安心だ 安全だ

このごろ老人や子供の誘拐・殺傷・強盗など痛ましい世の中。警察も不祥事。どうしたらいいんでしょう?

糞を飼料に混入

2005-07-05 07:40:45 | Weblog
糞を飼料に混ぜて与えるというのは昔農芸化学会で聞いたことがありますが、効果が今ひとつ分かりませんでした。現実に行われているとは、さすがというかいかにもアメリカだなと思いましたね。
骨粉を牛に与えたらBSEの危険性があるが、鶏や豚ではでていないから与えても良い、と言う発想のようです。根本的に草食動物である豚に動物性飼料を食べさせるというその神経が理解できないです。仮に肥育が短時間ですむと言っても、自然の摂理に合わないことをするのですから、人間の都合に合わせた傲慢的な行為だと思うのです。誤食も現実にはあるでしょうが、自分にとって役に立たないものを排泄するわけで、それをまた食べる、食べさせるというのは納得がいきません。

ところが現実には鶏糞を混合した飼料が生産されていると言います。鶏は雑食ですから動物性の飼料も問題はないでしょう。カエルやミミズを喜んで食べていますから。でも、鶏が骨粉を食べ、その糞が飼料に移行して、牛が食べたらどうなのでしょう?食物連鎖を人間の都合でつなぎかえたら妙なことにならないでしょうか。

アフリカの飢餓を救え、とミュージシャンが奉仕活動を行っています。やせた土地に牛糞、鶏糞を与えて(もちろん土壌との相性もあるのですが)せめて食糧を自給できるようにするしくみを考えられないかな?と思います。国外から、となると防疫上の問題はありますが・・・