Mardi Gras !

『Mardi Gras』

今年は２月５日でした。
Mardi Grasの前に昨年の事を書こう！と思ってたのに、過ぎてしまいました・・・
もう旬ではありませんが、書く気になっているので、書いてしまいます。

Mardi Gras(マルディグラ)って

カトリックに関係する行事で、
Carnival（謝肉祭）の最後の日（常に火曜）をさす言葉。
フランス語で『肥沃な火曜日--Fat Tuesday』の意味です。

イースター（復活祭）４０日前から、Lentと呼ばれる節制期間に入るのですが、
その前に祝宴を１週間（程）行うんだそうです。これが、Carnivalです。
大騒ぎをしたMardi Grasの次の日は、Ash Wednsday（灰の水曜）と呼ばれ、
みんな何事にも節制（自制）するんですって。
（ちなみに友達は「コーヒーをやめる！」って言ってましたが、そんなんでいいんだろうか？？）

敬虔なカトリックの方は、教会でおでこに『灰で十字架』を書いて儀式を行います。

↑こんな感じ。ＮＹではたくさんこの額の十字架見ましたが、ダラスでは見ないなぁ～

・・・と長くなりましたが、今や、このカーニバル、マルディグラは大きなお祭りとなっています。

アメリカで、このマルディグラパレード地として一番有名なのが、
ニューオリンズです。
リオのカーニバルに並んで、世界主要カーニバルの一つだそうです。



フロートと呼ばれる山車（？）がパレードを行い、フロートに乗っている人が、沿道の人に向け、３色のビーズや偽コインを投げるのです。
そのビーズをもらうと幸運になると言われています。

　　　　
（緑→運命、紫→正義、金→権力）　　　ビーズを求める人々とベーゴ。

ベーゴはこういうバラマキ物をもらう事に、嬉しさを感じるようです。
フロートを見つけては、走っていく姿。忘れられません。

「こっちにくれ～」


「やったぁ。もらったぜぃ！」



そして・・・・

『裏マルディグラ』（←勝ってに呼んでます）にかなり衝撃を受けてしまいました。

『Show your tits !!（おっぱい見せろ！）』

ビーズをもらうために「ボロリン」と胸を出す女性がいるのです！
もう準備万端で下着はつけてません。

さすがにパレードメイン道路でこれをすると、すぐさま警察官が飛んできます。
（何人か警察官のお世話になった女性を見ました・・・中年女性も。）
でも、夜のバーボンストリート（酒場通り）では、もうお構いなしです。
『警察なんて関係ない！』状態です。

あちこちで、「Show your tits!」コールが聞こえてきました。


男性をその気にさせる女性ベランダに登場！
「ビーズちょ～だ～い」


群がる野郎どもとベーゴ。

「ボロリ～ン」

どよめく野郎どもとベーゴ。


慌ててビーズを投げようとするベーゴ

「・・・・・・・」
言葉がありません。

純粋なわたくし、かなりショックでした・・・

その後も、「Show your tits!」と聞こえては、左へ右へと走って闇へ消えていくベーゴ。
そして、一人取り残される私なのでした・・・　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

大量の収穫物を前に満足げなベーゴ。

・・・の隣で、「この大量ビーズどないしよう・・」とうなだれる私でした。

＜来年は２月２４日がマルディグラです。約１週間前からパレードは始まります。
ぜひ、昼と夜のマルディグラを楽しんでみては