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**PRINCESS * MARIE**

宝塚歌劇団の誇る名花、花總まり
想い出は永遠に・・・。

千秋楽を終えて・・・

2006-05-11 22:23:13 | **姫語り**
なんて可愛い人なんだろう。
どこまで純粋な人なんだろう。

・・・愛らしいハナちゃんの袴姿は私にはあまりに残酷でした。
(5月8日は大劇場にいるお友達から時間差実況中継を頂いておりました。
なので楽屋入りからサヨナラショー、楽屋出までご報告はできるのですが、うちのブログにお越しくださっている方でしたら何所かしらで千秋楽情報を得ているのではないかと思うので。
ありがたいことになみさんのご報告もございますし、あとはENAKさんさんをご紹介ということで済ませていただきます☆)

正直、今はまだ受け入れられていません。
ラストデイが過ぎて2人は退団するんだってようやく飲み込めた。(遅!)
今まではわけがわかっていませんでした。
夢が終わります。
夢が覚めます。
こんなにも突然にばっさりと。(突然じゃないよ、10月から言ってたじゃん!)
そしてその最後の時をまだ受け入れることができていないんです。

こんなにも最後まで和央、和央、和央。
本っ当に和央ようか和央ようか和央ようか和央ようか和央ようか和央ようか和央ようか和央ようか。
ん~~~~~~~っ・・・・・・

それでも口に出しては言えません。私の正直な気持ちは。
言ってしまえばハナちゃんへの裏切りになる気がしますから。
(どんな気持ちを抱いているか察して頂けるでしょうか。

ハナちゃんの大好きな和央さんなら、いいよ。
ハナちゃんが望むのならいいよ。

私はハナちゃんがあまりに無欲すぎてはがゆいくらいだったし、通常の主演娘役だけに収まらない「奇跡の娘役」としての終幕を期待していました。
・・・でもそんなこと、重荷ですよね。
ファンのためにハナちゃんがいるんじゃないもの。
ハナちゃんのためにファンがいるんだもの。
ハナちゃんの意志なら喜んで受け入れます!

最後まで男役に花を添える娘役として存在し続けたハナちゃんを私は誇りに思う。
こんなに美しい人はいないよ・・・。

さてこんな私のぐちぐちした語りなんかよりも、ららさんの千秋楽ご感想の方がよっぽどすっきり晴れやかな気持ちになれます。
・・・本当、人にばっか頼っているブログですみません。

私はまだ「受け入れよう」と努力をしている最中なんです。

大劇場ラストデイ

2006-05-08 21:54:23 | **姫語り**

和央さん。ハナちゃん。
お疲れさま。ありがとう。

「ありがとう」としか言いようがありません。
和央さんとハナちゃんのおかげですごくすごく楽しかった。幸せだった。

和央さんに憧れて恋してた日々。
心の中にいつもハナちゃんという天使がいた日々。

・・・出会えてよかった。何よりも大好きだった。
2人はタカラヅカという夢の国の王子様とお姫様でした。

ありがとう。そして・・・おめでとう。

歌劇5月号

2006-05-07 22:23:08 | **姫語り**
言わずと知れた花總まりサヨナラ特集号
そこだけ見ていきます。そんな前楽デー。

*表紙からして、きれいなお姉さんハナちゃん。
なんてきれいに優しく微笑む人なのでしょうね、ハナちゃんは。

*Farewell...
うるうる。
素のハナちゃんを私はよく「うるうる」と表すのですが、まさにうるうる。
モスグリーンのワンピ(かなあ?)のハナちゃん、プリティ!!

*か、かかかか・・・かわっかわっ・・・かわーっかわーーー
あまりの可愛さに「かわいい」の「かわ」しか言えない状態になってしまいました。(実話)
なんか和央さんみたいなTシャツ(←変なキャラクターがプリントされているの意)(←え?)を着ています。
赤いTシャツのハナちゃんは「お茶目でチャーミング」な魅力満載。
どのショットも可愛くて可愛くて可愛くて・・・(エンドレス)本当に「かわ!!」しか言えなくなります。(笑)

