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**PRINCESS * MARIE**

宝塚歌劇団の誇る名花、花總まり
想い出は永遠に・・・。

花ちゃんこだわりアラカルト~ピンク~

2005-08-05 02:00:00 | **こだわりアラカルト**
今回のテーマはピンク♪ カラーシリーズ第一弾です。
ピンクって可愛い色ですよね~。思えばハナちゃんはほとんどの公演でピンク色のお衣裳を着ているような気がします。
それではピンクピンクなハナちゃんを集めてみました~。どーぞ。

SAKURA『ミレニアム・チャレンジャー!』より
実際の「こだわりアラカルト~ピンク~」でも放送されていましたね。
やはり一番に思い浮かぶのはSAKURAです。
ジャズ風にアレンジされた日本の民謡、さくら。男役も女役もみーんな桜。場面全体が桜、桜できれいなピンク一色でした。
ハナちゃんのドレスは桜の花をそのままドレスにしたような感じで可愛いですー!パフェみたいな弾けた髪型も可愛い!

トゥーランドット登場シーン『鳳凰伝』より
美しい10mマント(made in 中国)の威力を思い知れ!とばかりに、侍女たちに裾を運ばせ銀橋をお渡りになるトゥーランドット様。
こだわりの絵巻物は・・・何の絵だかよくわからなかったりしますが(汗)、姫様の豪華なお衣裳はピンクが基調です。
華麗な牡丹花も真っ青になるほど美しいトゥーランドット姫でございました。

舞踏会『ブルボンの封印』より
古いところからもってきました。ハナちゃんがトップになる前の雪組作品。
肩に謎めいた百合の刺青をもつ娘マリエール(=ハナちゃん)がその刺青の謎をつきとめるべくパリにやってきて、なんだかんだでルイ14世の愛妾になり、今日はその園遊会♪という場面です。(省きすぎ
ハナちゃんを含め、娘役さんたちのピンクのドレスが魔法の国ちっくな雰囲気で可愛いんです~。
ハナマリエールはルイ14世陛下(と見せかけて双子の兄ジェームズ=一路真輝さん)と共に踊ります。
この場面の歌や音楽も華やかかつ可愛らしくって好きです。

アメリカドリーム『GROLIOUS!』より
ポップで若々しい濃いめのピンク色です☆
ハナちゃんは和央さんと共に元気に歌い踊ります。和央さんがつけていた2000の文字の愉快なサングラスが好き・・・でもハナちゃんにはつけてほしくないからよかった。
ど派手なピンクのドレスにこれまたど派手な黄色い弾けた模様?が描かれて、見るからに明るく楽しい気分にさせてくれます。ぴょんこぴょんこ飛び跳ねるハナちゃんの眩しい笑顔も最高!

ホテルオープニングセレモニーのエヴァ・マリー『カステル・ミラージュ』より
数あるピンクの衣裳の中でもなぜエヴァのドレスなのか。
それはかなり私の独断と偏見(と妄想)が入っていると思うのですが、舞台を見ていてエヴァはわりとシックで大人っぽい色合いの服を好みそうだなあと感じたんです。
それがセレモニーでは可憐なピンク色。
エヴァ自身がピンクを選ぶとはあまり想像しにくいかなあ。
絶対レオセレクトのプレゼントでしょ、それ!?・・・と勝手に決め付けてみました。
ピンクをセレクトというところに愛を感じるんです。そしてドレスを着ているエヴァは春の女神の如く美しいのでした。

以上。「ピンクの衣裳なハナちゃん」というよりも「ピンクな舞台!」的感覚でセレクトしてみました。(カスミラは例外?)
同じ色でも場面によっては随分雰囲気が違いますねえ。
私、ピンクを着たハナちゃんというのは大好物(笑)で、他にもお気に入りは多々あるんです。
トップお披露目公演だった雪組のショー『サジタリウス』のフィナーレはもうエンジェル級!かわいすぎよ~!!
『ファントム』フィナーレの激らぶりーなドレス姿も好きでした。
運よく4列目で観劇することができたのですが、あのドレスは近くで見ると半端なく可愛かったです!!
もうリボンやら小花やらドレープやら全てがピンク尽くし!いやー可愛かったあ。
・・・と語りだすと切りがないのでここらで終了☆
ああっでもジジのピンクのかつらも好きだし、他にも~っ・・・!

