鴨が行く ver.BLOG

鴨と師匠(ベルツノガエル似)と志ん鳥のヲタク全開趣味まみれな日々

「東京城」見てきました

2021年07月25日 17時53分55秒 | 美術館・博物館
久しぶりの「美術館・博物館」カテゴリですが、そういう施設に出かけたわけではないヽ( ´ー`)ノ
東京オリパラに連動したこんな野外企画展示を観に行ってまいりました。

会田誠 東京城 | パビリオン・トウキョウ2021

パビリオン・トウキョウ2021

 


現代美術家が手がける9つのオブジェを都心に展開するという、ある意味バブリーな企画ではありますヽ( ´ー`)ノ
美術系メディアで紹介されていますが、企画そのものには正直「何でもかんでもオリパラに絡めてくるなおい」ぐらいの感想しかありませんヽ( ´ー`)ノ
が、この会田誠作品だけは、相変わらず「計算された逆張り」で、良くも悪くも揺るぎない製作コンセプトがさすがの一言。オリパラ開催期間中に一度実物を見たいと思い、炎天下の午前中、日傘をさしてえっちらおっちら、神宮外苑銀杏並木まで出かけてきました。

ははははは。

ははははは。

予想以上のインパクト!
冒頭写真でダンボールのお城の手前を歩いているお巡りさんと比較していただくと、そのデカさがおわかりいただけると思います。この目で見るまでは、「パラリンピック閉会までにボロボロになっちゃうんじゃないの」と思ってましたが、かなり堅牢な作りです。来週の台風がある意味見ものかと(笑)特にダンボール城の方は、ちゃんと窓がくり抜かれていて、中に鳩の巣あるんじゃないかとヽ( ´ー`)ノ

周囲、鳩だらけ。

会田誠がこの作品に込めた想いは公式サイトのリンク先を読んでいただくとして、何というかこぅ、シンプルに楽しいですね。ツイッターで「美しい銀杏並木が台無しだ」と本気で怒ってる人のツイートを目にしましたけど、それ、会田誠の思う壺ですから(笑)鴨は好きですよ、これ。お散歩がてらにもう一度見に行ってもいいかな。

日傘不要の銀杏並木。気持ちいいです!

ただ、銀杏並木の先、聖徳絵画館周辺はオリパラ関連施設が集中しており、一般人立入禁止区域となっています。お巡りさんと機動隊車両がゴロゴロしていて、とても物々しい雰囲気。コロナ下の緊急事態宣言に輪をかけた「非日常感」に満ちています。この独特の雰囲気は、東京に住んでいる人間ならではの感触かもしれません。

そして鳩まみれ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« なぜこの時期に | トップ | パキポ 夏でも頑張る »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

美術館・博物館」カテゴリの最新記事