ぼちぼちでんな

パパリンと息子二人に囲まれた光一王子鑑賞が趣味の主婦の日常ぼちぼち日記です♪

『太平洋の奇跡』

2011年02月11日 | 日記





本日のおやつ

SHOCKダンサーの藤森徹さんがブログに載せてた
ローソンのティラミス。

旨い!って書いてありましたが ホント、美味しかった~。

ただワタシ的には下のじゅくじゅく部分が(食感が)ちょいとニガテ。
上のクリーム部分は 美味しかったわ~





今日はレイトショーで 『太平洋の奇跡』 を見に行きました。


戦争物の映画やドラマが好きなワタシ。
その上、史実とくれば・・・もう見るしかありませんがな。

しかも・・・主演が竹野内豊さんだし~

月9の 『流れ星』 でものすごく好感度アップした俳優さんです。


でもこの・・・大場大尉の人物像としてはどうなんでしょ?
あの頃の 大和魂を叩き込まれた軍人さんとして・・・っとちょっと違和感はありましたが
まぁ、それはそれとして・・・こういうトツトツとしたお方だったのかな~っとも思えました。


この映画は反戦映画として描かれているような感じでもなく、
なので戦争映画としては きっと地味な演出だと思いますが
アメリカ軍から逃れ、野営地でたくましく生きる様子や
アメリカ軍が迫ってきて民間人と一緒に山の奥深くに逃げ
息を潜めて身を隠す様子など・・・その当時の様子がしっかりとわかり
本当にいろんな事を考えさせられました。


収容所に収容された人達とのやりとりもね・・・
こんなんだったんだ~っと思いながら見ると感慨深いですし。

そしてアメリカ軍と日本軍、両方の目線で描かれているので
そこも興味深かったです。

ほんとにルイス大尉はあんなに優しい人だったのでしょうか?
日本に留学していたとはいえ、
日本人が一期一会を大事にする民族だと尊敬し
敵である大場大尉を尊敬し・・・

そして収容所に収容された日本人に対しては
手厚い医療を受けさせ 人として扱っていました。

戦争が終わればみんな人間、一緒だと。
アメリカ人のおおらかさがよくわかりました。


その反面、日本人は・・・

捕虜になったら食われると信じこみ、
辱めを受けるくらいなら自決するのが美徳、
天皇バンザイと突撃するのが大和魂、
生き残ろうものなら 「生き恥を晒す」 「恥ずかしながら生きて帰りました」 となり・・・


そして勝てないとわかった時 上の方から手本として自決するシーン。
切腹する武士の時代と変わってないよね・・・



あの時代の流れ、言葉は悪いですけど洗脳されていたとは言え
今の時代を生きる私達には胸が苦しくなる日本人の考え方。

そんなに頑なに頑固にならなくても!
生きて帰ってあげてよ~、お母さんが待ってるっちゃないと?
奥さんや子供は日本に居るっちゃないと?待ってる人がいるでしょう?
一番身近なその人達の事も考えてあげて~~~

っと、やっぱり思ってしまいますわ ナントモツライデス


でもだからこそ、知っておくべきだ、知りたいと思って
ワタシは戦争物の映画やドラマやドキュメンタリーをよく見るのです。


大場大尉は 「死ぬ為に戦う」 と言う日本人の意識とは違い、
「生きるために戦う」 と言う考えの持ち主。

非国民と呼ばれていましたし
同じ軍人さんからも異端児扱いされたんじゃないんでしょうか?


でもそのおかげで200人の民間人と軍人の命を守れたわけです。



降伏せずに1年半の間、山に潜伏し敵と戦い、民間人を守り・・・
強靭な心の持ち主、それが日本人と言う感じもしました。
山を降りる時 降伏ではなく(白旗はあげてなかったような・・・)
堂々と軍人さんの歌?を歌いながら行進するシーンは
ワタシが女だからか?感情移入はできませんでしたが
誇り高き魂を持った日本人と言う感じで描かれていました。

ほんとにこうだったんだろうな~。


でもね、この時、行進する軍人さんがどんな気持ちだったのだろうか?
って想像しても 全然わからなかった。


それでもあのシーンは胸が熱くなりました。


そしてふと思うのですよ、こういう時。
今の日本人はもう別の人種だな~っと。

ほんとに血は受け継がれてるのか!?
っと疑いたくもなりますって^^;



それにしても唐沢さん・・・
登場した瞬間、パパリンもワタシも嬉しくなりましたよ(笑)

唐沢さん、めっちゃ楽しそうやない?あの役を演じる事!

そういう感じが見ていてわかるようでしたわ(笑)