よりみち神社紀行

神社/お寺ファンの独り言。お参りの記録や神社ネタなどを中心に。お絵かきや、その他色々…

歴博企画展示『神社とは何か?』

2006年05月06日 19時45分04秒 | 神社・お寺

いつもの相方(萌木氏)と、氏のセリカに乗って、
千葉県の国立歴史民俗博物館(通称「歴博[れきはく]」!)で行われている企画展示、
「日本の神々と祭り -神社とは何か?-」
を見てきました。

 企画展示は、『神社』というものを、精神的な面だけでなく(むしろそれ以外の)
環境保存機能、建築・工芸技術の保存、美術品など資料の保存、儀礼や芸能の保存、
また観光資源としての機能、といった、多面的な観点から研究した成果の
展示、というものでした。
具体的には、4つの神社を取り上げていました。

 ・出雲大社 : 古代の祭祀と神話
 ・伊勢神宮 : 神宮に保存されている神宝の展示 → 資料保存機能
 ・厳島神社 : 寝殿造の社殿について → 建築技術の保存機能
         さまざまな奉納品 → 資料保存機能
         神社を訪れる人々・要人・周囲の町の変遷 → 観光資源
 ・祇園 八坂神社 : 祇園祭 → 都市の祭礼による芸能・文化保存機能

こうやって、体系付けて、それぞれについて展示を含めて紹介されると、
確かに、なるほどなあ…という感じで、「神社」というモノの
色々な側面がわかりやすく見えてくるような気がしました。

もっとも、今回の展示は非常に大規模な神社ばかりで、
実際の神社の多くは、これらのような、権力との関係が強いような神社だけでなく、もっと
地域に根ざしたような、小さめな神社も多いと思うけど、まあ
考え方の枠組みは、同じようなものなのかな。

それよりもとにかく、
出雲大社付近で発掘された青銅器・勾玉などの品々や、
伊勢神宮の見事な神宝や、厳島神社の納経といったきらびやかな奉納品などを見れて
満足でした(´⊇`)

 ・ ・ ・

 帰りにちょっと足を伸ばして、千葉県の先っぽ、銚子方面へ。
総武本線・猿田駅/猿田神社近くのお蕎麦屋さん、
「萬屋(まんや)」さんへ行ってきた。
地元では有名らしく、かつその独特な麺で一部に話題らしい。。
行ったら、確かににぎわってた。列が出来てたよ。


てんぷらそばを注文。。

たしかに独特だ…
うどんに近い太さだが、確かに蕎麦。
極太の更科蕎麦だった。しかもボリューム万点。
食べてみたら、つるつるしていてなかなかよかった。おなかもいっぱいになった。


 ・ ・ ・

その後、そのまま近くの猿田神社、それから足を伸ばして
隣町、香取郡東庄町の東大社(とうだいしゃ)と、左右大神へ行ってきた。


■猿田神社。もちろん御祭神は猿田彦大神。そして天鈿女命、菊理姫命。
周りは普通の農村といった風情なのですが、社殿は非常に大きい!


参道の石段の下を線路(総武本線)が通っていた。ちょっと面白い!



■東大社。御祭神は玉依姫命、鵜草葺不合命。県社です。
20年ごとに行われる例祭(大神幸祭)は、銚子まで神幸をおこなう非常に大規模なものだそうで、
「オオジン様のオオミユキ」として銚子地方では有名だそうです。


神社の裏の神苑、雲井岬からの眺望はなかなかです。耕地の向こうに利根川が。

ちなみにたそがれてる人物は相方の萌木氏。

■左右大神。伊邪那岐大神、伊邪那美大神。それで左右か!

小山のてっぺんにあるせいで、坂が異様にきついのが面白かった。

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