木っ端役人のぼやき

定年退職のカウントダウンの始まった50代!これで、長年の宮仕いも終わりかぁ~!!

天下りは功罪とも言えない世の中です。

2010-07-21 03:45:53 | Weblog
みんなの党は、公務員改革で必死です。
先だって、ある新聞を見てたら、「下り官僚、出向を拒否」と言う記事が載っていました。

どうも、50代になって、肩叩きをされ、同期が出世するみたいだから、ここの省で働くのも、働き辛いだろうから、出向して、早期退職したらどうかと、上司に言われたそうです。

で、本人は、戻る職がないのは、出向でないと、断り、自分で、就活してるらしいのです。
私からみれば、何と贅沢な悩みと思えます。

公務員は、キャリアと言う人たちから、末端の地方公務員まで、終身雇用みたいなところがあり、定年と言うものがあっても、何だかんだで、雇ってくれます。

中には、もう宮仕えはうんざりと言って、辞めていく職員もいます。
でも、大半の職員は、お金のために、働きます。と言うか居残ります。

私は、有能の人は、働いてもらって、多いに結構と思ってます。
しかし、この辺が公務員。

一旦、若い時に、採用されれば、仕事が出来る、出来ない、関係なく、将来が保障されます。
だから、勤務評定も、出来る人と出来ない人と差異はなく、出世で左右させます。

で、この辺が、キャリアと地方公務員の違いでしょう。

キャリア組の方たちは、同期で、事務次官(公務員でトップの座)の人が出れば、出世競争に負けたとされ、恥ずかしくさせないために、その省ではなく、給料はそれなりにもらえるところを斡旋し、そこで、または、次のところで、食っていけるようにポストが充てられます。

ホンと、なんて恵まれていることでしょう。

地方公務員の場合、定年が60歳です。
60歳過ぎれば、公務員でなくなります。

当然、同期が本庁の部長になっても、自分は競争で負けたと思っていても、出先機関の長くらいで、定年を迎えます。
で、全員が全員、部長級へ昇格する訳ではありません。

ふるい落とされます。
落とされた職員は、ヤル気をなくし、昔で言う窓際族になります。

だって、そうでしょう。
いくら、頑張っても、一旦、ふるい落とされた職員は、二度と追いつくとことも、追い越すことも出来ないのですから。

そんな職員が50代になると、山のように出ます。
当然、職場の士気は失せ、お役所日の丸的な、仕事になってしまうのです。

そこ行くと、キャリアは、上に同期がいないため、自分が、その省にいて、ヤル気がなくなることはありません。
なんて素晴らしい人事システムでしょう。(この考えが変?)

ここを政治家も国民も叩きます。
これは、キャリアの特権であり、行政を停滞させないための苦肉の策です。

全員、60歳定年までいたら、地方公務員のようにヤル気な失せた公務員が、中途半端な上司で残り、まったく持って、つまらない職場になってしまいます。

それで、このままでは困ると言うので、人事課もあの手この手で、策を打ち出すのですが、天下り法人がないため、いかんせん上下関係で、同期がいるのは、無理があるみたいです。

