安心だ 安全だ

このごろ老人や子供の誘拐・殺傷・強盗など痛ましい世の中。警察も不祥事。どうしたらいいんでしょう?

三宅島の島民帰島

2005-02-04 18:05:53 | Weblog
2日もとんでしまいました。三宅島のみなさんがやっと島に帰れたと言うことで、本当に嬉しそうでしたね。心から「おめでとう」と申し上げたいところですが、火山性のガス(二酸化硫黄・硫化水素)の濃度が高いところではガスマスクの着用が義務づけられていると言うことです。ガスマスクは私もつけた経験がありますが、何とも鬱陶しいものです。それと、化学反応でガスを吸着するのでカートリッジの寿命があるため、管理が厳しいのです。反応しなくなったらただの粒、ちょうど使い終わったホッカイロみたいなもんです。簡易型のはつけていてもまだ人相がわかりますが、全面型になると全く顔なんか分かりません。二酸化硫黄の濃いところだったら、目にしみますから全面型でないと役に立ちません。誰なのか分からないのは結構不気味なものです。

似た環境は「風の谷のナウシカ」でしょうか。腐海(字が違うかもしれない)というのはたぶんそんな環境なのでしょう。「良い風が吹きますように」はまさに切実な願いです。台風が来たらいっぺんに空気はきれいになるでしょう。

それにしても、被災した方々(昨年の中越地震や洪水も含め)に、なんと政府は冷たいのでしょう。スマトラをほっといて良いとまでは言いませんが、イラクよりも自衛隊を派遣すべきところ、或いは金を使うところ、間違っていませんか?「予算を使ってしまわないと」と考えるところがあったら防災基金に回してはどうかと。海外派遣より反対する人は少ないと思うのですがね。