mairiの旅行記

欧州旅行記、フィギュアスケート観戦記、オーケストラ&バレエ鑑賞記など

ミュージカル『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』(6/14ソワレ)~観劇メモ

2016年06月26日 | 舞台鑑賞日記
『エリザベート』東京公演のチケット争奪戦にあっさり負け、凹んでいたところに『天使にラブ・ソングを』と『エリザベート』のセット販売の案内が。
もともと興味があった演目ではないけれど、帝劇ミュージカルならちゃんと作られているだろうし、地方遠征に行く交通費を考えたら、都内で別演目っていうのもいいかな、とチケットを購入。
楽しくて元気の出る演目だったので、ちょっと仕事でお疲れだった心をリフレッシュできました^^

<キャスト>
デロリス・ヴァン・カルティエ … 森公美子
エディ … 石井一孝
カーティス … 石川禅
シスター・メアリー・ラザールス … 春風ひとみ
シスター・メアリー・パトリック … 浦嶋りんこ
シスター・メアリー・ロバート … ラフルアー宮澤エマ
TJ … 泉見洋平
ジョーイ … KENTARO
パブロ … 上口耕平
オハラ神父 … 今井清隆
修道院長 … 鳳蘭


デロリス役の森さんはハマリ役。若干雰囲気勝ちの感もありますが、ご自分のキャラに合う役を選んでいるということなのでしょう。歌の声量・安定感とも文句なし。ただ、エディとのラブシーンなんかを考えると、もう少し色っぽいお姉さん風でも良かったのかな?(ポスターを見る限り、Wキャストの蘭寿とむさんはそちら路線なのかも。)

印象に残ったのは、見習いシスター役の宮澤さん。個人的には、声の出し方はあまり好みではない(特に喉をしめる感じの高音)のだけど、歌も演技も上手いし、何よりも可愛い!(全身から可愛いオーラを出す、舞台的な可愛さがちゃんとある、と言う意味。地顔だけ可愛くても、舞台ではダメですからね。)ロバート嬢が成長していく際の感情の揺れが伝わってきました。これから、ぜひ色々な役で見てみたいです。

そして院長の鳳さん。さすがの演技力です。歌はどうだったんだろ?別に悪くはなかったと思うんですが、この役だけ見せ場になるような歌がなかったので、イマイチ技量がわからず。なんだか中途半端なナンバーばかりで、メンケンさん(本作の作曲家。確か、ディズニーも手掛けてますよね。)手抜きか???

シスターたちも個性的で活き活きとしていて、見ていて楽しかったです。夜になるとパジャマの柄がそれぞれ違うのが可愛い。

…と言う感じで、とにかく女性陣が元気だったのに対して、男性陣は少しアクが弱かったかなあ。
主要キャストはビッグネームで揃えていたと思うんですが、あまり印象に残らず。
むしろ、弾けた演技のチンピラ3人組が良かったです。特に渋い低音のKENTAROさん。スタイル抜群の上口さんは、どこかで見たことあるなあと思ったら、『ヴァンパイアのダンス』のヘルベルトをやっていた方ですね。

舞台装置はシンプルですが、ステンドグラスや教会内部の石造りの雰囲気がよく出ていたと思います。

全体的に、楽曲そのものの力が弱いかなあと言う印象はあったものの、役者さん達の明るいオーラ全開の演目で、楽しめました。
最後は、光るブレスレットをつけての客席一体ダンスで〆。(ダンスの振り付けは、全然「見たらついてこれるレベル」じゃなかったけど;)『ヴァンパイア~』もそうだったし、最近の帝劇公演ではデフォルトなんでしょうか。まさか『エリザベート』ではやらないよね…?

※出演者さんから熊本地震被災者へのメッセージと、当日のお土産のデニッシュ食パン1斤(貸切公演特典?)&光るブレスレット
 
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octetTokyo presents 『「フィガロの結婚」〜たわけた豊洲の一日〜』(5/8マチネ)~観劇メモ

