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中国の不思議な役人/話 梅子

2006年11月14日 | 本。
中国の不思議な役人/話 梅子

中国で科挙が行われていた頃の話。
読みかけですがー。

科挙っていうのは平たく言うと公務員試験です。
ただ、試験方法がスゴイ。
持ち込んでいいのは、着替えと食事と筆記用具のみ(確か)。
会場に入る時に、徹底的に持ち物検査が行われ、
受験者は狭ぁい個室に押し込められて試験を受けるのです。
試験内容は小論文みたいなものだったかと。
この科挙に合格したくて、何年も何年も浪人するのがザラだったらしいです。
・・・・あ、この事はこの本には乗ってないと思います。
だから間違っているかも…。


そんな科挙に受かったお役人さんたちのお話。

学校の教科書の、漢文の日本語訳を読んでいるような感じです。
だから、さらりと読めますが、さらっとしすぎかも(^^;)

味気ない感じが無くもないのですが、内容は良いので、
宮城谷さんや夢枕さんあたりが書かれたら
もっと面白そうやなぁと思います。


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2 コメント

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Unknown (たま)
2006-11-15 21:15:47
日本には 科挙と宦官を取り入れなかったのは正解でしたね。不思議ではありますが。
(ちなみに、江戸時代にも馬の去勢は行っていないそうで やはり、心性的に抵抗があったのでしょうかね。)
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Re (竹子)
2006-11-16 18:02:20
>たまさん
そういえば、日本には科挙も宦官もありませんね。
実力主義という利点が科挙にはあるように思いますが、
お金持ちじゃないと十分教育受けられなさそうですし、
実力だけじゃないのでしょうね。
宦官については、どうしてわざわざ男の人を後宮に入れたのかなぁと思います。
女の人じゃダメだったのかしら。まぁいいですけどね。
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