*うってかわって、お次は黒いドレスでビューティーハナちゃん。
なあんて美しいのでしょう~~~
舞台上のハナちゃんが黒いドレスを着るのと全然違うんです。
舞台では豪華でシックな美しさを見せてくれる感じ。(ジジはまた別。)
素のハナちゃんが黒いドレスを着ると・・・なんだか「黒」がとっても優しい色に思えてくる。可愛い色に見えてくる。
そして舞台・オフ共に最大のポイントは上品さ、です。
ポートの洗練された雰囲気がすごくハナちゃんらしくてうっとり見入ってしまうページです。

*緑の袴のハナちゃん!!
お花は砂糖菓子みたいなバラでした。
なんて可愛いの♪なんてハナちゃんらしいの♪

*「清麗」とか「純美」ってハナちゃんの舞台歴に最適の言葉だと思う。
ナイス歌劇!
純美なる舞台の軌跡。ココは是非カラーで~!(嘆願)

*真の愛をあなたに・・・
ハナちゃんからのメッセージ。
私は純粋なクリスティーヌという役をかなりハナちゃんと重ねて見ていました。
素直で真っ直ぐで清らかで。ハナちゃんは否定なさるかもしれないけど(笑)クリスティーヌ役をハナちゃんと重ねていました。
だからクリスティーヌとかぶらせたようなこの題字が嬉しかったです。
メッセージも実際とても素直で真っ直ぐで、だからこそ直球で心に届きました。

*花總まりを贈る言葉
演出家、衣装デザイナー、振付家の先生方がハナ語り。
小池先生は「努力」と「奇跡」を。
斎藤先生は「永遠の憧れ」を。
任田先生は「美の総て」を。
羽山先生は「絆」を。
どれもファンにとってはハナちゃんに贈りたい言葉ばかりでした。

*Dear.Princess
こちらは生徒さんより贈る言葉。
(もっとたくさんの人のメッセージを載せて欲しい気がしたワガママな私。)
主に専科の大先輩ジェンヌさんと同期ジェンヌさん、下級生娘役ジェンヌさんからのメッセージでした。
尊敬と憧れと親しみと。ハナちゃんは本当に素晴らしい人なんだなあと改めて実感です。

*優しき夢よ、いつまでも・・・
草野先生との対談コーナー。
草野先生の頭は被り物なんじゃないかっていうくらい・・・アレです。(アレって。)
でも私もハナちゃんと並んだらこうなるでしょう。
本当に「パパ」との会話みたいで微笑ましくなっちゃいました。

*百花事典
宙組組長・副組長はやっぱりハナちゃんをよくわかってらっしゃいますね
「何色にでも染まれる透明感と花總まり色を併せ持った人」by美郷組長。(そうなのよ!そうなのよ!そうなのよ~~~!!)
「天才演劇少女」byすっしー副組長。(花川亜弓さんって呼ぼうか。)
事典の中身はこれぞ「花總まりの全て」(の要点まとめ)でございます。
宝塚の誇るお姫様なところも、一生懸命なところも、和央さんが大好きなところも。
何でも載ってます。
ハナちゃんを表現するには言葉じゃ足りなすぎます。
こんな風に事典にしなくっちゃ!

そんなわけでいよいよ。
明日ですね。最後です。

いろんなベスト3

2006-05-03 16:41:10 | **姫語り**
花舞台の(個人的な)ベスト3を淡々と挙げてみます。
単に私の好みがわかるだけで何の収穫もありませんが。
「あら、私もよ♪」「いいえ、私はこうよ♪」「え?意外!」などご自由にどうぞ。

お芝居
1.エリザベート
2.炎にくちづけを
3.鳳凰伝/激情

*私は歌・歌・歌♪で綴られる音楽劇が好きです。
大作ちっくなものが好きなんですね。(ちっく?いえいえどれも大作ですよ!)
3はどうしても選べず同点3位に。


1.エリザベート
2.トゥーランドット
3.クリスティーヌ

*見事に個性がバラバラ!どのハナちゃんも好き好き好きっ!

ハナちゃんのソロ
1.私だけに『エリザベート』
2.私の真の愛『ファントム』
3.青きドナウの岸辺『ベルサイユのばら』

*これまた個性がバラバラ。でもどれも「花總まりさん」らしいなあ!

