ポンッなクセ。

ベーゴはまた財布を失くしました。
またです。

彼はお財布に関して、セキュリティが甘い！！

数え切れないほど落としているのです。

日本にいる頃。
出張で東京行きの新幹線でのこと。
車内で何か買い物をし、そのままお財布をポンッと窓際に。

そして、そのまま下車。
そこでハッと気づいたのです。
運のいい事に、駅員さんがすぐ連絡を取ってくれて無事手元に帰ってきました。

実は、新幹線での財布忘れは、この後もう一度するのです。

また別の日。
彼は夜一人、財布一つもって近所の吉野家へ。
満腹で上機嫌な彼は体も温まり、車に乗る前にジャケットを脱ごうと
手に持っていた財布を車の上にポンッ。

そしてそのまま

帰宅後ハッと。慌ててお店へ行きましたが、どこにも見つからず。

翌日、望みをかけて警察へ。
親切な人がいるものです。すぐに届出をしていてくれました。
財布を車の上にのせたまま発車したので、店前の歩道に落ちていたそうです。
それを通りかかった学生が、見つけてくれたのです。

まだまだあります。

ＮＹからダラスへ引っ越す前日。
超残業で、タクシーで午前２時に帰宅。
家に着く前に、事前に料金を財布から取り出し、
またもや財布をそのままポンッ。

下車して数歩歩いて、ハッと。
急いでタクシーを追いかけましたが、運転手は気がつかず

慌ててタクシー会社に電話しましたが、車両ナンバーも覚えておらず
何もできませんでした。

翌日、朝一番に引越し業者の方が来るので、作業が終わるまで何もできず。
そして、その翌日にはダラスへ向かうので、時間は引越し当日の夕方だけ。
何度もタクシー会社に電話し、夕方警察にも行きましたが、何も届出なし。

当たり前です。そこはＮＹ。出てくる方が珍しいのです。（なんて言ったら
怒られちゃいますね）
現金（＄５００も！）、会社へ清算する立替レシート、クレジットカード、免許書を失くしたのです。
後味悪く、ＮＹを去ったのでした。

これ以外にも、お手洗いでポケットから落とす、レストランで支払い後、戻ってきたカードをウォレットから抜き忘れ（テーブルで支払いをするので、そのカードをテーブルに置き忘れ）。ホテルの部屋に出しっぱなし。などなど。

そして、今回。
帰国中の彼は昨夜、両親達と近所の中華レストランへ夕食に出かけたのです。
またもや財布一つぶら下げて出かけたベーゴ。
またまたまた財布をポンとテーブルに置いたのです。

そして（日本時間の）今朝、ダラスに戻るので朝一番の飛行機に乗る予定の彼は、
身支度をしている時にハッとなったのです。

朝８時。まだお店は開店していないので、確認とれないまま伊丹を出発。
その後、父が再度お店に行ってくれ、財布の確認がとれました。
日本は親切な方が、たくさんいらっしゃるものです。
彼らの後にいらしたお客さんが見つけ、お店の方に届け出てくれたのです。

彼とは正反対に貴重品には異常なほどガードする私には、彼のポンッなクセが信じられません。
何度このクセを注意しても、治りません。
今までは、周りの方が親切だったので、殆ど手元に戻って来ています。
でも、いつかまた、痛い目に会うに違いない！（断言できます！）

彼のこの悪いクセ。なんとか治す方法はないのでしょうか？