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**PRINCESS * MARIE**

宝塚歌劇団の誇る名花、花總まり
想い出は永遠に・・・。

「NEVER SAY GOODBYE」6

2006-04-09 20:19:16 | **宙の観劇日記**
あぁ、かまぼこに出会えない・・・。
お名前くらい覚えておくべきでした。かまぼこ~・・・。
ではどうぞ。(?)

<ヴィセントたちのアジト>
なんだか仲間割れしつつあるカマラーダ。
この時ヴィセントが熱い熱い!
ジョルジュは人生の真実を見出だし、彼らとともに戦線に出ることを決意します。
ヴィセントの信念がジョルジュにそうさせてくれたんだって感じます。
私、2幕から見たならジョルジュを素直に好きになれただろうなあ。
そんなこんなでカマ復活。(キャサリンが出ていない場面はやたら適当。)
ラジオを聞いてキャサリンが自由を奪われていることを知った彼らは・・・。

<PUSCラジオ局>
キャサリン、当然だけどお怒り中。
アギラールってば嫌われることばっかりするんだから。(メキメキ好感度アップ中)
ところが。
なーーーっ 
最っ低!! 最低よー!アギラールー!
あんたなんてルーナ失格
(ヒロインに横恋慕する権力者にルーナ伯爵を求めるのはやめましょう。)(←そういうことだったのね・笑)
何をしちゃうかってキャサリンに薬を打っちゃうんです。
もうこの場面、舞台にわしわし乗り込んでいってキャサリンを助けに行きたかったですもん!
ああ、こんな奴にルーナを求めた私が馬鹿でした。(はるひさんじゃなくてアギラールを責めてるんですよ。)
でも暴れ馬キャサリンですから(笑)どこかの高級女官様のように「たすけてーあなたーーー♪」なんて可憐に歌っているわけがありません。
ツバはきかけて抵抗! タイタニックのローズちゃん思い出しちゃう。(そんなシーンありましたっけ??)
・・・あぁよかった。とりあえず退却して。さすがにプライドはありますよね、アギラール。

さあ。お待ちかね。キャサリンのソロ。ハナちゃんのソロ。
ワイルドホーン氏がハナちゃんの声を聞き、あて書いてくれた曲とはどんなもの・・・!?

・・・語りだしたら長かったから別枠に移しました。(笑)
そういうわけで今日はここでお開きに。
上の記事でキャサリンの「愛の真実」へどうぞ。

「NEVER SAY GOODBYE」5

2006-04-07 22:19:54 | **宙の観劇日記**
今日、とってもおいしいかまぼこに出会いました!!
でもねぇ、なかなか売っていないみたいなの。なぜだか「ゼッタイ和央さんこれ好きだと思う・・・!」という感じのものでして。(笑)
パッケージなど捨ててしまったので、また出会えた時にご紹介しますね!(何のために?)
はい、それじゃ続きです。

<民兵の訓練>
このあたりから私はまたストーリーについていけなくなります。
PSUCやらPOUMやら・・・・・・・・・ラララ~♪(もう歌ってごまかしてみた。)
とにかくスペイン内部で社会党と労働党で対立しちゃってるんですって。
でもジョルジュがONE HEARTを訴えて、彼を筆頭とした見事なコーラスとなり1幕終了。

この時キャサリンはジョルジュと一緒に「同じものを見て」生きてます。
(↑私は社会情勢を追うよりジョルジュとキャサリンを見てる方が楽しい。)
ハナちゃんの帽子ななめかぶりがかわいいです☆
今回ハナちゃんのお衣裳は「帽子」が結構重要なポイント♪
(とかいいつつ帽子をかぶっているのは3回だけだったりする。)
帽子から出てる巻き髪具合いとか好きだなぁ。(特に最後の。)


さーてココでようやく感想文も2幕へ突入です。
オリーヴの丘のエンリケ君とペギーちゃん。
てゆうか・・・ペギーたちって単に物語の導入係だよね!(泣)
そのためかどうしてもジョルジュとキャサリンの孫であるという実感がわかないの。
何かしらキャラクターづけがほしい。>小池せんせ~っ(怒)

サンジョルディの祭り
赤い薔薇の祭。
私のテンションが一気に上がった黄金の騎士とお姫様の場面です。(笑)
あぁ本当に嬉しかったんです。キラキラ。
私は宝塚友達に「NSGどうだった?」と聞かれるたびに「黄金の騎士とお姫様がね~っ」と話し出すので、NSGに対する誤解を与えているかもしれません。(ダメじゃん。)
本当にこの「お姫様ハナちゃん」で私は生き返りましたから。
ありがとう、ありがとう、姫でありがとう・・・!
この場面だけで7500円(S席料金)の価値あり!
ココがなくては私は成仏できませんっ! 王子キラキラ姫キラキラ!!