花ちゃんこだわりアラカルト~銀橋~

2005-07-24 11:37:03 | **こだわりアラカルト**
スカステのこだわりアラカルト、次回&次々回のテーマが「銀橋」なようですよ。
というわけで先取りしてみました。今回は銀橋をテーマにハナちゃんセレクションしてみます。
この中のどれかが実際の番組でも放送されたらいいな~。宝くじ感覚(?)でいってみましょう。

~ショー編~
サジタリウス 
フィナーレ前 和央・花總・有未(並び順表記)で歌います。
何でしょうね、あのハナちゃんの可愛さは!! 白いチュチュみたいな衣裳が似合う~っ。
この歌がまた可愛い!振りも可愛い!3人とも可愛い!でも実は未来のトップコンビが並んでいることが単純に嬉しい!

ミレニアムチャレンジャー
フィナーレ前 久遠・花總・朝比奈(並び順表記)で歌います。
モナリザ♪を歌うハナちゃん。サジタリウスの時みたいにひたすら可愛いだけでなく、魅惑的な笑顔で紳士2名を操って?いるところに成長を感じます。(笑)

満点星大夜總会
アバダバ・ハネムーン♪銀橋でにぎやかに花嫁さんの取り合い。
「オレの方がイカしてるぜ!」みたいな男2人にちょっと振り回されるハナ嫁。
ハナ嫁は和央さんと伊織さんとどっちの味方なのかいつも理解に苦しむところ。
最初は和央さん側にめろめろ~んだったようだけど、後の方では伊織さんを自ら誘いに行ってるし?
ハナちゃんのクルクル変わる表情がめちゃくちゃキュートでございます。

テンプテーション!
たかはなファンとしてはココを取り上げねばなるまいでしょう。
プロローグ後、ブルーなお衣裳の紳士&淑女による大人なデュエットです。
ハナちゃんてば“淑女”という言葉が似合うな~。

レヴュー伝説 
オーレリアン「見つけた♪」
ジジ「何をよ!?」
で、始まる微笑ましいシーン。オーレリアン王子が相手役にジジを指名するところです。
この上なくメルヘンなお2人が可愛い!コミカルなやり取りがさらに可愛い!
「今日から2人はコンビ~♪」が最高に好きです。(ちょっとびっくりしたけども。)

~芝居編~
仮面のロマネスク
冒頭のシーンです。
上手にヴァルモン子爵、下手にメルトゥイユ侯爵夫人。
対峙する2人が銀橋で・・・まさに恋の駆け引き。
舞台の幕開きへと導入するやりとりが素敵すぎます。洒落た演出だなあ。

エクスカリバー
クリムゾンパレスへ向かうロザライン姫ご一行。
「こんなはずじゃないのに~。」と姫。
「もしかすると良いご縁♪」とナネット。
「必ず姫を私のものにしてみせる!」とクリストファー。
「お気の毒・・・。」とペイジ&兵士たち。・・・みんなそれぞれにいろんな動きをしていて愉快です。
ディズニーアニメを見ているよう♪ 

以上。「銀橋」なんて範囲広すぎますよね~。
まだまだまだまだっ出てきそうですが、とりあえずこんなところで。
著作権関係で絶対放送されないものでは『ファントム』のレッスンシーンが大好きです♪
ファントムとクリスティーヌの間に流れる空気がもう清らかで優しくて儚くて・・・。
"You are music"は私のお気に入り曲No.1かもしれません。音楽の美しさも相まって最高のひとときでした。

それでは早速「こだわりアラカルト」にリクエストしてみようっと。
あれって1人が何回もリクエストしていいんですかね?
ん~それもめんどくさいのでこの中からどれか1つを送ってみようと思います。

花ちゃんこだわりアラカルト~台詞~

2005-07-05 23:57:52 | **こだわりアラカルト**
宝塚GRAPHにある「好きな台詞ベスト3コーナー」に影響され、今回のテーマは“台詞”です。

というよりGRAPHでハナちゃんの投票も募集してほしいですよ。
記憶力に自信がないので今ぱっと思いついたものばかり挙げてみましたが、ビデオを見直したりしたらまだまだ出てくると思われます。ハナちゃんのお芝居で心に残らないものなんてないですから。
それではどうぞ。

