安心だ 安全だ

このごろ老人や子供の誘拐・殺傷・強盗など痛ましい世の中。警察も不祥事。どうしたらいいんでしょう?

また飛行機のヒヤリ

2005-06-18 07:24:46 | Weblog
飛行機のトラブルが相次いでいます。エンジンオイルが漏れてエアコンの経路に入ったとのことですが、まだ1年ほどしか飛んでいない機体で、どうなんでしょう?
現場の目から見れば、結構アバウトなところもあって、「このくらいなら・・」と言うこともあるのかもしれませんが、消費者はそうはいきません。特に飛行機は止まったら墜ちる(実際にはプロペラが停止してもグライダーみたいに滑空できるし、双発なら片方だけで運行できることも知ってはいますが)と思っているのですから。

「不安を与えることの代償」は大きいです。分業も進んでいて、それこそコストダウンのためにいろいろな方策を考えてはおられるのでしょうが、トータルとして客は不安です。「大丈夫です、落ち着いてください」という声もむなしくなりませんか?機体が揺れ出したりしたら驚きますけれど、パニック起こしてもどうしようもないことでもあります。御巣鷹山に墜落した乗客の中に遺書を書いた人がありましたが、その気持ちも分かります。

心理的な傷害の話は福知山線の事故で軽いけがですんだ人からも指摘されていました。心の傷も安全項目のうちだと思います。軽視していると300回目が来ますよ。