木っ端役人のぼやき

定年退職のカウントダウンの始まった50代!これで、長年の宮仕いも終わりかぁ~!!

総理の血迷い!?

2008-04-11 21:04:07 | Weblog
首相「人事権の乱用だ」、小沢氏「既得権益はだめ」

 福田首相と小沢民主党代表による今国会初の党首討論が9日、行われた。

 首相は日銀正副総裁人事をめぐり、民主党が財務省出身者ら4人を不同意としたことを「権力、人事権の乱用だ」と厳しく批判した。

 首相は「適材適所の場に官僚であった者が就くことがそんなに悪いのか」と述べたうえで、「人事権は政府にある。よほど変な人事をしなければ認めるのが国会同意人事の制度だ」として、民主党の対応は行き過ぎとの認識を示した。

 民主党の意思決定についても「正直言って翻弄(ほんろう)された。誰と話せば信用できるのか示してほしい。民主党の結論が遅く、本当に困っている」と強い不満を表明した。

 これに対し、小沢氏は「日銀正副総裁の中に、必ず旧大蔵省(財務省)がポストを占める既得権益がいけない」と指摘し、同党の対応の正当性を強調した。

 この後の記者会見で、政府が日銀副総裁候補として再び財務省出身者を提示した場合の対応について、「私は変わらない」と述べ、反対する考えを示した。

 「権力乱用」との首相の批判にも「人事権、予算編成権は政府にあるが、参院の過半数の意思を尊重して野党の意見を取り入れるのは当たり前だ。文句を言うなという話では、国会がいらなくなる」と反論した。

(2008年4月9日22時31分 読売新聞)

**************************************************************************

この党首討論で、総理は何で僕ちゃんの言う事を聞いてくれないの?
訳が解んない!!!

としか聞こえてこない。
これは、今まで自民党政権下で長年、政府も国会も馴れ合いになっていて、国会と言うものを軽視してきた結果であって、僕ちゃんの説明不足と野党の意見への理解不足から生じたものであって、総理が憤慨するのは、分からず屋の頑固爺としかみえない。

仮にも一国のリーダーが野党に翻弄されて困っているなんて、リーダーとして失格ではないか。持論があるなら、野党に説明できる説得力も必要ではないか。

日本は三権分立の国であって、立法府、司法府、行政府に分かれているのは、学校で習った周知の如くではあるが、立法府は国会であって、法案等を審議する場であり、他で審議する場はない。

内閣で決めた事がすんなり通れば、まさしく小沢代表の発言のように国会と言う機関が不要と言う事を指すのであって、総理は、根本的な事がまったく理解していない、まさしく僕ちゃんだ!!!

誰か僕ちゃんに教えてあげる先生はいないのか



暫定税率廃止!!!

2008-04-04 19:27:26 | Weblog
暫定税率減税分の使い道
4月4日19時5分配信 ツカサネット新聞

暫定税率の期限切れに伴い、ガソリン値下げが実現した。テレビの報道番組などで、消費者へのインタビューを聞いていると、多くの人が、「これで値段を気にせずガソリンを給油できるので、どんどん車が使えるようになりました。」というような意見を口にしている。それを聞いて、私としては、今回の混乱と暫定税率の期限切れとは、一体何なのだ?という疑問を抱いた。

ガソリンの税金が下がったので家計が助かる、と言うのならわかる。リッター150円が125円になれば、その分家計支出が減って、家計に余裕ができる。貯金するなり、何かを購入するなり、別の用途で使えるということなら、無用な混乱の末とはいえ、多少は意味があったのかなと思う。

しかし、ガソリン代が下がったから、どんどんガソリンを使えるというのは、方向性として正しいのだろうか?もし、そう考える人が多いのなら、暫定税率は早く元に戻して、環境目的にでも使うべきなのではないか?と私は思う。

政府が、暫定税率維持の理由として、環境問題を持ち出してきたのは、いかにも付け焼刃だった。正論ではあるけれど、真剣に考えた結果とは思えなかった。環境対策、排ガス規制、化石燃料の有限という問題を考えると、ガソリン使用を促すような政策は時代に逆行しているのではないか、と思ってしまう。国民がこんなに低い意識では、環境問題なんか、解決するわけがない。

ガソリンが安くなって、自動車の利用が増えると、それに伴い消費活動も増えるから、経済に好影響を及ぼすという考え方もあるだろう。でも、車を使うためのガソリン代に減税分を回してしまうと、消費はあまり増えないのではないかと私は思ってしまうのだが‥‥‥。

与党も野党も、真剣に国民のためを考えた政策を行っているわけではないし、国民も税金が下がったと喜んでいるだけのことで、その意味も影響も真剣には考えていないのだなぁと、あらためて痛感させられた。この国は、本当にこんないいかげんなことばかりしていて良いのだろうか?不安感が増すばかりだ。

**************************************************************************

>与党も野党も、真剣に国民のためを考えた政策を行っているわけではないし、国民も税金が下が
>ったと喜んでいるだけのことで、その意味も影響も真剣には考えていないのだなぁと、あらためて
>痛感させられた。
>この国は、本当にこんないいかげんなことばかりしていて良いのだろうか?
>不安感が増すばかりだ。

この記者ばかりでない。
私も日本の将来を危惧している。

与野党もねじれ国会になってしまって、困惑している状態で、膠着状態になっている。

野党は衆院の早期解散!と言ってるが、果たして国民が今の民主党に傾くだろうか?

民主党は、他の野党と同じように何でも反対してるだけで良いと思ってるのだろうか?

それは大きな間違いだと思う。

ねじれ国会でこそ、与野党が国会で充分話し合い、より良い法案を策定すべきではないだろうか。

今の国会(委員会を含めて今までの国会全て)は常に与党がいて、野党がいて、多数決で採決する形だが、答弁の仕方が非常に不自然だ。

これは、国会だけでなく、地方議会もそうだ。

質問者に持ち時間が与えられ、質問の最後に「・・・ついては○○総理(大臣)はどうですか?」と尋ね、答弁者が質問される度に、登壇して回答するのだが、一々席を立たなくても、マイクがあるのだから、その場で会話方式で答えればいいと思う。
また、議長(委員長)が○○君と言わない限り、発言出来ないなら、質疑応答として、自由質疑にした方が与野党で良い法案を策定出来るのではないだろうか。