はーい。ここらでPUSCがジャジャーン。(←ほんとに状況説明が下手。)
PUSCのお頭(お頭?)ははるひさん演じるアギラール。
アギラールがねぇ、私はお気に入りなのです。(笑)
「全てPUSCが治めていくのだ!」というムチャな歌が好き。
片手をあげて指示を出せば銃声バババン!なところも好き。
彼、見ていると本当オモシロイですよ。
常に不機嫌フェイスを崩さない権威的態度なのに、キャサリンに対してだけは好青年。
キャサリンがジョルジュと一緒にいるとすごく怖い顔で睨んでるんです。
いいねぇ。(私の)好感度バッチリです。
(注:好感を抱くような人物ではありません・笑)

そんな彼、キャサリンにラジオの国際放送をやらせるってことでキャサリン拉致に成功。
こうしてキャサリンはジョルジュのもとを離れます。
戦うバルセロナ市民の力を世界に知らせることこそ彼女の人生の真実だから。
キャサリンは愛に甘えるだけの女じゃない。
ジョルジュも愛だけで女を縛る人じゃない。
「君(あなた)にだけはわかってほしい、愛していることを」
そんな思いを互いに歌って・・・キャサリンは背を向けて歩いていきます。

以前にも語ったけれど、こんな風に離れたところにいてもジョルジュとキャサリンは同じところにいるって感じるんですよ。

お次は6へ。(いつになったら終わるんだろ。)

「NEVER SAY GOODBYE」4

2006-04-06 20:23:48 | **宙の観劇日記**
1,2,3の記事は下にございます。(←そろそろこの説明いらないですね。)

<サグラダファミリア>
そうだ、エレンとピーターが大フラレするところの前にオリンピック選手紹介があったんでした。(適当)
ともちんさんの「ビルって呼べよ♪」に、「レオって呼べよ、エヴァ」&「ビルでもいいけど」と言っていた和央さんが瞬時に脳内をよぎりました。(笑)
さまざまな国の人が集まっていますが、みんな“カマラーダ”なのです。
こういうカマ集団の中にいる時なんかにヴィセントの温かさが大いに発揮されるので、じわっと嬉しくなります。
いいよ、いいよ!タニちゃんの笑顔!!

そしてなんだかんだでジプシーがジョルジュの今後を占ってくれることに。
・・・ジプシーのおばさんったらも~う!
なぜココでストーリーの結末をバラすのよ!
丸わかりじゃないですかっ。まぁ冒頭でペギーちゃんがお話していることからも予想がつくんですが。

<回廊>
はい、ジョルジュとキャサリン。(この話してるときが1番楽しい・笑)
お互い、ようやく真実の愛に巡りあえたらしいです♪
これまでのジョルジュの恋は「陽炎と消えた」そうで。
キャサリンなんて離婚経験者であるらしいけど。
お互いにすごくロマンチックに出会った運命の恋人たちってわけじゃないところが現実的で夢がないなぁなんて少し期待したところとは違ったのだけど・・・そんな気持ちは作中のジョルジュ&キャサリンを見ていくことで緩和されていきました。
「真実の愛」を見ることができたから。
愛ってピュアだから美しいわけではないのね。
ただ、真実かどうかってこと。
な、なんか恥ずかしいことを語りだしてしまったので終了っ。(逃)

・・・ところでこの公演で和央さんとハナちゃんのキスシーンがこれまでの何倍も秀逸!と驚かされているのは私だけでしょうか。
もう、手の位置やら指先の動きやら顔の近づけ具合いとか寸前の表情とかがね(←見すぎ)、すごぉく甘いの。 スウィート♪
愛~それは~甘く~♪の意味がわかったもん。(笑)

ここで聞ける二人のデュエットは本当にジョルジュとキャサリンの思いがほとばしるようで、つないだ手がずっとずっと離れないように感じます。

ああ、この歌を聞いているとジョルジュのことも許せそう。(笑)