「私にはそれ以上のもの、愛があるのです。」
―『ファントム』クリスティーヌより―
仮面を外すことを拒絶したファントムへの台詞。
クリスティーヌの愛には、恋人への熱情とも母が子を慈しむ気持ちとも似ているようで似ていないような・・・全てをひっくるめた優しい真心を感じます。つまりそれが愛。
こんなに真っ直ぐで大きな台詞は普通のドラマからでは聞けないなあと思います。

「その名は・・・愛!」
―『鳳凰伝』トゥーランドットより―
こちらはお歌なのですが台詞扱い。
鳳凰伝はほぼ歌仕立て♪な作品で、姫が歌以外でお話するのは謎解き・父子の会話・熱い!・寄るな!くらいだと思うので・・・。
夜明けまでにカラフ王子の名を言い当てれば姫は結婚せずにすみます。
で、結局名前はわかったわけですが、北京の民の前で姫が放った言葉がこの台詞でした。
さすがトゥーランドット姫と感嘆しました!まさか「愛」と来るとは!!

「星が!空だけじゃなく私の足元にまで一面に!」
―『聖なる星の奇跡』リディアより―
19世紀の人間であるリディアがそうとは知らないまま21世紀へ時空を越えてしまった場面。
教会の搭の上から光り輝く夜の街を見下ろした時の一言です。
リディアにとっては、見渡す限りのたくさんの光が家々の電気や繁華街のネオンだとは考えもつかないことなんですよね。その素直な驚きが真っ直ぐに伝わってくる可愛らしい台詞でした。
舞台装置からだけでなく、この言葉によって美しい星空が本当に見えてくるし、同時にリディアの無邪気さも感じられました。
今のところ、私的にはこの台詞がNo.1かもしれません。

「海人様、お顔が見えませぬ。涙が意地悪をして。」
―『望郷は海を越えて』由布姫より―
・・・涙がイジワルを!!かっわいい~~~!!
異国へ旅立った夫を日本で待ち続け、ようやく再会できた時の由布姫の台詞です。
思わずよろけてしまうくらい可愛い台詞でした。
海人様はよくよろけなかったなあと思います。
むしろ毅然としてかっこよく&優しく涙を拭いてあげるんですよねえ。男だわ。

・・・いかがでしたでしょうか。
そのうちもっとたくさんの名台詞を思い出したりしそうです。パート2があったりして?
ちなみに、ベルばら、うたかたの恋、風共、といった宝塚の定番どころはハナちゃんファンにとっては常識ということで(そうなの?)、あえて除かせていただきました。
エリザベートはそれこそ歌オンリーといった感じですし。

皆さまのお好きな台詞なんかも聞かせて頂けたら嬉しいです。
そういえば「愛してるわ」のような正統派ロマンス系の台詞って・・・ライラくらいしか思いつかないなあ。ありましたっけ??
ハナちゃんの「愛してる」を聞いてみたいっ・・・。
レオノーラは言ってくれるかしら。

花ちゃんこだわりアラカルト~歌~

2005-05-29 20:14:57 | **こだわりアラカルト**
今回のテーマは歌♪♪♪
ハナちゃんの歌の聞かせどころを集めてみました。

『ファントム』私の真の愛
怯えた思いを隠せない、怪人の真の姿を見つめたい。
クリスティーヌがファントムに仮面を外し、素顔を見せてと語りかける場面です。
メロディも美しいのですが、優しく澄んだ歌声はまさに天上の美。
聞いているとクリスティーヌの清らかな愛が心にじんわりと響きます。
もし冷えた氷のような心があったなら、それは歌によって溶かされます。
天使のような奇跡の歌声でした。

『鳳凰伝』トゥーランドット登場シーンのアリア
聞け、北京の民よ・・・恨みや怒りといった感情を一切無機質にしているようなのに、それらの感情が恐ろしいくらいに伝わってくるしっとりとした低い歌声。
氷よりも冷たく、剣よりも鋭く、それでも魔性のように美しいトゥーランドット姫。
女ならではの高音の美しさも、夢幻であるかのような錯覚をおこすほど。
一瞬にしてトゥーランドット姫の虜にさせられてしまいました。

