心配してくれてありがとう。

 

 

　

 

　「バーや飲み屋では、好きなだけ酒を飲ませてくれる。」

 

かなりの酩酊な状態になっていても。

 

「飲みたい」と言えば、二度返事で飲ませてくれる。

 

ところが、家で飲んでいる時は、なかなか自由には飲めない。

 

妻をはじめ家族の目が光っている。

 

ある程度まで飲んだらそれ以上は飲ませてくれない。

 

「ドクターストップより厳しい、ファミリーストップがかかる」

 

「むっ！？」と思って、こそっーと出かける。

 

今晩の夕食という現在では！

 

　飲みたいと言った時に好きなだけ、

 

飲ませるほうが本人は喜ぶ。

 

自分の酒量の限界を知っていても、そこで止めることができない。

 

飲み過ぎると健康に障害が出てくるので、

 

家族としては将来に視点を置いて

 

酒飲みにストップをかける。

 

　「現在」の楽しみを途中で止めさせることは、その代わりに健康という

 

将来の楽しみを確保しょうとするもの。

 

人生を楽しむためには、

 

刻々と移りゆく現在を楽しまなくてはならない。

 

しかし、そうかと言って将来を無視するのは間違っている。

 

人を本当に喜ばせようと思ったら、現在の時点で考えるだけでなく

 

将来も喜んでもらえるように、

 

お膳立てをしておかなければならない。

 

　しかし、一方を楽しむことができないようにするためには

 

他方を犠牲にしなければならない。

 

人として友達として！？

 

本当に友達の健康を気にかける為、

 

現在の楽しみを阻止したり、制限したりするのは本当に難しい事だ。

 

嫌がられたり、煙たがれたりする！

 

「人の自由を束縛する」と

 

言って遠ざけられるかも知れない。

 

それでも、相手のことが大切なら、

 

口を出さなければならない！

 

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