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国内生産ワクチン製造へ JCRファーマ

 国内生産ワクチン製造へ 2月17日に日本でも新型コロナのワクチン接種が始まりました。
イギリスの大手製薬会社アストラゼネカからワクチン製造を委託された兵庫県の製薬メーカーJCRファーマ・檜山義雄ワクチン事業担当部長が「誰かが日本の国内でワクチンを作らないと、日本の公衆衛生を守れないだろう」。JCRファーマは2020年7月、イギリスの製薬大手アストラゼネカからワクチンの原液製造の委託を受けました。アストラゼネカは日本に1億2000万回分のワクチンを供給する契約を結んでいて、厚労省の承認後、JCRファーマで9000万回分が作られる予定です。

関西テレビ より 3/5

神戸に”ワクチン原液製造”の「新工場」建設へ 2023年から生産を開始する方針
 アストラゼネカ製の新型コロナワクチンの原液を製造する兵庫県芦屋市の企業が、神戸市内に新たな工場を建設すると発表しました。
 新しい工場は神戸市が整備する工業団地に建設され、ワクチンの原液が量産されます。
 芦屋市に本社を置く「JCRファーマ」は高い培養技術を持ち、アストラゼネカから原液の製造依頼を受けました。
 ワクチンの原液は、新型コロナの遺伝子情報の一部を組み込んだウイルスの種を培養装置で徐々に増殖させてつくります。
 ワクチンは少なくとも2030年までは継続的に確保する必要があることから、現在、原液の製造が始まっている工場とは別に、新たに工場を建設することにしました。
 工場は来年10月に完成する予定で、製造ラインの設置や動作の確認などを経て再来年(2023年)から生産を開始する方針です。
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