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渋沢栄一の生涯

2021-07-01 08:52:15 | 本・映画・テレビなど

渋沢栄一を書いた、「雄気堂々」上下を読み終えた。

ちょっと中途半端で、城山三郎さん、本当はもっと書きたかったのかな

と思ったりしました。新聞紙上で1年間連載だったそうです。

もう1年書くとよかったかもしれません。

40歳代で話が終わってしまいます。

それにしても江戸から明治へと時代の変革期、いろんな人が

その人なりのさまざまな活動をする、何か大変だったけど、素晴らしい

時代で、日本新しく生まれ変わる時代の勢いを感じます。

三菱とか三井とかの生まれる状況、西郷、大久保、木戸、板垣など

明治の私の知っている著名人が小説の中に出てきます。

こんな時代に、封建社会から、株式会社を実際に日本社会に定着させていく、

「日本資本主義の父」と言われる渋沢栄一、すごいですね。

でもそういわれるには、それなりの人との出会い、仲間とのつながり

があり、そして運もあり、それに本人の能力、実力も含め、

時代のあやなすあやがあるのと、彼の主義主張が小さな利益でなく、

社会の利益を求めた、崇高なところがあったからこそ、ここまで

評価されることになったのだと思います。

江戸から明治、志を持ちつつ、世に出ることなく、散っていった

若者たちの犠牲もある意味明治、近代日本を作り出してきたことが

よくわかります。

こういう時代のエネルギー、日本に今一度よみがえれば、更に

次の新しい時代に生まれることができるのにと思ったりしました。

でもそのエネルギーは戦争であったり、激しい競争の中で

生まれてくるもの、そんなことになるのも嫌ですが、でも何か

志の高い人が出てきてほしい。!!!

 

 

 


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