CourseOut

なんてことのない普通の暮らし。ちょっとしたことでもいいから、たまには〝CourseOut〟したいものです。

昭和侠盗伝

2022年04月17日 | 
浅田次郎の天切り松シリーズ第4弾。

書店でみて手に取る。読んだか読んでいないか自信がない。初版を確認し当ブログを確認。記事にしていない。よし読んでいない。


大抵読んだ本をもう一度買うときは大筋のあらすじはあまり覚えていない。しかし、大抵読み始めるとすぐ気づく。

読んだ。読んでいた。しかし生来の貧乏性のため、買ってしまったものはもう1回読む。

もう1回読んで良かった。いわゆる連作短編もの。個人的に好きな形態。この1本目が良かった。ワクチン接種後、15分の待機時間に終盤を迎えたが、涙を堪えらえられず、目立たぬよう服の袖で拭ってしまった。

先日、見たドラえもんもそうだが、作品には触れるタイミングがある。より、染みるのだ。


もともと好きな作家、好きなシリーズ。 第5弾は出ているようなので今年のうちに読んでしまおう。
コメント
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