そして。
ここからのジョルジュとキャサリンの愛し合う度はものすごいと思います。
無言の圧力というか。(圧力って。)
離れていても、一緒にいても、お互いがどこにいようと、二人の愛は常に存在しているって感じ。
心のつながりが見えるんですよね。
わかりやすくラブラブな場面が多いというわけではないのですが、二人は絶対同じところにいるって何とは無しに思えちゃうんです。
それってスゴイことだなぁと舞台を見終わってから気付きました。

では5へ続く。

「NEVER SAY GOODBYE」3

2006-04-05 19:52:44 | **宙の観劇日記**
1,2の記事は下にあります。

<市街戦>
みんな戦ってます。戦ってます。
ここで特筆すべきは美桜ちゃんのソロ!(喜)
かっこいーっ美桜ちゃーん!!
民衆率いて歌っちゃうんだから!ラ・パッショナリア!
美桜ちゃんにはすごく思いいれがあるのですが脱線するので省きましょう。
とにかく歌声ブラボー!私にとっては美桜ちゃんとの出会いからしてリアルクリスティーヌだったんですもの。(笑)

そんな戦いの場面は迫力があって大変よろしいかと思います。
そして敵が退却し始めたらしいですよ。やったね!(なんか適当だ。)

うーん、私がNSGに対してちょっとひっかかっているのはファシスト側の人間が一人も出てこないということ。
だからジョルジュたちが何と戦っているのか、なぜ戦っているのかがわからなくなってくるんです。(頭でわかっていても感情がついていかない。)
ファシズムがナチスのような独裁的指導者による政治ってことも、暴力で民衆を押さえつけていたってことも、言葉だけでは知っています。
作中では敵であるファシストを観客の先入観と予備知識に委ねちゃってますよね??
それでも十分なのかもしれませんが、私のような薄っぺら知識ではイマイチ感情移入がしにくかったのです。
(その点、雪組の『凱旋門』は大好きだったのですけど。

たしかこのあたりだったと思うのですがアギラールが盆にのってわっしゃー!わっしゃー!という感じのダイナミックなダンスをしているのが妙に好き。(わっしゃーって。)
有無を言わせない力強さが権力者らしくて素敵でしたね。
タッパがあると良いっ♪かっこいいっ。(でも頑張れはるひさん!!いろんな意味でっ!

はいはい、ロマンスのお話にいきましょうっ。
ジョルジュとキャサリンはこの戦いの中でお互いへの思いをはっきりさせていきました。
ジョルジュの「同じ空をあおぎ、同じ空気を吸い、同じ夢を追いかけることができる・・・」という歌がとっても好きだなぁ。
なぜフィナーレではムカつく方の歌を歌うんだ。(笑)
(でもデュエットダンスの曲なので

あ、ここでジョルジュはエレンと、キャサリンはピーターとお別れするのですが。
エレン、嫌いなのよ~~~っ。(エレンという役がムカつくのであって、るいちゃんに怒っているわけではないの!誤解のなきよう。)
エレンが好きという方には大変失礼になりますが、私はエレンを見るたびジョルジュへの気持ちが萎えるんです。
綺麗であれば誰とでも付き合うような人なんだ・・・って幻滅。
まあエレンのバックグラウンドなど描かれていないし、彼女について知らない点だってたくさんあるわけですが・・・キライだ。(笑)
キャサリンに向かって「泥棒!」と捨てぜりふをはいていきますもんね。
「ウガーッ!もう出てくんな!」と一人で憤っていたら2幕は本当に出てこないので・・・ふふっ。(?)
でもねでもね、るいちゃんは本っ当に綺麗でした!
ピアノ魔の手下(by.ネオ・ヴォヤージュ)時よりも「華」と「余裕」が身についたのではないでしょうか。(個人的に、ピアノ子ちゃんの時はちょっと頑張ってる感が抜けなかったかななんて思っていたので。)(←ピアノ子って・・・。)
女優ポーズもバッチリ決まって、キライなエレンなのにあんまり綺麗だからついじろじろ見ちゃったもの。
ああ、これならハナちゃんの後任を引き継いでも大丈夫ね・・・。(←何様。)