『ベルサイユのばら』青きドナウの岸辺
マリー・アントワネットの中からマリー・アントワネットが出てきて(←意味わからないかしら)歌うんです。
レーヌ・ド・フランスっぷりを堪能しましょう。
女王としての威厳や気高さだけでなく、悲恋に生きる一人の女の憂いも見え隠れしています。
ガラスの城も合わせておすすめ。エトワールもね♪

『エリザベート』私だけに
私は誰のものでもない。私は私だけのもの。私の命は私だけに委ねる。
自力で立ち上がり歌うあの姿・・・はっとさせられます。
あの細い体の中に収まっているとは思えないほどの自我の強さには圧巻。
そしてあんなに綺麗な涙は初めて見ました。
希望をもちたい時にこの場面を見るのがおすすめ。
シシイのように皇室に閉じ込められているなんて状況ではありませんが、強い意志を取り戻せるような気がします。

『満点星大夜總会』HANACHANG
キラキラのアイドル、ハナチャン。 きゃわいい☆
「きらめいてる♪ときめいてる♪宝石のような私なの♪」
な~んて本当にキャピキャピのアイドルちゃんです。
明るくって可愛くって弾けてて☆ 元気がもらえます。

さて本当は毎公演ごとにあるように思うのですが、とりあえず、以上?です。
ハナちゃんって歌の技術うんぬんよりも、歌に表情をつけることがものすごく上手いと思うん
ですよ。(そこを重視した上で選抜してみました。)
それってただ歌が上手いってことよりも舞台人としてずっと優れた利点だと思います。
ハナちゃんはもちろん歌もお上手ですよ!でもそれ以上に歌にのせられた感情に感動します。
そして聞きごこちのいい声をしていると思うなあ♪
可愛くてリリカルでどこか上品な声。
ハープの音色、風鈴の音、オルゴール・・・、私はそういう綺麗な音が好きなのですが、私にとって世界中の何よりも一番美しい音はハナちゃんの歌声です。

花ちゃんこだわりアラカルト~動物~

2005-05-14 02:00:50 | **こだわりアラカルト**
今日もスカステを真似っこです。
今回のテーマは「動物」!
さあ、ハナちゃんはどんな動物に変身していたかな~???

小鳥
『ザ・ショーストッパー』より。
オープニングのバードスピリット。
美しい歌声をした鳥さんです。
ハナちゃんバードの歌声が、皆の中に眠っていた音楽を呼び覚まします♪
和央さんの指先にちょこんと止まるんですよ~。

ネズミ
『ダンシング・スピリット』より。
ネズミちゃん・・・可愛い!!
和央さん率いる猫集団と果敢に戦うネズミたちでした。
トムとジェリーがイメージだそうですがまさにそんなかんじ!!
アニメみたいにちょこまかした動きが本当に可愛くて、ネズミのお耳のようなお団子ヘアがキュートでした。


『ミレニアム・チャレンジャー』より九尾の狐。
美しいもののけ姫な狐さんです。
昔話風な和の雰囲気が素敵な場面で、涙が流れるストーリーになっております。
本当に綺麗な白い狐で、魅せられてしまいます・・・。魔性!?

白い鳥
『ザ・レビュー99』の夢人より。
一人の少年が助けた白い鳥です。
小さくて、弱くて、儚いくらい可憐な小鳥ちゃん。
鳥になった少年と、愛を育む様子がとっても可愛らしい~!

小鳥
『シトラスの風』より誕生。
真っ白な生まれたての小鳥。
ちっちゃな鳥さんはカラに閉じこもろうとするけれど、この新しい世界に誘われて、ようやく羽を広げて飛び立とうとする飛翔の場面。
お兄さんバードは和央さんでした。

シャネル
『マ・ベル・エトワール』より。
パリのアパルトマンで飼われている小鳥のシャネルです。
鳥かごの中でぷりぷり動いているのがか~わいい♪
鳥のくせにやたら脚線美が自慢な、ピンク色のかわいこちゃんです。
カワイイニャ~と寄ってくる黒猫さんとのやり取りが可愛らしい!
黒猫の高嶺さんも可愛くって、歌も可愛くって、とにかく可愛い場面☆

さていかがだったでしょうか。
小鳥が多いですね。さすが「おれの小鳥ちゃん」
他にハナちゃんアニマルといえば、一路真輝さんのディナーショー『アリア夢唄』での白猫ちゃんが可愛いとの噂ですが、未見なんです。 見たいよ~。

あとはチョウチョとか白うさぎなんか似合いそうですね。
特にオフの方のハナちゃんに、もこもこの白うさぎの耳とかつけてもらいたいですね。
そんな歌劇のポートがあったらすてきですね。
迷惑な発言を失礼しました。 でも絶対可愛い!