デュエット
1.You are music『ファントム』
2.聖なる星の奇跡『聖なる星の奇跡』
3.仮面のロマネスク『仮面のロマネスク』/うたかたの恋『うたかたの恋』

*またどうしてもどうしても選べずに同点3位が。

ラブシーン
1.『ファントム』より
  エリックがクリスティーヌの腕の中で共に歌い、息絶えるまで。
2.『激情』より
  ベッドに行くまでのホセとカルメン。(笑)
3.『BOXMAN』より
  ラストシーンの抱きしめたり追いかけたりする(笑)ケビンとドリー。

*2を詳しく解説すると、「カルメン、真っ直ぐにここへ来た~!」「嬉しいわ、ホセ!」 → ♪歌♪ → ガッとホセの上着を脱がせるカルメン。まで!
ベッドに行ってしまうと私はあたふたあたふた、挙動不審になってしまうので。(笑)

好きなカップル
1.エリックとクリスティーヌ
2.フレデリックとリディア
3.マンリーコとレオノーラ

*薄々気づいてはいましたがようやく実感。
私は『ファントム』という作品よりも、あの作品の中のエリックとクリスティーヌの物語が好きなんだなあ。

衣装
1.エリザベート:鏡の間の白いドレス
2.ジジ:変身後の白とピンクのドレス
3.クリスティーヌ:白と薄いブルーのドレス

*・・・あれ。好みが丸わかりな結果に。
というかハナちゃんってやっぱ白なのよ白!

ショー
1.レヴュー伝説
2.ザ・ショーストッパー
3.満点星大夜總会

*早送り箇所の少ないものからランキング。(←え!?)

ショーの場面
1.ノスタルジア 『シトラスの風』より
2.燃えるエッフェル塔 『ザ・ショーストッパー』より
3.花占い 『シトラスの風』より/HANACHANG 『満点星大夜總会』より

*また同点3位が。だって選べない~~~。

デュエットダンス
1.レヴュー伝説:飛翔(ジジが星になる場面)
2.ザ・レビュー99:フィナーレ
3.ネオ・ヴォヤージュ:フィナーレ

*・・・なんか水色好きな人みたいですね。好きですけど。


こんな感じでございました。
もちろんこの中に登場していないものだって大好き!!
好きな役は「今まで頂いた役総て」とお答えになるハナちゃんですから、ファンである私もその精神でいこうと思ったのですけど。
やっぱり1番はコレっと決めちゃう「1番癖」があります。(何だそれ)

タカラジェンヌ夢の軌跡

2006-04-29 13:06:07 | **姫語り**
ENAKさんに連載されておりましたハナちゃんのインタビュー記事「タカラジェンヌ夢の軌跡」です。

娘役トップとして最長12年に幕(1)

2度のエリザベート役で高評価(2)

大役を巧みにこなし存在感(3)

最後の舞台も平常心で(4)


さて、このインタビューの最後にハナちゃんは退団後のことにも触れています。
お花にインタビュー。のコメント欄に投稿してくださった方々のように・・・ファンならやっぱり新たな舞台を期待するもの、ですよね・・・?
私はハナちゃんのお言葉を抵抗なく素直に受け入れてしまったのですけど。
「そうだよね。ハナちゃんらしいな。」とショックも何も感じなかったんです。
なにしろハナちゃん退団後のことに何の考えも及ばなかったくらいですから。
してほしいことも、してほしくないことも、なーんにも浮かばず。
不思議なくらい何も考えられなかったから。

ハナちゃんは驚くほどに普通なんだなって思うんです。
「普通」って言葉が正しいのかは微妙なところですが、舞台女優としての感覚というより、どこにでもいる女の子・女性の感覚の方にずっと近いように感じていました。
もちろんプロの役者さんですから。タカラジェンヌですから。トップ娘役ですから。
それも宝塚史上に残る大きな大きな存在のトップ娘役さんですから。
いろんな面で違うところはあるのでしょうが、どんなに特別な立場にあってもハナちゃんはどこまでもピュアで汚れない人だったから。
(汚れるという言い方は語弊がありますが!ああ、何と表現すればいいの~!

