骨董品収集品の記録

自分の集めたアンティークを載せてます

古伊万里皿

2024-06-11 21:22:00 | 日記
瑠璃釉の品は持っておりませんでしたのでいつか欲しいと思っておりました。
しかしながら目にも自信がないのでどうしようかと思っていたところ、何回か購入させて頂いている方がヤフオクに手が届く金額でだしておられたので数ヶ月前に購入しました。
柴田コレにも載っている手で大丈夫な品であるとも思ってでした。
送料込みで昼食19回分なので私にとっては安くない品ですが柴コレに掲載されているようなものを手にできるのであればと思ってです。


柴コレパート1では牛人物の赤絵模様とのことです。

裏側の様子からも同手と見て良いのかと。

私のは赤絵でエビの図です

若干薄れてはいるもののまだ残っています(^^)

ホツやニューはないのですが甘手です。
ただほぼ表面の釉薬で甘焼き?になっております。
コレはコレで面白い焼け方でした。

なんといっても購入の決め手となったのはこの裏銘でした。


高台はつけ高台で高さがあります。

口径21.7✖️10.0高さ2.8底径16.9✖️6.2
柴田コレによると1658〜60年とのこと。
本当に2年だけなんでしょうか??笑

実はこの品紆余曲折あり我が家にきました。
落札したものの出品者さんがいくら探しても出てこないとのことでお詫びの連絡がありました。
しょうがないので一旦無しとしましょうとのことに。
ただ見つかったら優先で宜しくお願いしますということにしました。
それから数ヶ月して以前の取引連絡で見つかった連絡を頂き直接取引して購入することができました。
品と縁がなかったかと諦めたところでしたが縁があったみたいです(^^)

その際お電話にてお話しさせていただきき色々お話し伺いました。
私など及びもつかない正真正銘のコレクター様でした。
1時間ほど電話しました。
やはり昔に比べて安くなった話から始まり
専門的なお話しその他とても面白かったです。
皿を眺めるだけでなく皿を通じた不思議な縁も楽しめました。(^^)



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ぽぽ)
2024-06-13 06:38:06
酒田さんへ
ありがとうございます!
酒田さん好みの品でしたか!私も変形皿で時代があるので面白いなぁと思っていました(^^)
ただ下にも書いた様に瑠璃釉の色は3割増しくらいにキレイに写っています。笑
iPhoneで撮っているのですが、いつも若干補正というか色味が違うく写るんですよね(-_-;)
実際はスレ傷も多く写真と少しイメージが違うかもしれません。
それでも初の瑠璃釉なので大切にしようと思っています(^^)
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ぽぽさんへ (酒田の人)
2024-06-12 23:14:54
これは個人的に大好きな品です
古九谷らしい変形皿で、しかも瑠璃釉で絵柄も抜群!
甘手故にこの見事な瑠璃の発色になっているのかも知れませんが
この瑠璃釉の発色は涙ものです。
素晴らしい品をお持ちで羨ましい限りです。
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Unknown (ぽぽ)
2024-06-12 12:43:23
Kさんへ
おっしゃるとおりで第一印象は意外と大きいなというものでした。
それ故か比較的厚手のつくりです。
遅裏銘さんもおっしゃっていたのですがジカンなのですね!表面にはきていないようなヒビです。
あまり見たことないので参考になりました。(^^)
指ではじくと響きがない金属音?みたいな感じです。ちょうど完品と甘手の中間のような音でした。
因みにお話しさせていただいた方曰く今は買いですねとのこと。
その中でも唐津やら織部等のお茶碗なんかはびっくりするくらい安く本歌っぽいのがでているようです。ヤフオクですが。
私の年齢を考慮したら勉強してみては?と勧めらました笑
まあ趣味なので投資にはならなくとも伊万里と同郷の唐津焼きなんかはやってみても面白いなあと思っています(^^)
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Unknown (ぽぽ)
2024-06-12 12:32:57
遅生さんへ
裏銘宝だと思ったのですが自信がなくてブログに書きませんでした笑
ありがとうございます。
まさにおっしゃる通りでしてわざとこう言った焼きかたする陶器ありますよね!
実際より青がキレイに写っており深い透明感のある青に見えてしまっています。
実物は写真ほどでないですがキレイなことはキレイでした。
じかんと甘手は違いますね(^^)
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ぽぽさんへ (Dr.K)
2024-06-12 09:26:40
これも、良いお皿ですね(^_^)
口径が21.7✖️10.0というのもいいですね(^_^)
なかなか、瑠璃釉で、そんなに大きなお皿はないですものね。
それに、ぽぽさんも言われていますように、裏銘がいいですね(^-^*)

確かに、今は安くなってしまいましたよね。昔は(この「柴コレⅠ」が発行された平成2年頃は)、ぽぽさんが買われた値段の3倍はしたことでしょうね。

これ、甘手ということですが、どうなんでしょうか、、、。
遅生さんが言われていますように、十分に焼けているのではないでしょうか、、、?
指で弾いて、キンキンと金属的な音がしませんか、、?
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ぽぽさんへ (遅生)
2024-06-12 05:23:55
いやー、これは良い皿ですね。
裏銘の如く「宝」です。
びっしり入ったジカンがきれいですね(^^;
これはアマ手というより、呉須釉をたっぷりとかけ、ガラス質が厚くなったためと思われます。瀬戸の御深井釉でも見られます。
アマ手と異なり、全体にビッシリと入ったジカンはむしろ美しいです(^.^)
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