偉そうな発言を残したまま4へ続きます。

「NEVER SAY GOODBYE」2

2006-04-04 20:00:44 | **宙の観劇日記**
レポート1の記事は下にございます。

<バーなんとか>(名前が複雑。)
キャサリンらライターたちがワイワイガヤガヤ。
(↑私は状況説明というのが苦手らしい・笑)
もーう、キャサリンってばかわいいー♪
怒ってる姿が可愛い人なんて貴重です。
淑女らしからぬ行為(椅子の上に立ったり、大声でわめいたり)が可愛くってたまらないっ!
どうしてもキャサリンを見ていると、にこぉっとしちゃう。
多分、客席でめっちゃニヤニヤしていたと思います。(怖)
前回書き忘れましたが、キャサリンの髪型が思いっきりお洒落♪
絶対ハリウッド女優に間違えられるよ!VOGUEの表紙だよ!
さてさてキャサリンはケープを羽織って気合を入れて(!)ジョルジュ退治に向かいます。(別に退治するわけでは。)

<マリブ・ビーチ>
ジョルジュのアトリエへ「フィルム返してー!」と乗り込んだキャサリン。
しかし、なんだか打ち解けちゃった感じの2人。
ここのやりとりがカワイイんだ、また。
でも偉そうなジョルジュの態度がちょいとイヤ。
あーあ・・・どうしてジョルジュを好きになれないのかなぁ・・・。

でもこの場面のね、ジョルジュの口説きがもう完璧で。
「キスしてくれたら(フィルムを)返そう。」
ズガン!!(←心臓を射抜かれた音。)
きゃああ~!!ジョルジュったら~~~!! (わりと簡単に堕ちた。)
よくない!? よくない!? 「キスしてくれたら返そう」!!
タイミングとか和央さんの言い方とか容姿とか(容姿かい)全てが相まってなんですけどね!
なぜだかツボにハマっております。でへへ~。
そんなジョルジュの本名を正確に言える人がいたらスゴイなぁと思います。ズビズビ?

<オリンピアーダ・ポピュラール~リハーサル>
場面はガラリと変わってここはバルセロナ。
闘牛士いっぱい。
ヴィセントのタニちゃんが・・・かっこいいぞぉ
今回のタニちゃんは「かわいい」ではなく完璧「かっこいい」のです!

ヴィセントはね、生き様とか男気がほんっとかっこいいのよ!(大絶賛)
熱くて、温かくて、強い人。この3本柱がヴィセントなの~。
タニちゃんは余力を残さないくらいに思いっきり!ヴィセントで体当たりしてくるので目が離せません。
髪が真っ黒で、目も真っ黒で(目はいつも黒いのでは)、お口が真っ赤なタニちゃんなんて初めて見たので新鮮でした。スペインっぽい。

ヴィセントの歌はどれも「歌」というより「魂の叫び」のように感じました。
「闘牛を捨てて民兵になっちゃった~♪」(←こんなふざけた台詞ではないですが)と言って笑うヴィセントが素敵すぎて素敵すぎて、泣き笑いしたくなったほど。

ん?ちょっと前後しちゃった。

さてこの場面は叛乱軍がなんちゃらというところなのですよ。
それより私的メインは再会を果たすジョルジュとキャサリンです。
この時のキャサリンの服装がなんとなくオードリーみたいで好き♪
はたまたバービー人形のようで好き♪ 水玉が良い◎
同じ水玉柄のおリボンつけたプードルを連れて歩いてみてほしいです。
あー、かっわいいなぁ。こんなところでお仕事してないでジョルジュと二人、パリの小道をデートでもしてくれればいいのになあ。(←もしかして話に飽きてる?)

ハイ記憶が定かではないので市街戦まで飛びましょう。
3へ続く。

「NEVER SAY GOODBYE」1

2006-04-02 00:39:41 | **宙の観劇日記**
サン・ジョルディの騎士とお姫様は本当にきれいでしたねぇ・・・。
ってその話はもういいから!
NSGの感想を述べてゆきたいと思います。

注意事項:私にはこのお話は難しすぎて、正直なところ、雰囲気でしかストーリーについていけていなかった気がします。
そんなわけで、話についていけてない感溢れるレポになっております。
そのわりにいちいち語りたいことがたくさんあって無駄に長いです。クドイですよ~。
ばっちりネタバレでございます。
最大の注意事項:とっても自分勝手な感想文です。どうもすみません。


<オリーヴの丘>
キャサリンの孫、ペギーちゃんが歩いてきます。
ハイスクール生くらいかな、と思ってるんですが年齢不詳。
服装が今っぽくてこの衣装のまま代官山とか歩けちゃいそうです。(笑)
あ、ベルトがD&Gだ♪ 和央さんっぽい♪
そして・・・がちょーん。
タニちゃんの役名→ ○ヴィセント ×ヴィンセント
・・・やーね!なぜヴィンセントだと思い込んでいたのかしらっ!
個人的にかなり衝撃でした。NOTヴィンセント。
さてそんなヴィセントの孫であるエンリケ君(凪七っち)と共に、ペギーちゃんは祖父と祖母への思いを馳せます・・・。