私は最近退団された某OGさんには、宝塚後の舞台などにも希望を抱いて旅立ちの時を迎えました。(←どなただかわからない方はわからないままでいてください・笑)
その方は「普通」というより・・・うん、なんか普通じゃなかったから。
上手くいえませんが、皆の前に進んで立ってくれる人というか夢をたくさん抱え続ける人というか・・・そんな感じで。
だから宝塚だけで終わらないんだと思えて・・・ああ、でもどっちが良くてどっちが悪いという問題ではないんですよ! フギャー!(混乱)

ハナちゃんのファン生活の中であまり退団について考えた事はありませんでした。
でも過去に書いた未投稿の記事の中に少ーしだけ触れているものがありました。
和央さん、ハナちゃんら宙組御一行が2001年1月に日本テレビの「THE 夜もヒッパレ」という歌番組に出演された時のこと。
そのビデオを見て書いた感想からそのまま抜粋します。↓

過去の日記:「年下の男の子」を歌うハナちゃんがかーわーいーいー!!
和央さんが Misia を歌ってくれるなんて感激!!
普通に芸能人みたいですよ~。
宝塚じゃない歌でもこれだけ輝いている二人が見れてもう驚きと感激の嵐!

思ったことは、和央さんもハナちゃんもTV向けタレントでぜんっぜんOKだということ。
特にハナちゃんは宝塚という舞台が一番似合う人なんじゃないかなー
なんて勝手に思っていたのですが、ううん!そんなことないない!
それはもう立派なエンターテイナーでした。
今のTV界にはないような清楚な可愛さと品のよさですし。
うひゃー芸能界入りはちょっとイヤだったのですがアリだよね~全然。
でもどうしても芸能界って汚い世界のような気がして、うるうるのお嬢さんであるハナちゃんを
行かせたくはないのです。勝手な個人的意見ですけどね。
和央さんはビシビシとこなしてしまいそうなイメージがあるもののやっぱり行かせたくない。
まー何を言ってもご本人さんたちの思うとおりに生きていただくのが一番、ファンにとっても幸せなことです。


って言ってるよ。私。
今の自分はこの時の自分の気持ちを思い出せません。
ヒッパレのビデオはとうに友人に返却してしまったし、今見たらどんな風に思うのでしょう。
それにしても、実際に退団してしまう時のことなんて考えていなかったんだろうなあ。
本当に現実に宝塚を卒業する今は何にも考えられなくなってます。

私の夢は全て7月2日に終わります。
全てが思い出となります。
そのことしか今は自覚できません。

突然「うたかたの恋」鑑賞記

2006-04-29 02:48:22 | **姫語り**
夜中でーす。
今日、帰宅した時間にCSでちょうど「宝塚名作Check it out!~うたかたの恋~」という番組が放送されておりました。
とっても久しぶりに見た和央ルドルフとハナマリー。
そうしたらものすごく『うたかたの恋』が見たくなってしまい、こうして睡眠時間を削り(笑)宝塚にカムバックしてきました♪

・・・くあ~~~っ!!
んもう、マリーが可愛くって可愛くって!!
一週間分の疲れがしゅうぅぅと消化されたわ~。
だって可愛い~~~っ!かわいすぎて疲れなんて吹っ飛ぶ!
しばらくエコーみたいに耳に残りますね、ハナマリーの可憐ボイスは。

ルドルフはマリーのことを「小さな青い花」と言うけど、ハナちゃんのマリーは「淡いピンクのお花」っぽいと感じるなあ。
冒頭の舞踏会場面で、ルドルフとワルツを踊る前にご挨拶するところ。
ふわわわんっと、スカートの中にマリーが埋もれちゃうくらいふわふわのスカートなんですよね。
ドレスに埋もれているマリーがその形状からも本当にお花みたい。(笑)

しかしブルク劇場でルドルフと初めて出会った時のマリーは淡いブルーのドレス。
ああ、やっぱりルドルフには青い花なんだなあ!って思いますねぇ。
Check it out で他組とのドレス比較ができて楽しかったです。
やっぱりココは青いドレスよね♪と個人的には満足。
小さな青い花というと忘れな草くらいしか思いつかないのですが、ルドルフ曰く具体的な花を言うのではないらしいので、まあ適当なんでしょう。(適当って!)

