで印象に残ったのは、ボトム役のサイマン。芸達者で上手い!ちょっと下品で頭が悪くて、でも憎めない感じが伝わってきました。

ハーミアのコレットとライサンダーのビルトンは美男美女。って言うかビルトン格好良い(*^^*)コレットは、少しイモっぽいローウェンタールのヘレナとの対比も良かったです。(本当はコレットがもう少し小柄だったら完ぺきだったんでしょうけど。)
ディミートリアスのリンチは横柄な感じがよく出ていました。

オーベロンとシーシュース(シーシアスの方が一般的では?)の2役だったビーヴァンは、上手いんですが、ちょっと童顔なのが役に合わない気が。
ヒポリタとタイターニアはそれぞれ違う役者さん。ヒポリタのヒニントンは、ちょっと印象が弱かったかなあ。2役でやった、タイターニアの手下である蛾の羽根の方が似合っていました。
タイターニアのヒューイットは年齢不詳。妖精とは言ってもちょっと魔女っぽい衣装&キャラ作りっぽかったので、そう言う意味ではよく似合っていましたが、ビーヴァン@オーベロンと並ぶと、お母さんと息子みたい。。。夢から覚めてオーベロンのところに戻る演技があっさりし過ぎていたのが不満。

蜘蛛のウォーカーとパックのポーティアスは、見かけ的にもキャラ的にも、妖精と言うよりはいたずらな悪魔の手先と言う雰囲気。エネルギッシュな演技で舞台を引っ張っていました。特にパック役は要だから、やっぱり上手い人が配役されているんでしょうね。

構成上仕方ない面もあるのだと思いますが、2幕の作りがちょっとバタバタ過ぎたところや、劇中劇が冗長だったところ、また、恋人達を犬扱いするところなどはちょっと下品で好きになれませんでしたが、全体的にはエネルギッシュで楽しい舞台に仕上がっていたと思います。

久々に観たシェイクスピア劇ですが、やっぱりシェイクスピアって面白いですね。そして、原語上演の美しさは格別。今度、ケネス・ブラナーのDVDをまとめて借りて復習しようっと。
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ウィーンの夏

2016年08月07日 | 2016年7月:ウィーンの夏
2016年の夏休みは、初心にかえって(?)6年ぶりのウィーン♪
夏の訪問は初めてで、暑いだろうなあと覚悟はしていたのですが、それでも倒れそうな程暑かった(+_+)
でも、やっぱりウィーンは楽しかったです。

今回のイベントは、メルク修道院観光&ドナウ川クルーズ
 

そしてメルビッシュ湖上オペレッタ鑑賞
 

もちろん、定番の観光やおやつも楽しんできました^^
 

旅行記としては、昨年GWのパリ&ハイデルベルグが先になるかも知れませんが、今回のウィーン旅行の記録ものんびりつけていきたいと思います。
って、その前に、6~7月の舞台鑑賞記(ロイヤルバレエ×3、エリザベート×2、バレエガラ公演×3を消化しなくてはいけませんが(汗)
まあ、幸か不幸か残りの夏はあまり予定もないので、涼しいお部屋でこつこつ更新することにしましょう。。。
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