木っ端役人のぼやき

定年退職のカウントダウンの始まった50代!これで、長年の宮仕いも終わりかぁ~!!

亡き父の一周忌法要

2007-12-10 03:33:14 | Weblog
昨年、父が他界して、もう1年経とうとしている。

早いものだなぁ、、、。

父が息を引き取り、病院の看護師さんから、すぐに葬儀社一覧を渡され、おぉ、いきなりかい今亡くなったばかりで、即刻葬儀社連絡かい?

もう、葬儀社は決まっていたので、そこの葬儀社へ電話するんだけど、手が震えて、震えながら、相手に電話したのを覚えてる。

でも、ドラマなんか観てると、泣き崩れるシーンがあるが、私は涙さえも出なかった。

今、父が永眠したと言う事実に直視しながらも、事務を淡々と進める自分が不思議でならなかった。

病院でして、病室に戻ったら、もう父はベッドにいなくなり、他の人に聞いたら、安置所へ運びましたと言われ、病院の安置所へ行こうとしたのだが、一向に安置所が見つからず、また、別の人に聞いたら、そこの安置所は札もなく、案内表示もされてない、まるで、倉庫のようなドアだった。

父はそこにいた。
もう、顔には白いハンカチが被せてあった。おいおい、今死んだばかりで、もう被せるんかい

もう、そこから父の人生のピリオドの幕が上がった。
葬式、明くる年(即ち今年)35日法要、100日法要、新盆の営み、そして、昨日の一周忌法要。

私は、この間、父とお別れはしたが、泣きじゃくる事が一度もない。
皆、オウオウ泣くと言うが、私は異常なのだろうか

昨日は、身内だけの法要で、身内が一同に会するのは、久しぶりだった。
話に花が咲いた。
兄の話、私の息子たちの話、母親の姉妹たちの話。話が尽きる事はない。
しかし、皆明日(今日)もある事なので三々五々解散した

私も父の名義書き換えで奔走した。
おうじょうした。遺産分割協議書が作成されたのも、私が転勤する日の3月31日まで掛かった。

しょっちゅう、残された母へする日々が続いた。
最初は、も長かった。お盆までは、大変だった。

1年はあっと言う間だった。
12月17日午後3時14分で丸1年になる。
その間、父が夢枕に立つ事は一度もなかった。
まぁ、父もホッとして、この世に未練がなかっただろう、、、。

来年のこの時期は、もう3回忌だ。
目まぐるしい1年だった。