安心だ 安全だ

このごろ老人や子供の誘拐・殺傷・強盗など痛ましい世の中。警察も不祥事。どうしたらいいんでしょう?

薬の認証

2005-02-14 18:35:41 | Weblog
癌をやっつける薬が世界に先駆けて日本で認証されたが、副作用による死者が出たばかりか、外国では効かない!と言う烙印を押され、再度認証を継続するかどうか検討する、ということになったことを朝のニュース番組で見ました。

一方で、この薬が確かに効いている、と言う症例もあり、効く・効かないの判断は実に微妙なところであることがうかがえます。ただ、どうも「うらんかな」の姿勢が強いのでは、と思いました。ピル解禁に比べてバイアグラの認証が異常に早かったのは記憶に新しいところです。薬屋も商売ですから、ともかく売れなければどうにもならないのは分かりますが、「もうかりゃ良いのか」という疑問も同時にあります。

温暖化の問題もそうなのですが、儲けるためにエネルギーが枯渇し、地球環境を傷つけ・・となると「自然の摂理に任せる」というのが一番良いのかなと思います。逆説的ですが、「医者が人類を滅ぼしている」ということになるかもしれません。親族が死亡するのは悲しいことに違いありませんが、そうやって人間の総量規制?をしているのも自然の摂理かもしれない。とんでもないニヒリズムに走りそうですが、老衰による死は誰も免れません。近年ヤコブ病のような治療法も分からないような病気が表面化しているのもそのせいじゃないかという気がするのです。
そういうのを「神」と呼んでいるのかも・・・

でも、人間にはコントロールできる危機とできない危機がありますよね。コントロールできる危機に話題を持っていかないと、収拾がつかなくなります。