あー・・・。いつかマイヤーリンクに行こうっと!
静けさと優しいそよ風。小鳥がさえずるんですって。小川のせせらぎですって~。
和央さんの歌声が、疲れた心身に優しく染み入りました。
ところで Check it out で分析されていたそれぞれのルドルフのチャームポイントが興味深かったです。(チャームポイント?)
真琴ルドルフの「眉間の盾ジワ」に何故か爆笑しつつ・・・。
そして和央ルドルフは「手の広がり」。
ほっほぅ。CSさん、なかなかツボを押さえているじゃないですか!!
そうなんです。あの包容力満開で広げる長い腕・・・素敵ですよね。
あとマリーを見る時の目じり下がりまくりな笑顔かな♪
あと育ちのよさがわかるぴしっとした真っ直ぐな姿勢かな♪
あと後頭部かな♪あと・・・(もう強制終了。)

それにしても、やはり私は和央さんとハナちゃんのこういう正統派ロマンスが大好きです。
タカハナのオデコこっつんこはこの『うたかたの恋』にも『NEVER SAY GOODBYE』にもありますが、両方言い聞かせ系とはいえ全く違う“こっつんこ”なんですよねえ。
お花を髪に飾ってあげるのも素敵だなあ。
指輪に私たちのあの日を刻むのはどうかなあ・・・。でもいいのっ。
ルドルフの表情のひとつひとつにマリーへのたまらない愛を感じてね。
マリーの幸せいっぱいな笑顔が「うたかた」なんだと思うと切なくてね。
夜中に一人でシクシク泣いていました。(怪)

なんだかまだまだ「こんなハナちゃんが見たい」「あんなハナちゃんが見たい」という願望は尽きないのだけど、こうやって過去の出演作を見ているとその思いも少しずつ消化してもらえる気がします。
でも、もうすぐこうやってビデオの中でしか会えなくなるんだと思うと寂しくなりましたが。
全然違いますよね。今だって過去を追っているのには変わらないけど、それでも全然違いますよね・・・。
はっ。 また「いなくなっちゃヤダヤダ病」にかかってしまいそうなので、今日はラブ・マリーのままおやすみなさい。

白い鳥と赤いバラ

2006-04-15 16:49:01 | **姫語り**
「NEVER SAY GOODBYE」フィナーレへの雑感、参りましょう。(ハナオンリーで。)
はい、ハナちゃんご登場。

・・・白鳥まりさん。

思わず芸名変えてしまいました。
だって本当に白い鳥だったんですものっ
真っ白いドレスを着たハナちゃん、もとい白鳥(しらとり)さん。
じっくり見るときらきらの縁取りやレース飾り、裾のフリルづかいなど細部にまで行き届いたデザインなのですが、基本は思いっきりシンプル。
無駄な飾りは一切ありません。すっきりさっぱり白ドレス。
花總さんなんだけど白鳥さん。大階段に真っ白な小鳥が1羽、人の姿を借りて立っていたんです!

ここで歌う「愛の真実」は天使の歌声ですね。まさに。
透明感のある優しい優しい響き。
お芝居で聞くよりもずーっとずーっと綺麗な曲に感じたのはなぜかしら。
大階段に一人で佇むハナちゃん。
ああ、サヨナラテイスト溢れてます。ここで涙がじわりでした。

そしてデュエットダンスは今この瞬間を大事に大事に踊っているように見えました。
本当に愛しそうに見つめて、見つめかえして、2人だけの空気ができあがるんです。
この2人がいなくなってしまうなら、もう2度とこんなデュエットは見れない。
綺麗なポーズより、しなやかな振りより、何より印象に残ったのはあの幸せ色の空間でした。
素敵だった・・・。

で。
この後の展開がね。。。 
ああ、和央さんの退団される公演ですからまず第一に和央さんを・・・な~んて謙虚になれませんわ~私。(笑)
ハンカチ噛んで悔しがりました。キィ~ッ。(←?)

お次。パレードでは・・・。
やったあ!やったあ!まさか赤いドレスのハナちゃんにまた出会えるとは思っていませんでした!
(こだわりアラカルト~赤~でもチラリと触れましたが、私は赤いドレスを着たハナちゃんがまた特別に好き。
嬉しかったなあ♪ すごーく綺麗な真っ赤なドレス。
段々になった豪華なフリルがバラの花びらみたいで!
花びらがた~くさん!ですごく綺麗。
おまけに髪飾りが大輪の赤いバラだもん! 私は大喜びです。
(王子様だけ白い衣裳だったことにまたちょっとしたわだかまりが襲ってきそうだったのですが。)