<ココナツ・グルーヴ>
ここはハリウッド!ジョルジュとキャサリンが出会った場所です。
きゃー♪ココナッツ隊が好き~!!
"We are coconut!!"ってあの声どこから出してるんでしょう。カワイイ♪
ココナツ・グルーヴでは『スペインの嵐』制作発表のパーティー開催中です。
そこへ怒りのキャサリンが乗り込んできました。
ポスター等でもご着用のこのドレス、白い貝殻みたいで好きです。
この時ココナッツのお嬢さん方はキャサリンのことを「何よこの女~」的な目で見ているので・・・やっぱりキライだ、ココナッツ隊!(変わり身早い・笑)
とにかくキャサリンは脚本が改ざんされていることに怒っていてもう言いたい放題な上に、ナントカさん(←役名把握しなさいよ。)をどこっと突き飛ばしたり、キャサリンを取り押さえた男性陣をバシバシ叩いたり、すっごい。(笑)
そんなキャサリンを見ているとついつい笑みがこぼれちゃうんだなあ。
ジョルジュの気持ちがリアルに体感できましたもん!
「生きてるだけで魅力的な女♪」という歌詞のとおりですっ。

さてジョルジュは大暴れキャサリン(笑)の写真を撮っちゃうわけですが。
・・・衝撃告白。私、ジョルジュが好きではありません!
なぜなのーっ!? いつもいつも和央さんにめろめろに恋してきたのに・・・エリックもレオナードもケビンもフランツも(順不同&以下略)だあい好きだったのに・・・最後になってどうして~~~!
いえ、もちろんかっこいいんですが、プレイボーイ風なところがなんかイヤ。
オレの前でも自分を取り繕うことをしない女に出会いたい~♪とかそんなようなくだり(すいません、正確な歌詞が思い出せず。)がうっすらムカツクのです。(笑)
自信過剰ってわけではないんですよね、彼がどんな女性でも虜にしちゃうのは事実だから。でも嫌だこの人。
エレンと付き合っているという事実も考えられない。
こんな女と付き合うなんて信じられないわっ!
(あ、ちなみに私エレンがめちゃめちゃ嫌いでした・笑 それはまた後ほど。)
ああ・・・。和央さん(の役)に恋できないなんて悲しすぎる

では話が全然進んでいないのに2へ移ります。

サン・ジョルディの祭り

2006-03-31 14:43:21 | **宙の観劇日記**
ただいまでーす。NEVER SAY GOODBYE 観て来ましたー♪

で、なぜ唐突に一場面だけピックアップしているのか。
それは私が「サン・ジョルディの祭り」の場面を大好きだからです。
というよりそこしか好きじゃなかったり・・・。(ぼそっ)

では、以下ネタバレです。
(バレても支障はないような場面だと思いますが。)

4/23のサン・ジョルディの祭りは通称、赤い薔薇の祭り。
このお祭りはある伝説が元になっています。
簡略に説明しますと~、悪いドラゴンに生け贄として捧げられたお姫様を、白馬にのった黄金の騎士が救い出すというお話。
騎士の剣がドラゴンの心臓を貫いた時、ドラゴンの血が流れた地から赤い薔薇が咲きました。
騎士はお姫様にその赤い薔薇を贈ったんですって~。
だからこの日は男が女に赤い薔薇を贈るのが風習なんだそうです。

そんな伝説を歌と踊りで教えてくれる、赤い薔薇がいっぱいなお祭り場面。
ドラゴンも騎士もお姫様もハリボテみたいなお人形で再現してくれていて・・・カワイイ♪
と、ここで幕?がさーっと開いたらそこにいるのは・・・!
キャーッ!!リアル黄金の騎士&お姫様だーーーっ!!(もちろん和央さん&ハナちゃん)
もう、もう、この瞬間「これだぁーっ」と叫びたくなりました。
公演前に「今回ハナちゃんはドレス着ないのかなぁ。」「ハナちゃんのドレス姿が見たいね~!」としつこいくらい言い続けていたのですが・・・やったぁぁぁ!!!
やったよ~~~!!(喜)

 

キラキラキラキラキラキラキラキラ・・・・・

 


キラキラが百万倍っ!
綺麗。綺麗。綺麗。
うわーん、よかったぁ~!!(感涙)
こんな綺麗な2人を最後に見ることができてよかったです。
なんだかんだで私が求めているのはプリンス和央とプリンセスハナなんですもの!

