日本帰国② 別府温泉 地獄巡り

今回の帰国でもう一つの目的は、別府にあるお墓参り。
ベーゴの両親、福岡に住んでいるベーゴの叔父夫婦、叔母夫婦も参加して、
総勢４組８名で行きました。

お墓参りの後は、別府温泉へ。
数ある地獄のうち４つを巡ることに。

明礬地獄（みょうばんじごく）


ここは江戸時代から、明礬（湯の花）を採取している場所だそうです。
写真のような小屋（？）で採取された湯の花は、お土産として売られています。
リュウマチや皮膚病に利くそうです。

また、温泉タマゴも売っていました。（トップの写真）
中の黄身はオレンジ色でとっても濃厚なお味でした。

温泉タマゴを茹でているカゴの中に、お芋が入っていたので
売り物だと思って取ろうとしたら、「あっ、それ私のです」って。
観光客が勝ってに入れてるものでした。
もー、紛らわしいのよねー

坊主地獄


９０度も越す泥が”ブクブク”と噴出していました。
その噴出した泥が、坊主の頭に似てるから『坊主地獄』の名がついたそうです。

＜ほんと、坊主の頭にそっくり。おかしい。

また昔、ここにはお寺があり、そのお寺の真下から突然湯が噴出し、
お坊さんはお寺とともに、吹っ飛んだそうです。
吹っ飛んだ跡地は、大きく土地がへこんでいました。

地下の活動が弱まってきているみたいで、
いくつかある写真のような『坊主』は、年々小さくなっているそうです。

海地獄


この青さは、硫酸鉄によるもの。

ほんと南の海のようにきれいなブルーでした。
思わず入りたくなります。
が、涼しい顔の海地獄ですが、なんと１００度近くもあるんです。

同じ敷地内にある、蓮の花が咲く池。
その名も・・・
極楽池


地獄の中の極楽。不思議な感じです。

蓮の花と水面に紅葉を映し出すこの池は、極楽のようにきれいでした。

血の池地獄


＜血の池って・・・

その名前に驚きましたが、当の池を見て納得。
池全体が真っ赤でした。まさに血の池。

これは酸化鉄によるものです。

ここで地獄めぐりは、終わり。一路、旅館へ。

久しぶりの温泉。久しぶりの湯船
肌もツルツルになって、気持ちよかった～

温泉のあとは、待ってました！お料理。
新鮮な刺身とお鍋。そして、テッサ。
テッサは、歯ごたえがありおいしかったなぁ

１泊２日でしたが、２年ぶりに会う叔父叔母とそして両親と
旅行が出来て、いい思い出でした。
いろいろと世話を焼いてくれた叔父叔母、両親に感謝です。

　　　　　

ちょっと余談。今回九州に行って気づいたのですが、
街の看板（道路標識など）に、韓国語が併記されているのです。
何年か前に、韓国や中国からの観光客が多い（積極的に誘致している）と
聞いたことがあります。
実際にこの目で見て、その人気（客の多さ）に納得しました。
確かに、各地獄で韓国人、中国人観光客に出会ったし。