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暮らす三重☆時々京都

京都から三重県に引っ越してきました。
暮らす三重、大好きな京都、幼い頃育った瀬戸内海・・・
日本に暮らす風景を。

五山の送り火

2011-08-18 20:41:29 | てくてく京都

 

先日は五山の送り火を見に行きました。


20時に東の大文字から点火されます。


勢いよく燃えてきました。


この後、妙法、船形、鳥居と続きお盆で帰ってきた先祖の魂を西の方角に送ります。


ロシア料理のお店「キエフ」の屋上でビアガーデン


ここからは少し斜めですが大文字が見えます。

ビン子さんが予約してくれました。

まだ明るいうちからビン子さんとアズマさんの姿が・・・


日が暮れると風も涼しくなってきました。



ピロシキなどロシア料理をビアガーデンで♪


はぁ~~、大好きな先斗の床の灯りもいっそうステキです。

 


腹ごしらえ ~めんめん~

2011-08-01 14:44:00 | てくてく京都

 

昨日は職場のお友達、ビン子さんのお誘いで京都まで研修に行ってきました。

その前に山科のうどん屋さん「めんめん」で腹ごしらえ


めんめんうどんとかやくご飯を頂きました。

あ~、この懐かしい味、

関西の出汁♪



研修の内容はこれ↑


看護に活かせる補完代替医療


アロマやヨガの話もいっぱいでした。


でもこの分野、エビデンスがまだまだ少なくて大学でも四苦八苦してるみたいですね。


どうしてエビデンスを取るの難しいかというと、

アロマやヨガを使うスタッフ、環境、患者、
全ての要因との関係性の中で癒やしは生まれるものだから。


(そりゃ、そうですよね)

そしてその関係性を証明するのってなかなか難しい×××

感覚の世界なのかな。。。



昔の明治鍼灸大学が看護学部を併設して、大学の名前変わったのね~~。


鍼灸師さんのお話も聞けましたよ。


立派なホールでのシンポジウムでした。



3時間半のたっぷり講演の後は、お楽しみの京都の夜

写真は三条大橋から。

待ってろよ~~、先斗町!!!!


山鉾巡行 ♯Ⅳ

2011-07-20 19:30:32 | てくてく京都

 

昭和の巨匠たちが手がけたが鉾、菊水鉾


渋さの光る硬派な鉾、日本的。


見送りは皆川月華作「孔雀草花図」


渋すぎる~~。

 

 

山鉾唯一の唐破風屋根


稚児人形「菊丸」も他の稚児人形と違った雰囲気


無形文化財の人形師、岡本正太郎作です。



鉾頭には金色の菊花です。

 

 


こちらは蟷螂山(とうろうやま)


かまきりの山です。



羽を広げたり、足を伸ばしたり、からくり仕掛けになっていて、


観客を笑わせます。



見送りや前懸、胴懸はすべて人間国宝・羽田登喜男作

平成の友禅山といわれています。

 

木賊山(とくさやま)


見送りは「鳳凰牡丹図」


新町通りは岩戸山も有ります。


天の岩戸の神話にちなんだ山で、

主神は天照大神、



屋根には何と、イザナギが!!!!


イザナギ、恐いです・・・

 

見送りは「日月龍百人唐子嬉遊図」

その他、二番水引はプラチナ糸で100年輝くという。


凄すぎる・・・

 


山鉾巡行 ♯Ⅲ

2011-07-19 16:30:58 | てくてく京都

 

まだまだ山鉾巡行、続きます。


全部とはいきませんが、新町四条でかなりの数の山鉾を見ることができます。


写真は「油天神山」

天神さんなので梅があしらわれていますね。



鉾に比べて山は小さいですが、見送りは見事です。


梅原龍三郎原画の「朝陽図」


富士山が描かれています。

 


黒主山は桜

六歌仙大伴黒主です。

前懸は中国明朝時代の皇帝が即位の際に身につける

「五爪龍文錦」を復元したもの。



見送りは調べたのですがちょっと分かりませんでした×××

 



こちらは「伯牙山」

前懸は「慶寿裂」中国明朝時代のものを復元しています。

 



応神天皇をお祀りした「八幡山」

 


鳥居の上の鳩に注目!!

左甚五郎作です。



見送りは分かりませんでした×××

 

 


「山伏山」


御神体は浄蔵貴所


聖護院本山派の正当な山伏装束が専門家の手によって着付けられます。


神仏習合の名残を留めている山です。


見送りは「龍波涛文様」


宵山の期間は法螺貝のお守りがもらえるみたいで興味津々です。


「太子山」

準備中で白いシートをかぶっています。

 

 

 


「芦刈山」

謡曲「芦刈」に基づく山で、夫婦の復縁話がテーマです。


旧装束は安土桃山時代のもので、大切に保管されています。

 

 

と、鉾に比べて地味な印象の山ですが、

懸装品の数々は素晴らしいものばかりでした。

 


山鉾巡行 ヘブライ的

2011-07-18 17:13:15 | てくてく京都

 

祇園祭はシオン祭・・・

とんでも歴史はさておき、今度は鉾の前懸、見送りを中心に


予告通りヘブライ的な視点で見てみたいと思います。


まずは函谷鉾


前懸を着けると印象がガラっと変わります。

 

「イサクに水を供するリベカ」

16世紀末、函谷鉾へ寄贈されました。

 


鶏鉾

和風?と見せかけて、、、



後ろに回ると見送りは同じく16世紀作品「イーリアス」の一場面。



重要文化財、大事に町内に保管されています。

 


鯉山


準備中のおじさんが写ってしまいました(汗)


中国の故事「登竜門」にちなんだ山です。


お祀りしているのは我らがスサノヲノミコト


これがスゴイんです。


見送りは同じく「イーリアス」のタペストリー

国の重要文化財


この時代、この片割れのタペストリーが世界中に散らばったのですが、

現存しているのは日本のみ。

日本人って物の価値が分かる国民だったのです。

鉾町が大事に受け継いできました。

 


水引、胴懸も洋風・・・


もはやどこの国のお祭りか分かりません。

 


放下鉾もエキゾチック

皆川泰蔵作

ローケツ染の「バグダッド」


伝統と新しさの融合

祇園祭は懐が深いのです。