黄金の騎士はその名の通り、黄金の王子服。(甲冑かな。)
キラキラ。
お姫様は綺麗~なピンク色のドレス。赤い薔薇の模様がとっても似合うピンク色。
キラキラ。
仕掛け人形みたいなカクンカクンとした動きからダンスがなめらかに息づいていくのが素敵です♪
なんていうかタカハナの美しさMAX!
こーんなにコスチュームものが似合うコンビなのに、普段着世界なNSGではもったいない!とまで思ってしまいました。
キラキラキラ・・・。

赤い薔薇の祭りはフィナーレのパレードにも影響しているし、何気にちょっとした伏線をはっているし、ドラゴンと勇敢に戦った騎士の姿を独裁政治と戦うバルセロナ市民の精神と重ね合わせることもできて・・・重要なトコロだと思います☆

はぁ、綺麗だった・・・。
もうこの一場面だけでいいんです私!

ってそんなの失礼すぎるので、本筋のレポはおいおい書いていきたいと思います。

以上、私はSANT JORDIの騎士とお姫様が大好き!!という主張でした。(笑)

「THE LAST PARTY」

2006-02-02 22:45:21 | **宙の観劇日記**
『THE LAST PARTY~S.Fitzgerald’s last day~』見てまいりました。
タニちゃんです、久しぶりのタニちゃんですっ。(ご機嫌

この年代の音楽(つまりJazz?)って大好き♪
舞台装置も洒落てる~!! 全体的にセピア色なイメージで、懐古調な雰囲気がすてきでした。
では人物ごとに。

YAMATO(スコット):大和悠河
タニちゃんの歌は聞いていて“にこ~っ”としてくるから好きでした。
伸びやかな歌声に感動するとか豊かな声量に圧倒されるとかじゃなくて、ただ単純に聞いていてついつい笑みがこぼれちゃうような歌だったから。(つまり技術は関係ないと。) 
でも2幕で歌うLIFEに涙・・・!
感情が歌にのって真っ直ぐ心の中に響いてきたんです!
いつもハナちゃんの歌を聞く時に感じていたあの感覚。
そんな風にハナちゃんと同じ感動を、まさかタニちゃんからもらうなんてね・・・!(驚)(←どういう意味。)
タニちゃんの、スコットの、激しいくらいの希望がLIFEからガンガン伝わってきて、涙しちゃいました。
私にとっていつも「かわい~」と思うことの多かったタニちゃんだけど、いい意味でそのかわいさが生きていたと思う。
晩年のスコットからも、スコットのもつ純粋さや弱さが自然に感じられて「ああこれが大和悠河のフィッツジェラルドなんだな」って思ったんです。
そんなスコットはとってもかっこよかったです!
ファンミーティングでお話されていたウサギとカメの台詞や、時々現れるYAMATOのことなど、ちゃーんとわかりました。

RUI(ゼルダ):紫城るい
ゼルダは個人的にすごく楽しみにしていた人物でした。
そしてどうしてもるいちゃんで見たい役でもありました。
フラッパーガールのイメージがるいちゃんにぴったりだと思っていたから♪
思っていたとおり、奔放で美しいゼルダははまり役!
登場シーンの濃いピンク色のドレスが一番好きだな。
ただやはりフィッツジェラルドの物語なので、ゼルダについては謎も多い・・・。
" Who am I? "と精神に異常をきたすくらいに感じやすかったゼルダの心をもっと知りたい。
ゼルダ、気になる人物です。

さてこのプリンス・スコット&シンデレラ・ゼルダ。
らぶらぶカップルって傍から見ててかなりイタイものだけど(笑)、スコットとゼルダは特に。
なんだあの変なノリは 本当にクレイジー!
微笑ましいは微笑ましいんだけど・・・ちょっとついていけない感じでした。
しかし!2幕の2人のシーン、You are me, I am youの歌では、あの時にはわからなかった愛のかたちがちゃーんと見えて、スコットとゼルダだけの特別な絆に泣いてしまいました。

