通学途上で襲われた子供の事件は後を絶ちませんが、このような事件が起きると「親
の同伴・集団登下校」が行われます。私の家は小学校から2,5kmも離れていて、
集落の中でも一番学校から遠いところに家がありました。まだのんびりした、「今日
は自動車を見たよ」と言うのが話題になる時代のことですから沿道の田畑で人が働い
ていることもありました。
たまたま同い年の子供が隣にありましたから、最後まで二人だったのですが、集団が
壊れてしまえば一人になってしまいます。家に到着した子供から離れていってしまい
ますから、如何に親でも一番遠い子供まで送り届けますか?と言うと疑問ですし、一
番遠い子の親が毎日つくというわけにも行きません。こんな場合にも沿道に人がいれ
ばまずまず情報が残りますが、「人はいても意識していない」と言う現代のことです。
結局最後の一人にはサポートがつかない現実ですね。
少子化が進んでくると学校の統廃合が起こり、廃校が増えます。学区が広くなり、ま
すます「一人歩き」がふえます。最後の一人が帰るまで沿道で見張っている人もある
ようですが、あくまで無報酬が原則なので、どこまで責任をもつのか、むずかしいと
ころです。警備員をつける場合もあるようですが、この場合は経費の捻出が問題にな
ります。
そういえばLast one mileと言う問題がブロードバンドの時にもありました。信号
やパケットの喪失ならそれなりに何とかなりますが、人の命ははそうはいきません。
末端までの補償というのはそれなりに手間も金もかかるのですね。
の同伴・集団登下校」が行われます。私の家は小学校から2,5kmも離れていて、
集落の中でも一番学校から遠いところに家がありました。まだのんびりした、「今日
は自動車を見たよ」と言うのが話題になる時代のことですから沿道の田畑で人が働い
ていることもありました。
たまたま同い年の子供が隣にありましたから、最後まで二人だったのですが、集団が
壊れてしまえば一人になってしまいます。家に到着した子供から離れていってしまい
ますから、如何に親でも一番遠い子供まで送り届けますか?と言うと疑問ですし、一
番遠い子の親が毎日つくというわけにも行きません。こんな場合にも沿道に人がいれ
ばまずまず情報が残りますが、「人はいても意識していない」と言う現代のことです。
結局最後の一人にはサポートがつかない現実ですね。
少子化が進んでくると学校の統廃合が起こり、廃校が増えます。学区が広くなり、ま
すます「一人歩き」がふえます。最後の一人が帰るまで沿道で見張っている人もある
ようですが、あくまで無報酬が原則なので、どこまで責任をもつのか、むずかしいと
ころです。警備員をつける場合もあるようですが、この場合は経費の捻出が問題にな
ります。
そういえばLast one mileと言う問題がブロードバンドの時にもありました。信号
やパケットの喪失ならそれなりに何とかなりますが、人の命ははそうはいきません。
末端までの補償というのはそれなりに手間も金もかかるのですね。