今朝のおはなし隊の
絵本は「キツネ」だった。
4年生には、難しいかなと思ったぐらい
大人が読むと、グサッと心にきた絵本だった。
片目が見えない犬と
飛べないカササギと
キツネの話。
キツネは、決して良いイメージでは描かれない。
このキツネも
「仲間ぎらいでなさけを知らない」
なのにやきもちやき。
カササギは、キツネのふりまく匂いを
仲良したちへの妬みや羨み
ひとりぼっちの誇りと悲しみが
ごちゃまぜになった変な匂いと言う。
気のいい犬は感じない。
キツネはカササギを誘惑して
飛ぶように走り
そして捨て去る。
犬もカササギもひとりぼっちがどんなものかを
知ることになるだろうさと。
気を奮い起こして立ちあがったカササギは
犬の待つほら穴に向かって旅立った。
(カササギはカラスに似ているが
おなかまわりが白くなっている。)
この絵本、手書きの文字で
レイアウトも変わっていて
読みにくかったわ。