RYOGA(アーネスト):遼河はるひ
アーネスト・ヘミングウェイはNSGの影響でお勉強中だった人物。
といっても今のところヘミングウェイ原作の映画を一本見ただけで、肝心の著書はまだ読んでいなかったので、はるひさん演じるヘミングウェイが私のお勉強に非常に役立ちました。
スマートで完全無欠なアーネスト。
どうしてもスコット側の視点から見てしまうので「やな奴・・・。」という印象をもってしまいました。
いや別にヘミングウェイは間違ったことはひとつも言っていないし、スコットと違ってリアリストなだけで悪い奴じゃないんです!
でも「っき~!あんたの本なんて読むもんかあっ、イーだ!」なんて気持ちになってしまったり。
あ、でも舞台を最後まで見ればそんな気持ちは消えましたよっ。

あとはスコッティちゃん(咲花杏)が可愛かったのと、シーラ(五峰亜季)が印象的でした。
他にもいろいろですが長くなってしまったので以上っ。
見終わった後にフィッツジェラルドの本が読みたくなりました。

さて初日なのでタニちゃんのご挨拶。(こんなことを言っていましたというだけで、言葉尻など全く正確ではありません。)
今日はご観劇くださり誠にありがとうございました。
再演にあたって台本をまた読んだ時に、初演とは違う新たな印象を受けました。
公演は4日間あと6回しかございません。
一回一回を大切に演じていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
客席はスタンディングでしたが、私は実は熱があって平衡感覚がないくらいふらふらでしたので立つことができませんでした・・・。
ごめんよタニちゃん。(そんな重症なのに観に来るなって話ですが。
そんなわけで出待ち報告もご勘弁。
私は千秋楽にも行く予定ですのでそちらをご報告できたらなっと思います☆
(時々タニちゃんブログになる謎ブログ・・・。

「炎にくちづけを」納め

2005-11-16 17:41:07 | **宙の観劇日記**
とりあえず語りたいことは語りました。
好き勝手にだらだらくどくど書いているだけでしたが、こんなものでも読んでくださった方々に感謝です。

私にとってものすごく特別な公演だったなあ、と思います。
最初は「好き」も「嫌い」もなかった。
ただただ戸惑って、恐れて、よくわからない奇妙な涙を流してた。
それが今では「好きな」というよりも「半端なくハマった」公演になりました。
最後にマドレーヌ独断でお気に入り場面ベスト3を!↓
(ベストなになに!とか決めるのってなぜだか好きみたいです・・・。)

第3位・牢獄。マンリーコの腕の中で息絶えるレオノーラ。
    ・・・できれば伯爵入場まで。

第2位・ラストシーン。
    天使の羽と地の人々とが対照的な活人画の舞台。

第1位・結婚を誓う前にこんな風に結ばれた2人。(照)
    あの森の中のデュエットは絶品。

皆さまはいかがですか?
そしてビデオorDVDの予約はもうお済みですか
それまでしばらくの間、レオノーラたちとはさようなら~。


*おまけ*
ジプシーメンバーの役名ヒンディ語を見比べてみてください。
木村先生・・・手抜き過ぎ。(笑)
ちなみに女性陣は色ですね。

ついでにパリアはどうだろうと思って調べてみました。

Pariah(プログラム記載のスペルはBalliaですが。)→インドのカースト制度の不可触。とくに南インドの最下層民。インドには人間を差別するカースト制があった。そのどの族にも属さない最下層の身分の者を不可触民という。

ですって・・・。
話は歴史のお勉強ちっくになりますが、ガンディーは不可触民の撤廃を求め運動していたそうです。
ガンディーのレターとか読んでみてください。わーおぅ、やっぱりか!
木村先生・・・深すぎ。

さらにさらに。 Luna はそのまま「月」ですよね。
Leonora は Eleanora(エレアノール)が変形した名。
その Eleanora の語源の諸説には、ラテン語の Heren と Honora であるというものがあります。
Heren は「輝くもの」の意。honor は「名誉」「尊敬」などの意で、Honor と大文字で綴ると「神格化された名誉」を意味したそうです。
・・・素晴らしいお名前じゃないですか、レオノ~ラ~♪♪♪(←伯爵風)(マンリーコ風でも可)
そしてManrico については・・・人名であること以外何の情報も得られず。
こんなブランドを発見したけど関係なさすぎ。(笑)
カシミアのシーツはぜひともマンリーコで!

