映画のような世界が出てきたな、と言う印象です。卑劣としか言いようがありませんが、サミットに相当手を取られていたところに本拠を攻撃されたというストーリーまがいの事件でした。
ロンドンは犯罪の多さから監視カメラがそれこそ万の単位で取り付けられているそうです。しかし、これもいずれ明らかになるでしょうが、犯罪記録を取る、と言う立場でつけられ、何か事件があれば巻き戻してみる、と言う発想でしょう。リアルタイムの監視が今後クローズアップされるでしょう。記録するぞ、と言う威嚇から見ているぞ、と言う威嚇に転換していかないと、ラグタイムを利用した犯罪は後を絶たないと思います。
そんな場合も個人情報保護法が問題になることは非常に可能性が高いと思われます。画像情報についてはこと防犯の目的に限り、クローズな環境を設定するなどして別に扱うべきでしょう。
家を一歩出たら、見られることについてのプライバシーはないものと考えるべきですね。
ともあれ、犠牲になられた方々のご冥福と、負傷された方々の一日も早い回復をお祈りします。