でもね!なんていったって赤い薔薇の花ですよ!花總さんはっ!!
白薔薇だのスミレの花だのカトレアだの・・・これまでハナちゃんをいろんな花に例えてきましたが、決定打はやはり赤い薔薇だ
(いつだかのお茶会でハナちゃんは「赤いバラのイメージがぴったりなまりちゃん」という言葉を「えぇ~?」と可愛く否定なさってましたが。笑)

袴姿はちょっと置いておくとして。(何気に目前ですね。どうしましょう。)
宝塚の舞台に立つ、最後の貴女はバラの花。
真紅の美しいバラの花・・・。
忘れません。その限りなく華やかで、匂い立つような美しさ。
忘れません。上品な明るい笑顔。

バラはもともと好きでしたが、私の中で紅薔薇ブーム再々来です。
(最初のブームは花總マリー・アントワネットを見た時。
次のブームはカルメンが渡した花をバラだと勘違いした時。本当はアカシア・笑)
そんなわけでハナちゃんへの思いも兼ねて、最近は赤いバラグッズを集めてます。

お花にインタビュー。

2006-04-11 20:17:20 | **姫語り**
いいかげん今日で観劇感想は終わる予定だったけど。

TOKKのインタビューを見たらものすごく書きづらくなってしまったわ。

あー・・・。ハナちゃん・・・。
好きです・・・。(←意味不明。)

ENAKさんにもインタビュー記事が掲載されていますが、まだ連載中ですので全て揃いましたらリンクさせようかと思っております。

は~。どうしようかな。本当に言いづらい。
フィナーレの感想ならいつものごとく(笑)べたべためろめろ感想なんですけど。
ちょっと頭冷やします。

それでは。
今日、発声練習にて「ワ・エ・イ・ウ・エ・オ・ワ・オ」に一瞬ときめいた私でした。
でわ。

キャサリンの「愛の真実」♪

2006-04-09 20:24:51 | **姫語り**
※NEVERの感想文6は下です。(読み流しを勧めますが・笑)

フランク・ワイルドホーン氏っ!
せっかくブロードウェイから呼んだのですから!
ハナちゃんのためにいい曲書いてもらわないとぉ~!!
と気合を入れてさあ鑑賞。

正直ね。最初は「エッ、この曲!?」と思った。
ハナちゃんの歌声は私にとって可憐な可憐な天使の歌声でしたから。
私がワイルドホーン氏だったら、ハナちゃんのためにはもっと高音が響きっぱなしで夢のように綺麗な曲を与えたと思うんです!(何を偉そうに。)
だから最初はあまりに普通なキーの高さに「えっ?」と拍子抜け。
(↑CSで改めて聞いたら高めのキーに感じましたが。)

でも・・・曲というよりハナちゃんの、キャサリンの思いに耳を傾けていたら「なんて綺麗な曲なんだろう!」と思えました。
私がハナちゃんの声から連想するような華やかなソプラノ調の曲でもない。強くきらめくような希望の音楽でもない。優しい天使の歌でもない。
ただ、愛を知った一人の女の歌なんです。
そりゃそうですよね。キャサリンという役自体が天使や姫とは違いますから。
何を期待していたんだか、私ったら。
(私にとってハナちゃんは絶対的に天使ですから。この2語がどうも抜け切れませんがご容赦を。

歌はまるで台詞の延長のように、高くも低くもないキーから始まります。
お姫様とか天使の肩書きはない、生きた人間の声が歌っているリアルな感情。
そう、人間の声だったんです。
いえそれは当り前なんですが(汗)、私はいつもハナちゃんを夢の世界に位置付けがちにも関わらず、キャサリンという一人の女性の声は生々しく「生きた人間の声」だって感じたのですよ。
そしてそれは強く美しいヒロインでした。

「愛されることの歓びと愛することのときめきと」
このメロディが最高に好き。
ハナちゃんの穏やかな高音と共に、優しい確かな愛を感じるんです。
キャサリン一人で歌っているのに、そこには愛があって、ジョルジュがいるんです!
だから次に来る「二度と会えなくても」でジョルジュの幻想をざっくり切り捨てられるようで、目の覚める思いがします。
それでもキャサリンは歌っているんです。涙を流して少し微笑んで。
ああ、このギリギリの一生懸命さ。ひたむきさ。真っ直ぐさ。
ハナちゃんの歌だ・・・と思いました。