うーん外国語って楽しいですね!! スペイン語、お勉強してみようかな。

「炎にくちづけを」レオノーラ 2

2005-11-16 17:23:03 | **宙の観劇日記**
続き。
私が最も素直に感動したマンリーコとレオノーラの
レオノーラにはマンリーコしかありえないし、マンリーコにはレオノーラしかありえない。
マンリーコに包まれているレオノーラ、この2人の絵がすごく自然なことに思えました。
囚人服のマンリーコも衝撃的だったけれど、レオノーラもとことん簡素で粗末なお衣裳姿をご披露です。
何しろ布切れ1枚ですから!ホントそれだけですから!
でも不思議とヤラシイ目で見る気は起きません。美しすぎるから。
「愛を知った人間」として究極に美しいんです。飾りなんていらないんです。何もいらない。
その人の魂が気高く尊いもので、光り輝いているから。
これはレオノーラにもマンリーコにも言えることだと思う・・・。
でも私はゴテゴテに飾り立てた伯爵が好きですが。(←小声でなんか言ってる。

とにかく、幸せそうな笑顔の美しいことといったら!
お芝居冒頭の、マンリーコを恋焦がれる幸せを歌う笑顔よりもさらに美しさを増した艶やかな微笑み。
きゃしゃな白い肩をマンリーコの大きな手が包んでくれて。
自分が触られているわけでもないのに熱、というかぬくもりを感じます。

そして束の間の幸せは終わり。あっという間に戦いが始まり、ジプシーは捕らえられ処刑されます。
宮殿に駆けつけたレオノーラでしたが、事態はもう最悪でした。
崩れ落ち、まるで悪夢を振り払うかのように頭を振って嘆くレオノーラ。
無力です。大きな力の前では愛はとても無力です・・・。

レオノーラは伯爵と「取引き」をします。マンリーコを救うために。
上手側からしか見えない表情ですが、伯爵が顔を近づける時にレオノーラったらものすごく嫌そうに顔をひきつらせていたんですよ。
そんなまるで黴菌でも見るかのようなお顔しなくっても・・・。
でも、確かに伯爵は「毒」ですもんね。

名アリアその2。
愛を歌うのがレオノーラですが、こちらは「宗教と差別」というテーマの核とも言えるお歌。
ってそんな固いものにとらえなくても、「ここでは一人きり」と歌うレオノーラがいるから混沌とした物語に唯一の「救い」を見出せるんです。
ジプシーなど人間ではない。
劇中でそれを否定してくれる人間(=キリスト教徒)はレオノーラだけだもの。

そして牢獄での熱烈な再会。
大きなマンリーコなのに、力いっぱい抱きしめているのはマンリーコなのに、まるでレオノーラの方がマンリーコを包んでいるように見える時があります。
愛を疑われたことに驚き必死で否定するレオノーラ。
やがて毒がまわり、マンリーコの腕の中で息絶えます・・・。
マンリーコの恋歌をそのまま返して。2人の思いは同じもの。
すみません失礼な言い方になってしまいそうですが、この時のレオノーラは死人の目をしているように感じました。
私は動物の亡きがらしか見たことはありませんが、死んでしまった動物の瞳はやけに黒くって輝きも何もない動かない目をしていました。
すごくよく覚えています。
マンリーコの腕の中で歌うレオノーラの目を見て私はその死んでしまった子の目を思い出しました。似ていたんです。
あの時はもうレオノーラにマンリーコの姿は見えていなかったのかな。
真摯にみつめてはいるけれど、視力自体は死んでいたんじゃないかと思わされました。
そして手でマンリーコの頬にそっとふれ、息絶えます。(ふれない時もあり。弱々しく腕をきゅっとつかむときもあり。力なく微笑むときもあり。)
・・・エリックもクリスティーヌに「ふれていたい」という感じで、死ぬ間際にクリスティーヌの巻き毛にふれていましたね。(これが瀕死エリックの手が届く範囲。)
こういう命の炎が消えゆく瞬間の和央さんとハナちゃんが大好き。
毎公演、その都度生きてきたマンリーコとレオノーラだから。
毎回、同じ場面になることはないんですよね。
「息の合うコンビ」だと感じるのは何よりこんな瞬間かも。
そしてハナちゃんて涙の天才。(笑)
頬をつたう一筋の涙・・・もっのすごく絵になっています。
こうしてレオノーラの儚い命は途絶えました。


レオノーラは「愛」です。
「愛は腐り切って異臭を放つ泥沼に、ポツリと浮かぶ花のようなもの」という木村先生の言葉があります。
その花こそがレオノーラだった・・・と私は感じました。