それでも、さすが公務員、定年しても、年金が満額支給されるまで、再雇用されるのです。
そういう人たちが、新規採用のポストを食ってます。

もう、顔中、シミだらけ、皺だらけの、職員が、苦手なパソコンを前に悪戦苦闘してます。
あの人たち1人雇うくらいで、新規採用が3人くらい採用出来そうです。

文句を言わなければ、何時まででもおいしいところが役所なんです。

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選挙を無視する地方公務員たちです。

2010-07-12 23:41:04 | Weblog
7月11日(日)は、参院選の国政選挙がありました。

私も公務員の端くれ。
誰に投票しても、余り意味がないと思いつつも、投票しました。

午後8時に投票が終了するや否や、各テレビ局は、早々と、候補者の当確を出してました。
開票作業が済んでないのに、当確が出るのは、凄いです。

役所は、確実に確定するまで、発表しません。

役人は、こずるいので、下手に当確なんか発表して、その根拠は何だとクレームが出るのを嫌うため、絶対にクレームが出ない状態で、発表します。

これは、選挙だけの話でなく、万事が万事です。
役人は、先ほど、書いたようにこずるいので、クレームが出るような事を、異常なほどに嫌います。

今日(月)も出勤しましたが、職場で、選挙の話題は出ません。
役人は、行政サイドであり、立法サイドの話をするのは、タブーなのです。

だから、気持ちの中では、色々思いはありますが、同僚であっても、自分が何処で足をすくわれるか分からないので、何事もなかったような振る舞いをするのです。

まぁ、首長だけは、メディア向けにコメントを発表してましたが、首長は、選挙で選ばれた人ですが、私ら三流公務員は、試験で採用された役人です。

役人は、与野党が逆転しようが、どうしようが、決められたことを粛々と、こなすだけです。
だから、ロボットのような存在です。

私たちだって、血税を払っているし、皮膚を切れば、真っ赤な赤い血が出る人間です。
それを、自分たちで、人間でないと、決め付けているのです。

だから、県民や市民が困ろうが、法や条例に従って、粛々と執行するから、県民や市民から嫌われるのです。
私から言えば、もう少し情のある行政サービスできないかと思ってます。 
 


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無能な地方公務員が多いみたい。

2010-07-09 22:08:40 | Weblog
私が、そうだからと言って、全員がそうだと分かりません。
公務員も色々あり、単純には、国家公務員と地方公務員の二つに分かれてます。

で、私は地方公務員です。
公務員になって、知らされたのですが、いわゆるキャリア。

国家公務員の上級試験に受かった人たちです。
この人たちは、東大出の人が多く、日本国は、このキャリアで、左右されていると言うか、動かしていると言っても、過言ではありません。

このキャリアが、天下りなどおいしいシステムを築いているのです。

公務員になるなら、国家公務員のキャリアになるのが良いに決まってます。

ですが、一般的に、未成年で、東大に入る人は、神童のような人たちばかりです。

凡人は無理です。
で、凡人でも、公務員になりたいなら、地方公務員を目指します。

当然ながら、国が決めたことを、馬鹿の一つ覚えのような仕事をやらされるのです。

そんな、仕事をしてると、モチベーションは、当然ながらありません。
そんな状態で、公務員バッシングされれば、堪ったものではありません。

しかし、一応、犯罪に手を染めなければ、終身雇用が約束されるのです。

景気が良い時は、給料が少ないので、寂しい思いをしますが、景気が悪いと時は、リストラがないので、安心です。

でも、人事院勧告と言うのものがあって、民間給料の平均しかもらえません。

いくら、頑張っても、給料が、勧告より上回ることはないのです。
そうなると、地方公務員試験を受けて入って来る者は、中途半端に頭が良いのですが、仕事に対して能力があるかどうかは別です。

途中で首に出来ないので、仕事が出来ない者も、一生雇わざるを得ず、ここが困った問題です。
若い時に、筆記試験の成績がそれなりに良かっただけで、仕事が出来る保障もないのに、雇ってしまったので、ろくな職員も多いのです。

そんな中で、出来る職員と能無し職員が混在するのが、地方公務員、地方の自治体です。

そんな集団が、税金をもらって、良い仕事が出来る訳がありません。
私の周りの職員も、変人が多いし、偏った考えの者が多いです。

私も含めて、何故首にならないこと、ホンと不思議ですが、首になる制度がないから、致し方がないのです。

こういう実態を、1人でも多くの、県民、市民に知ってもらいたい。



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公務員人生もいよいよか?

2010-07-06 03:51:17 | Weblog
進学しても、専門的に習いたいものはなく、長い苦手な論文も書くのが嫌で、何気なく、受けた公務員試験。
国家公務員試験と地方公務員試験を受けたのですが、通知が来たのは、地方公務員でした。

それで、何をするところか一切分からず、受かったのだから、入ろうと思い、入った公務員の世界。
右見ても左見ても、何も分からない状態でした。

あれから、30余年。
定年と言う言葉が頭をよぎる歳になりました。

色んな仕事をしました。
結果、自分で出来ないものばかり。

これでは、公務員は自分に合わないと思いつつ、かといって、やりたい事もないので、ずるずると着てしまいました。
まず、徹夜の残業が出来ない。

身体が弱く、年に6回くらい風邪引いてました。
また、新しい発想が出来ない。
機転が利かない。

考えが前向きでなく、何かでつまずくと、やっぱりダメかと、マイナス思考です。

そんな私でも、ささやかなりに、結婚して、家庭を築き、小さくても良いから一軒、家を構えたかったのです。
私のような者でも、公務員と言うことで、何とか、お嫁さんがきてくれました。

最近、生き甲斐、遣り甲斐、働き甲斐を意識するようになりました。

遅いと言われれば、それまでですが、そこまで考えるゆとりが今までありませんでした。

残りの人生をどう過ごすか?
残りの公務員生活をどう過ごすか?思案中です。



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