2016年06月12日 | 舞台鑑賞日記
分類としては、音楽劇、と言うことになるのかな?役者さんは基本お芝居のみで、音楽は舞台の上のアンサンブル部隊が担当。

<キャスト>
フィガロ … 白倉裕二
スザンナ … 大勝かおり
アルマヴィーヴァ伯爵 … 飯嶋啓介
伯爵夫人 … 黒瀬千鶴子
ケルビーノ … 相澤優樹
バルバリーナ … 佐々木彩
バルトロ … 帆之亟
マルチェリーナ … 葛城ゆい

oboes 林憲秀、廣木睡、宮田麻沙代、古尾谷麻子
clarinets 内山厚志、佐々木純子、
horns 小谷晋一、加治佑子
bassoons 黒田紀子、殿村和也


会場の豊洲シビックセンターは、舞台の後方と上手側が全てガラス張りになっていると言う面白い作り。最初は雨戸が閉まっていたので普通のホールの風情だったのですが、序曲が終わるにつれて雨戸が開いていき、本編が始まる時には外が見晴らせる状態に。開放感があって新鮮でしたが、舞台の上の人は怖くないのかな…?

主役のフィガロは、少しキャラが弱かったように思いました。ちょっと周りに埋もれていたと言うか。それか単に、伯爵に負けてたんですかね?伯爵様、長身でオレ様で貫禄があって、主役オーラ出まくりだったので(笑)
あと、私、アドリブ小芝居?みたいなのがあんまり好きじゃないんですよね。多少ならアクセントと言う感じでいいと思うんですが、フィガロはちょっとその分量が多かったかな、と。

スザンナは元気で頭の回転が速い感じがよく出ていました。途中でダンスの見せ場シーンがあったので、ダンスシューズなのはわかるとして、黒タイツだったのはなんでだろう?役や衣装の雰囲気(不思議の国のアリスをメイドさんにした感じ)と、ちょっと合っていなかった気が。
優しくてアンニュイな伯爵夫人。スザンナにいたずらを提案されて「面白そうね」とニヤっと笑うところがお茶目。
この2人は主従の間柄なのですが、それを越えた女同士の友情で結ばれている感じが良いなあと思いました。

バルトロとマルチェリーナ、上手いです。特にマルチェリーナの役は、嫌味なくやるのは難しいのでは?こういう役者さんが脇にいると、場が決まりますよね。
ケルビーノはもう少し弾けても良かったかな?ちょっと中途半端な感じがしました。小顔でイケメンなのでファンも多いようで、ロビーにスタンド花がいくつか出ていました。
バルバリーナはキャラによく合っていたと思います。ただ、あれより出番が多いと、ちょっとくどいかな。(そういう役作りなんでしょうけど。)

楽隊は素晴らしかったです。ただ、舞台の上に出ずっぱりだし、たまに役者さんと絡むこともあるので、衣装は通常の黒服じゃない方が面白かったんじゃないかと思います。
(ところで、10人なのになぜオクテット(8重奏)なの…?)
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コンサートメモ:NHK交響楽団定期公演(5/15@NHKホール)

2016年06月05日 | 舞台鑑賞日記
5月のコンサートシリーズ第3弾。

NHK交響楽団 第1835回 定期公演 Aプログラム
武満 徹/波の盆(1983╱1996)
モーツァルト/2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調 K.365
エルガー/変奏曲「謎」作品36
※曲目解説はこちら

指揮:尾高忠明
演奏:NHK交響楽団
ピアノ:チック・コリア
ピアノ:小曽根 真


大好きな「エニグマ変奏曲」が聴ける♪と言うことでチケットを買った公演。前半のプログラムについては知識ゼロだったのですが、こちらもなかなか面白かったです。

前プロは耳触りの良いドラマ音楽。武満さんってこういう仕事もしてたんですね。聴く前は、なぜモーツァルトの前にドラマ音楽?と思っていたのですが、次のモーツァルトを聴いて納得。
中プロのモーツァルトは、ジャズ風味?の「面白い」演奏。好き嫌いは分かれると思いますが、普通のモーツァルトを聴きたいならば、この2人をソリストとしては呼ぶ必要はない訳で、これはこれで楽しくてよかったんじゃないかと思います。ただ、N饗の演奏がイマイチソリストのノリについていけてなくて、若干中途半端な印象になってしまっていたのは残念でした。最初と最後に、舞台からiphoneで客席を撮影するコリアさんお茶目^^
お目当てのエニグマ変奏曲は、なかなかに元気な演奏。ちょっと元気すぎでは…と思う箇所もありましたが、ニムロッドの荘厳さなどはさすがで、聴き応えがありました。
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