五輪大会組織委員会の判断を先延ばし❕ 無駄な経費は大膨張…大赤字の付け国民に❕ ＜五輪検証＞

経費は倍以上に膨張…大会組織委員会にぼったくられたのでは　＜検証・東京五輪＞

◆競技会場のバックヤードに積まれた消毒液スタンドの段ボール箱
◆警備中にスマホゲー夢中
　他の会場で目撃したのは、消毒液など新型コロナウイルス対策の備品を入れた段ボール箱の山。女性は「人も物も余っていた。無観客の決定が五輪開幕の２週間前でキャンセルできなかったのだろう。経費の無駄だった」と明かす。

　大会組織委員会の橋本聖子会長は『もっと早く無観客と決断していれば経費を抑えられた』という意見については受け止める」と陳謝した。優柔不断で経費の無駄が多く出た。どう責任を取るのか？言うだけか❕

又、北海道で冬季オリンピックをしたいとは…絶対に反対だ。これも無駄だ❕

◆コロナなくても経費膨張
　都は開催都市に立候補した際、予算は７３４０億円と説明したが、大会を終えた現時点では２倍超の１兆６４４０億円に膨れあがった。

　例えば、都は当初、新設する競技施設の整備費を１５３８億円と発表した。これは本体工事だけの金額で、東京都での開催が決まった後、周辺工事を含めた額は３倍と明らかになった。その後、一部を既存施設に切り替えたが、当初の１・４７倍の２２６０億円となったと。

　組織委は、競技会場で観客を誘導するスタッフなどの人件費を１５０億円と見積もったが、約１６５億円に。そうした超過額が積み上がり、全体では１兆円超に。組織委の幹部だった男性は「適正価格を精査できない幹部が多かった。業者にぼったくられた事業も多かったのでは」と振り返る。官公庁やスポンサー企業からの出向者がほとんどで、イベントのノウハウを知る人が乏しかったと。

◆　大会の経費総額はまだ未確定と。見通しについて武藤敏郎事務総長は９月２８日の記者会見で「現在担当部署で調べているところで答えられない」と話した。無観客で約９００億円近いチケット収入が消え、赤字は確実。来年、組織委は解散するが、赤字のつけは都民、国民に回る。一部引用By原田遼