mairiの趣味日記

バレエ鑑賞記、フィギュアスケート観戦記、その他趣味の記録など

新国立劇場『シンデレラ』(12/20マチネ)~観劇メモ

2014年12月28日 | 舞台鑑賞日記
バレエの発表会が終わった瞬間、解放感に任せて買ってしまったチケットその3、そして今年の観劇納めは新国立の『シンデレラ』^^

主要キャスト:
シンデレラ … 小野絢子
王子 … 福岡雄大
義理の姉たち … 山本隆之、野崎哲也
仙女 … 本島美和
春の精 … 丸尾孝子
夏の精 … 堀口純
秋の精 … 奥田花純
冬の精 … 寺田亜沙子
道化 … 小野寺雄

(合ってるかな…。新国立、キャスト表をHPに載せるの、やめちゃったの?)

指揮 … マーティン・イェーツ
管弦楽 … 東京フィルハーモニー管弦楽団


シンデレラのキラキラ感は、絶対に小野さんに似合う筈!と思って買ったこの日のチケット。期待を裏切らない素晴らしさで、観ているこちらも本当に幸せな気持ちになりました。おしとやかでおっとりして性格のよさそうな、小野さんのイメージそのままのシンデレラ。でも、動きはとてもきびきびしていて、ところどころにあるモダンな振り付けもきれいなラインでこなしていました。
福岡さんも、期待通りのエレガントな王子様。今日は安定感も素晴らしかったです。シンデレラとの出会いのシーンでの2人の表情が、とてもよい雰囲気でした。

義理の姉たちは、さすがのうまさ。特に山本さんはベテランの貫禄でした。
そして素晴らしかったのが、道化の小野寺さん!弾むような踊りが道化役にぴったりでした。他の役でもぜひ観てみたいです。

仙女の本島さん、女王オーラの人なので似合っていたけれど、観終ってみると若干印象が薄い気がします。四季の精は、秋の奥田さんが素敵でした。
コールドは、さすがの出来。ぴっぴっと正確に揃う手足が、ところどころに入るモダンな振り付けによく合っていました。ラストの星のランプを持った踊りが好き♪

衣装はキラキラ度高めでとっても素敵。ゴージャスな馬車が一瞬しか見られないのがもったいない。音楽も、力強くて良かったです。プロコフィエフ特有の和音もきちんと表現できていたし、やっぱいバレエ音楽はこうでなくちゃね。