細い道路を歩いていると、サンマを焼いている処に出くわす。
俺れは周りを見回して、
忘れものだとよそん家を突切って
台所のかまどの側の暗がりの中へ
イモをワシつかみにして
あとを追いかけてくる友達にイモを放り投げる!
「そこで待ってくれ」と小さな声で、
ごろ寝の側をポンポンと通る。
後に残した友達は、川のせせらぎの中に
足を入れてキョロキョロと見回す。
おっ~とっと、いけねぇ?
またもや、かくこともできない。
そのうち足のスネがかいくなったかと思うと
今度は背中の両肩の真ん中がかいくなった。
チョッと背中をかいてくれ!
そこ・・イヤ・・そこだ!
「チョイと違んだね?」と注文も数多く指図する。
仕方がない、自分がするかと考えると!?
うぬ?
ネコがコソコソして空を向いて
ポカーと口を開けている仕草を想いだす!
ゴソゴソ!?
ニンヤリー!
壁の下にポッカリと穴があいて、
誰れも気がつかない所へもぐり込んだ!
狭い道をくぐり抜けた先が俺んちだ!
”おれらは酒を飲んでもいいか”と聞いてみても。
未成年だらいけないと返ってくる。
が、もっと命や生活の危機感を感じた時など、
すぐに薄れてしまう。
人間は数多くの禁句を持っているが。
木々や草むらから日光の光が少しこぼれる時。
光の中から数多くの事を想い、
一番大事なものを次から次へと想い描く。
日輪の日差しが、自分の純粋な僕の心だ。
この世に生きている充実感
をあじわうサイコーのところだ!
そして大好きな友がいて
いま生きている日の出の共に、今日も始まるのだ!
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