木っ端役人のぼやき

定年退職のカウントダウンの始まった50代!これで、長年の宮仕いも終わりかぁ~!!

秋葉原通り魔殺人事件に思う、、、。

2008-06-29 04:45:36 | Weblog
6月8日悪魔が降りてきた。

午後0時半ごろ、東京都千代田区外神田1丁目のJR秋葉原駅近くで、トラックが歩行者天国の通りに突っ込み、通行人をはねた。運転していた男は車から降り、数分間にわたって通行人らを次々にサバイバルナイフで刺し、7人が死亡、10人が重軽傷を負った。警視庁万世橋署員らが現場で男を取り押さえ、殺人未遂の現行犯で逮捕した。

 警視庁などによると、男は静岡県裾野市、派遣社員加藤智大容疑者(25)。調べに対し「人を殺すため秋葉原に来た。世の中が嫌になった。誰でもよかった。きょうは1人で来た」と供述しているという。警視庁は同署に捜査本部を設置、動機などを調べている。

 通り魔事件としては、過去30年で最悪の被害とみられ、無差別殺傷事件では、7年前の6月8日に起きた大阪の校内児童殺傷事件の8人に次ぐ死亡被害者となった。

 捜査本部によると、死亡したのは、松井満さん(33=神奈川県厚木市)ら19~74歳の男性6人と東京芸大4年、武藤舞さん(21=東京都北区)。7人のうち少なくとも6人はナイフで刺され、2人はトラックにはねられていた。

 重軽傷は同署交通課の警部補(53)ら男性8人と女性2人。警部補は路上ではねられた人の救護に当たっていた際、背中を刺され重傷を負った。

 調べによると、加藤容疑者は車が通行できる神田明神通りから歩行者天国の中央通りにトラックを乗り入れ、3~4人をはねた後、中央通りとの交差点を越えて停車。トラックから降りて中央通りに向かい、次々に通行人らに襲いかかった。

 近くの交番の警察官は人がはねられた音を聞いて現場に駆けつけ、ナイフを持った加藤容疑者を発見。警棒で数回殴ったが逃げたため、拳銃を抜いて警告したところ、加藤容疑者はナイフを捨てた。非番で居合わせた蔵前署の警察官らとともに取り押さえたという。

 ナイフは全長23センチ(刃渡り13センチ)。トラックは静岡ナンバーのレンタカーだった。加藤容疑者は人材派遣会社が契約しているマンションに住み、静岡県内の自動車部品工場で働いていた。

 秋葉原は海外からも観光客が訪れる電気街。最近は「メード喫茶」やアニメショップなどが進出し“オタクの街”とも呼ばれる。現場の周辺は当時、買い物客らでごった返していた。

(日刊スポーツ) [2008年6月8日22時29分]



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凄い事件が発生した。
携帯の掲示板サイトに何度も書き込みをして、犯人は殺人を誰か止めて欲しいような事が書き込みされていた。

派遣としておかれている境遇。その不安定な生活。そして、誰も見向きもしない孤独感。

しかし、健常な人間が社会からの疎外感だけで、ここまでするだろうか?

人間は一時、悪魔に変貌してしまうのか???

歩行者天国!それも人通りの多い秋葉原で、人を殺す事で自分の存在を社会に見せ付けるだけの単なる手段、それも最悪な手段で、、、。

こういう言い方は変だけど、東京タワーの鉄塔に一人で登るだけでも、世間は犯人に目が行っただろう。

何故、罪の無い自分と何の関係も無い人を殺したのだろうか。
そこまでしないと自分自身を抑えられなかったのだろうか。

25歳、まだ若い。落ち着いて考えれば、正職に就ける道はいくらでもあっただろうに、、、。

結果、7人の方が亡くなられた。<合掌>

この後、歩行者天国は中止になってしまった。

派遣
これは今、社会問題になっており、正規社員との給与格差が酷い。
もし、派遣と言う制度がなければ、犯人はハローワークで正規社員に就けて安定した生活が送れたかもしれない。

現代社会が加藤智大と言う人物を作り出ししてしまったのかもしれない。