花ちゃんこだわりアラカルト~幻想~

2005-05-08 16:13:42 | **こだわりアラカルト**
“こだわりアラカルト”とはスカイステージでお馴染みの、毎回テーマを決めてファンの皆さまからのこだわりの名シーンを募集し、放送するリクエスト番組。
それを真似っこさせて頂きました。
ハナちゃんオンリーのPRINCESS*MARIE版でお送りします。

第一回のテーマは「幻想」
初回なんだから「ダンス」とか「ピンク」とかわかりやすいテーマにすればよかったのですが、私は幻想のハナちゃんというのが好きなんです。 というわけでいっちゃいましょ~。

クリスティーヌ
『ファントム』より。
2幕のエリック物語が終わると同時に、現代エリックの仮面だらけなダンスシーンがあります。
肖像画がまわる、まわる。
クリスティーヌと母ベラドーヴァの幻がエリックに優しく微笑みかけます。
エリックはその愛を必死で求めます。
幻想の中のクリスティーヌは天使のように美しく優しい笑顔。
ビデオには上手く映っていませんが、微笑むクリスティーヌにエリックが手を伸ばしているところが大好きでした。
(私的にこのシーンでベラドーヴァは無視です。)

デズデモーナ
『白昼の稲妻』の劇中劇『白昼の稲妻』より。(ややこしい。)
最後まで潔白を訴え続けたにも関わらず、嫉妬に狂ったオセローに殺されてしまったデズデモーナ。
罪の意識と途方もない後悔に苦しむオセローの周りをデズデモーナの白い幻が漂います。
儚げに揺れるデズデモーナ。
じっと責めるような不思議な表情で見つめたり、美しい笑顔でふわりとオセローの元に駆け寄ったかと思えば黒い影の中に消えてしまったりするのでした。
(ここ、TCA発売のビデオ映像ではよくわかりません。NHK版なら多少映っております。)

エヴァ・マリー
『カステル・ミラージュ』より。
和央さんファンにとって最大の名場面、レオの幻想シーンです!
髪をふり乱し、苦渋の表情を浮かべて踊る激しいダンスシーンに釘付け。
闇から切り替わって、光と共に登場するのは花嫁姿のエヴァ・マリーです。
レオの叶わなかった夢。
そっと汚れをはらい、優しくレオを支えてあげる美しい人。
手をとろうとするとエヴァは消えてしまいました。
うわあ、思い出し泣きしちゃった。

カルメン
『激情』より。ラストシーンです。
処刑されたホセが見た天国への道(ととらえていいのかな?)にはカルメンが立っています。
出会った頃の魅惑的な笑顔でホセだけを見つめて。
太陽の如く情熱的なひまわりの花の中に。
カルメンが手を伸ばして、ホセが歩みだして・・・ものすごくちょうごいいところで幕。
この演出、好きでした。
生前のカルメンから考えてみても、これは完全にホセの心が作り出した幻のように思うのですが、こういう終わり方をしてくれたおかげで救われました~。

エリザベート
『エリザベート』より。(雪組版がちょっと記憶喪失なので宙組版を思い描きました。)
2幕でエルマーら+トートに「ハンガリーの王冠が待つ!」とそそのかされ(?)、ハンガリー国王の幻想を抱く皇太子ルドルフ。
「我らを導け、エーヤンエーヤン、ルドルフ」のところです。
王冠を授かったルドルフを、大好きなママ・エリザベートが女神のように微笑んでたたえてくれます。
なんて美しい! あの輝かしい微笑みはルドルフの夢そのものでした。


・・・いかがだったでしょうか。
幻想の中というのは「夢のように美しく」なければなりません。
ハナちゃんはそれが上手いんだなあ~とつくづく思いました。