この時期、売れているんでしょうね。本屋のベストポジションに
置いてありました。ついつい読んでみたくなり買い求めて
読み始めました、まだ最後まで行きついてないのですが、
この本、カフカの『変身』と並び称させる不条理文学と
して有名です。
今回の新型コロナウィルス、この感染や死亡など、人間を襲う
まさにこのウィルスそのものが不条理の権化のようなものです。
すでに世界で20万人近い人達が亡くなっています。
日本でも影響は、まだまだ衰えることなく、
突然、ウィルスに感染し、運悪く、命を落とす人もいます。
今のような医学が進歩した時代でも新型のウィルスについては
隔離政策しか有効な対策はありません。
みんな自宅に引きこもり、ただひたすらウィルスが勢力を
落とすまで待つしかありません。これはペストに書かれて
いた時代とまったく同じ状況です。
なんと人間って無力なんでしょうね。進歩をしているのでしょうが。
昔はペストによって、社会は大きな打撃を受けてきました。
19世紀末に北里柴三郎によって原因菌が突き止められ、
以来流行は減りましたが、いまでもペストの感染は続いており、
2004-2015年で世界で56,734名が感染し、死亡者数は4,651名
(死亡率 8.2%)だそうです。-ウィキペデアより-
日本でアビガンが有効な薬として注目されているが、対処する
ワクチンも日本で開発してもらいたい。
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