安心だ 安全だ

このごろ老人や子供の誘拐・殺傷・強盗など痛ましい世の中。警察も不祥事。どうしたらいいんでしょう?

鶏インフルエンザ

2005-06-28 08:21:52 | Weblog
千葉県で鶏インフルエンザが報告されました。

この経営者がえらいのは「おかしい」と思ったその感性でしょう。「いつものことだ」ですませて会社閉鎖に追い込まれてしまった兵庫県の業者とは結果においては雲泥の差です。この事件自体については感染が人の管理下にはないので、ある意味では「気楽な」事故といえます。鶏1万羽の処分は確かにきびしいですが、企業の信用は守られるのですから。「機転をきかせた」とか「対応が早かった」というプラスの評価になり「大変だったねえ」のねぎらいで終わるでしょう。

「対応が遅い」というのは何事においてもいいことがありません。それこそ「一朝ことあるときには」と言う危機管理の大切さをプラス面で感じたことでした。

一方、昨年の台風で被害を受けた豊岡市の老人夫婦は修理の300万円が都合できず、いまだに二階で生活しているとのことです。融資の厳しさも理解できないわけではありませんが「もう少し何とかならないか」と思います。水害は被害物件が多いので保障も多額になるのはわかるのですが、保険会社も「一朝ことあるとき」に備えた対応をしてもらえないのでしょうか。まさに会社の浮沈に関わる「信用」と「危機管理」なのですが。