昨日から放送大学の心理学の面接授業を受けています。
土日の終日、二日間、スクーリングして授業を受ける、いわゆる
集中講座ですね。心理学実験講座はⅠ、Ⅱ、Ⅲとあります、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲは
講座の進捗ではなく、どの順番で受けても大丈夫です、すでにⅠとⅢは受けて
今回はⅡです。どの講座も心理学実験ですから、最初から実験でデータをとります。
昨日の実験は、年輩者には辛い記憶実験。
テーマは自由再生による記憶の系列位置効果の実験です。
プロジェクターに映る3文字のひらがなの綴りで、その単語が
9個、一つの単語が3秒間提示されて、次の単語へと切り変わる。
順番に9個提示が終わると、そこで記憶をたよりに解答用紙に
覚えている単語を書く。
この3文字が親密度の高いものが9個の9セット。
極端に親密度の低いもの9個の9セット。
という風の分かれて、それぞれ実験するわけですから。つまり 81個×2の
単語を記憶しているかどうかの実験です。
具体的には、次々と次のような単語が3秒間表示、そして順次変わっていきます。
「つくえ」 「れきし」 「くらす」 「ほんき」 「さゆう」 「めろん」 「ねむり」 「かいわ」 「うしろ」
全てが終わってから覚えてい単語を紙に記録する。
親密度が極端に低いものは
「こさい」 「くりん」 「すいよ」 「えしん」 「きるく」 「さけん」 「おかわ」 「せんそ」 「かはい」
これを終わってから書くんですよ。ちょっと覚えきれないでしょう。
それぞれ9セット 9×9 + 9×9 の182個をやりました。
これを、データでいろいろ処理するわけです。
記憶力の実験ですが、単純ではなく、その単語の親密度の違い、
その記憶の部分が前半、真ん中、後半で違いがでるのかとか、そんなことを通じて
人間の記憶力に迫るという実験なんですけど、
それはそれとして、自分の記憶力が落ちていることを思い知らされましたね。
ちょっとショックでしたね。
最近物忘れが多いのも、記憶力が落ちている証拠ですね、データでうなづけます。
ちょっと訓練して頑張らないとダメ!!!
今日もまた、実験が2つ予定されているので、とりあえず頑張ります。
テーマは
〇運動技能学習によるフィードバック効果
〇集団の認知(錯誤相関)
4週後に学校に紙ベースで、提出です。メールはNGです。