私が初めてハナちゃんの歌に魅せられたのは『エリザベート』の「私だけに」でした。
その時に感じた不屈の精神、どこまでも意志を貫く、あの自我の強さを・・・。
こうしてキャサリンからも感じることができて、そしてそれは何よりハナちゃんの「強さ」がそうさせるのであって・・・。
いつも「一生懸命」なハナちゃんの生き方がそのまま歌の中に生きているみたい。

共に生きてきた中でキャサリンがどれだけジョルジュを愛したのか、どれほど力の限りに愛しぬいたのか、そのジョルジュによって変わった自分自身のこと。
ベタベタな言葉で語るのでもなくおおげさに曲調を盛り上げすぎるのでもなくて。
キャサリンの心の揺れ幅と同じだけ動くメロディと歌声だけでわかったんです。

ちなみに。
「あなたのぬくもりと匂いにつつまれ暮らした日々こそ」
↑私の1番のお気に入り箇所はココ。
この部分のメロディは果てしなく優しいようでも切なくって。
ジョルジュのぬくもりと匂いが感じられるんです。
幻想なんかじゃなくてキャサリンの中にはジョルジュがいるんだなって。
涙は流れてしまうけど、それでもそれは確かな愛の証。

「この愛だけは真実!」


・・・うわあ、長っ。
だってハナちゃんの独唱ですもの。譲れません。
キャサリンは愛にすがっているのでも、愛を呼んでいるのでもないんですよね。
ただ「真実」だと歌っているだけ。
キャサリンがこういう人でなかったらジョルジュも希望を託せなかっただろうし、私はそのギリギリの強さに脱帽するほかありませんでした。
この一曲の中にどれだけのドラマが込められていたことでしょう。

欲を言うなら衣装を変えてほしいなと・・・。『プラハの春』みたいな衣装、やめてほしいです。(笑)

フィナーレではまた違った感想になりますね。
あれは・・・涙腺によろしくないですよね。

初日

2006-03-24 18:40:39 | **姫語り**

  NEVER SAY GOODBYE 初日の幕があけました。
といっても私は大劇場にいませーん。(泣)
すぐに駆けつけますので観劇レポはしばしお待ちを・・・。

和央さん。
いつものように和央さんの勇姿、見届けるからね。

ハナちゃん。
大好きな舞台、やり遂げてね!

    .:☆.:★.:☆.:★.:☆.:★.:☆.:★.:☆.:★.:☆.:★.:☆.:★.:☆.:★.:☆.:★


せっかくなのでプログラムの感想だけでも。
・ぱらりと開くとジョルジュ・マルロー。
随分ラフというかカジュアルな出で立ちなのでびっくりしました。

・そして。わーい!!
「うたかたの恋」だぁ!
(たかはなファンならどの2ショットだかおわかりよねっ?・笑)

・ジョルジュってばスーツも素敵だけどバイク乗りまわしてそうなこのスタイルもかっこいいですね。
そうか、カメラマンって服装こんななんだ。(?)

・うわああ、キャサリン!綺麗っ!!
髪型が予想外だったので新鮮すぎて「どなたですか!?」という気分でした。

・ユウガくんに・・・隙がない・・・。かっこいい。

・フリーター風ジョルジュ&職業婦人キャサリンの2ショット。
わ~!わ~!キャサリンってやっぱりジュリアみたいだよー!
ハナちゃんがパンツスタイルだなんて・・・!
でもね、スーツとドレスの方が好き・・・。(こしょこしょ)

・ストーリーは観劇までお預けとしても、ペギーの正体はメインキャストに堂々と記してあったのでわかっちゃいました。(笑)
わーい!タイタニック、タイタニック♪♪♪(喜)

・やっぱり和央さんとハナちゃんって舞台の上で目指しているものが同じところにあるんだなと思いました。(以前にご本人たちもおっしゃっていたけれど。)
私がいつまでも2人の退団を実感できずにいるのは、お2人自身がいつもどおりだからなのかもしれません。

<お詫び>
も、もしかしたらなのですが・・・このブログにサヨナラショー、千秋楽および千秋楽の入り出などの報告をご期待くださっている方なんていらっしゃいますか?
もしいらっしゃったなら申し訳ありません。
報告をできるかどうかは不確かですし、むしろできない線が強いと思われます。
でも、私にできる限りの応援をしていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。